子供への向精神薬処方の法規制必要

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発達障害者支援法施行10周年

市民の人権擁護の会日本支部最高顧問 南 孝次氏に聞く

 自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎(こうはん)性発達障害、学習障害、注意欠陥・多動性障害などの発達障害者支援法が今月1日、施行から10周年を迎えた。発達障害の相談体制など、支援体制の整備などの前進が見られる一方、不適切な投薬などの問題も指摘されている。成立前から同支援法の「負」の面に警鐘を鳴らしてきた「市民の人権擁護の会(CCHR)日本支部」最高顧問の南孝次さんに、発達障害者への向精神薬投与の問題点などについて聞いた。(聞き手=森田清策)

自殺や暴力衝動の副作用/薬漬けで機能不全も

定義に科学的根拠欠く/悲劇の連鎖断ち切れ

 ――発達障害者支援法の利点と問題点は。


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