エジプト南部アビドスのラムセス2世の神殿で出土した羊の頭部のミイラ。エジプト観光・考古省提供(撮影日不明、2023年3月25日提供)。(c)AFP PHOTO / HO / EGYPTIAN MINISTRY OF ANTIQUITIES

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【AFP=時事】エジプト観光・考古省は26日、南部アビドス(Abydos)でラムセス2世(Ramses II)の神殿に供物としてささげられた2000頭分の羊の頭のミイラが、米考古学チームにより発見されたと発表した。

 発掘したのはニューヨーク大学(New York University)のチーム。このほか、イヌやヤギ、ウシ、ガゼル、マングースのミイラも出土した。

 アビドスは首都カイロから南に435キロ離れたナイル(Nile)川沿いに位置し、古代の神殿や墓が多数あることで知られる。

 米チームの代表サメフ・イスカンダル(Sameh Iskandar)氏によると、羊の頭は「供物」で、「ラムセス2世の死後1000年を記念する儀式が行われた」ことを示している。

 ラムセス2世は紀元前1304年から1237年まで、約70年にわたりエジプトを統治した。

 チームは他にも、約4000年前に建造された厚さ5メートルの壁がある宮殿の一部を発見した。複数の像やパピルス、古代に生えていた木、革製の服や靴も見つかった。

【翻訳編集】AFPBB News

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