最終回「赤江珠緒たまむすび」2857回の放送終え涙「大切な場所だった」11年の歴史に幕

赤江珠緒アナ
赤江珠緒アナ

 フリーアナウンサーの赤江珠緒(48)が、30日のTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月~木曜・午後1時)の最終回に生出演。11年の歴史に幕を閉じ、計2857回の放送を終えた。

 木曜パートナーの土屋礼央と出演。番組の冒頭で赤江アナは「レオレオ(土屋礼央)とラストダンス」と言って明るくスタートした。「11年やらせていただいて、本当に大好きな場所、すごく大切な大切な場所だった」と感慨深げに振り返り、「いろいろな人に出会えたからそれは本当に宝物です」とも語った。オープニングナンバーには斉藤和義の「やさしくなりたい」を選曲。「今リスナーさんに言いたい気持ち」と理由を明かした。

 また、番組が始まった12年4月2日の当日に男児を出産したリスナーと電話をつないでトーク。赤江アナは「同じ日ですもんね」とビックリしていた。番組と“同い年”の男の子も電話で登場し、赤江アナにこの先どうするのかと質問。突然の“フリ”に赤江アナは動揺しながら「仕事しかしてこなかった人生なので。ところどころお仕事もしながら、地に足をつけたことをしようかな。料理とか、車の免許を取ったりしようと思っているのよ」と優しく語りかけた。

 最後の30分は、各曜日のパーソナリティーや金曜MCを務める玉袋筋太郎や外山惠理アナなど、番組に携わった人からのメッセージを涙ながらに読み上げた。「お力添えいただき、本当にありがとうございました。ここまで番組をお引き立ていただいたスポンサーのみなさん、温かいお気持ちを確かに頂戴しました。感謝申し上げます。そしてスタッフの皆さん。ダメダメな赤江を引っ張り、檄を飛ばし、労り、進むべき道を教えてくれました。本当にありがとう。リスナーのみなさん、感謝の言葉が見つかりません。生活のお供になれたら、こんなにうれしいことはありません」と話し、「11年間の長きに渡り『たまむすび』を愛していただき本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます」とあいさつした。

 2012年4月に始まった「たまむすび」は赤江アナの飾らない明るいトークで人気に。今年1月に、3月での終了が発表された。赤江アナは理由について「子供ですね」と告白。現在5歳の長女を育てており「もうちょっと一緒に時間を過ごしたい」などと説明していた。

 4月以降は後継番組「こねくと」(月~木曜・午後1時)がスタート。メインパーソナリティーは俳優・文筆家・電線愛好家の石山蓮華(れんげ)が務めることが決まっている。

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