36年の間に3000人あまりの卒業生を輩出しました。宮城県加美町の小野田中学校が生徒数の減少に伴い4月、町内の別の中学校と統合することになり、29日、閉校式が行われました。

生徒:
「小野田中学校ありがとうございました。ありがとうございました」

加美町の小野田中学校で行われた閉校式には、全校生徒146人を含む地域住民ら300人あまりが出席しました。

式では、小野寺英一校長が「寂しさもありますが近い将来、必ず統合して良かったと誇らしく胸を張る時を迎えることでしょう」と述べました。

このあと、生徒会長の小山奏多さんがお別れの言葉を述べました。

生徒会長 小山奏多さん(2年):
「36年分の歴史と伝統を礎に(新設される)鳴峰中学校の新たな歴史を刻んでいくことを私たちは誓います」

生徒会長 小山奏多さん

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生徒(1年生):
「みんなのりが良くてとても過ごしやすい学校だった」


生徒(2年生):
「とてもあいさつが良くていい学校だった」

小野田中学校は3月末で36年の歴史に幕を閉じ、4月1日に町内の宮崎中学校と統合し新設される鳴峰中学校として新たにスタートします。