渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

身体用法

2023年03月27日 | open



ビリヤードもオートバイのスポー
ティーライドやレーシングライド
も、大切なのは下半身。

なお、オートバイはフロントフォ
ークに直に着いているセパレート
ハンドルのレーシーなマシンで
前傾姿勢であろうとも、一般公道
で700km以上走っても身体は何
ともない。
よく世間で耳にするのは、「腰が
痛くなる」「腕が痛くなる」「き
つい」というものだが、それは、
100%乗り方が根本的に間違って
いるからだ。正しく乗れば何とも
ない。
要するに下半身で乗らず、上体を
硬直させて背骨を真っ直ぐに腕も
突っ張っているから疲れる。
また、その硬直ではマシンの操作
など出来ないので非常に危険だ。

ビリヤードも同じで、腰が痛く
なるのは、身体用法を間違って
いるからだ。
これは確実。
下半身と腰回りの筋肉と骨の使い
方を誤っているから腰痛になる。
正しい身体用法であると、たとえ
20時間連続で玉撞きをしようと
腰は痛くはならない。
椎間板ヘルニア等に罹患してい
ない限り。
スポーツの基本は下半身だ。

アーチになっているから圧を分散
できる。


背骨と仙骨の関係も全く同じ。
前傾姿勢の時には背骨は真っ直ぐ
に背中に板を入れたようには伸ば
さない。背骨の全ての骨に荷重
を分散させて上体を脱力させる。
背骨は直線ではなく緩いアーチ
を描かせるのが前傾では正しい。
背骨を直線にすると、腰の一点
に力がかかり、負担は倍増する。
直線だと石橋は崩れるように、
人の背骨も同じ事になる。
また、人間の背骨は、そうした
荷重分散させる仕組みに出来て
いる。
身体の仕組みを無視する事を
すると人体の想定外の負担を
生み、身体に支障が出る。
前傾姿勢での腰痛などはそれだ。


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