Enjoy Simple English 2022/12/30 The Lonely Cyclist -part one 孤独な自転車乗り
Enjoy Simple English 2022/12/30 The Lonely Cyclist -part one 孤独な自転車乗り -1
The Amazing Sherlock Homes ホームズとワトソンの世界を
2022/7/8再放送
-Before You Start
mustache
pub
beard
–
lonely 孤独な、ひとりぼっちの
cyclist 自転車乗り、 サイクリスト
mustache 口ひげ
beard あごひげ
took a job 仕事を引き受けた、職に就いた
weekday 平日
rarely まれに、めったに~しない
couple of -, 2、3の~
chase after -, ~を追いかける
pass by (そばを) 通り過ぎる
real estate office 不動産会社
pub 居酒屋、パブ
left (leave) for -, 〜へ向かった
–
ある日、ヴァイオレット・スミス嬢が助けを求めて我々のところに来ました。 彼女は言った。
「私の父は死にました。そして私は母と暮らしています。 私の叔父ラルフは25年前にアフリカに向かい、そして失踪しました。 そして大体4ヶ月前、二人の男が私と話をしたがっていました。」
「はい。 彼らは何を話したのでしょう?」
「カラザース氏とウッドレィ氏は私に、叔父は数ヶ月前に死んだと言いました。 ウッドレィ氏は赤い口髭を蓄え、全くいい人ではありませんでした。カラザース氏は顎髭も口髭もなく良い人に見えました。 彼が私たちが貧乏だということがわかった時、彼の10歳になる娘さんに音楽を教えるという仕事を提案してくれました。私はその仕事を引き受け、平日の間はファーナムにあるカラザース氏の家に滞在し、週末に自分の家に帰るということを決めました。 そしてここがこのお話の奇妙なところなのですが。」
「続けてください。」
「土曜日、私は自転車で駅まで向かいました。 その淋しい通りでは人を見ることは稀でした。道の片側にチャーリントン屋敷と呼ばれる大きな家が在ります。 大体2週間前、私は私の背後200メートルくらいの所に自転車に乗った男を見ました。彼は黒く短い顎髭を蓄えていました。これは奇妙なことでした、なぜなら彼は近づいて来るわけでもなく、突然にいなくなりました。次の2、3週も私がその道を利用する度に毎回彼を見ました。 今朝私は彼の後を追いかけようとしました。しかしまた、彼は本当に消えてしまったのです。」
「分かりました。 スミスさん、貴女に恋心を抱いているかもしれない誰かを思い浮かべることは出来ますか?」
「あの考えたくない赤口髭の男、ウッドレィは私に一度キスをしようとしました。」
「なるほど、他には?」
「ええ、違うかもしれませんが、私の雇い主カラザース氏が私に興味があるかもしれません。」
「ふむ。」
スミス嬢が去った後、ホームズは言った。
「ワトソン、私は君にファーナムに行って二つのことを探してきてほしい。チャーリントン屋敷には誰が住んでいるのか? そしてウッドレィ氏とカラザース氏を繋いでいるものは何かだ。」
次の月曜日、私はファーナムに向かいチャーリントン屋敷に近い場所に隠れた。 すぐに顎髭の男が自転車に乗って現れ、屋敷のそばに隠れた。 約15分後、スミス嬢が彼女の自転車に乗り、カラザース氏の家へ仕事に向かうために通り過ぎた。
その男は彼女を追い、そして戻ってきた。 それから彼は屋敷のそばで消えた。 その後、私は街の不動産会社へ向かい、ウィリアムソンという名の男がチャーリントン屋敷に住んでいるということを知った。私はホームズに全てのことを話し、そして彼はそれで満足すると考えた。 しかし彼はそうではなかった。 彼は言った。
「君は地元のパブに行き、更なる情報を得るべきだったよ。」
次の日、私達はスミス嬢からの手紙を受け取った。それには、カラザース氏が彼女に結婚を申し込み、そして彼女はノーと答えたと書いてあった。 その午後、ホームズはファーナムに向かった。