Enjoy Simple English 2022/12/23 The Mazarin Stone~ Part Two
Enjoy Simple English 2022/12/23 The Mazarin Stone~ Part Two-~
2022/7/1再放送
マザリンの宝石 ~第2部~
The Amazing Sherlock Homes ホームズとワトソンの世界を
–
take out 取り出す
stone 石、宝石
coolly 冷静に、冷淡に、 よそよそしく
location 所在地、ありか
Count 伯爵
Be smart. 賢くなれ。
go to prison 刑務所行きになる
more than 〜以上
be in jail 刑務所に入っている
servant 使用人
What is going on? どうしたのだ?
make a decision 決める
at the same time 同時に
lie 嘘を付く
downstairs 階下で
devil 悪魔、極惡人
–
シルビウス伯が彼の銃を取り出そうとしている時、ホームズは落ち着いて言った。
「座れ。マザリンのダイアは何処だ? 私は君が乗ったタクシーの運転手の名を知っている。私はまたダイアモンドのカットを依頼した人物と話しもした。私はそのダイアモンドの在処以外は全て知っているんだよ。」
伯爵は答えた。
「私は決して言うつもりは無いよ。」
ホームズは言った。
「賢明になりなさい。あなたとあなたの相棒のサムは20年以上牢獄行きになるだろう。しかし、もし君がダイアモンドが何処にあるかを言えば、私は警察に言うつもりは無い。ダイアモンドと一緒に牢にいるよりも、自由の身のほうがより良いものでは無いのかな?」
ホームズは彼の若い使用人、ビリーにサムを呼んでくるように頼んだ。サムはその部屋に入り言った。
「シルビウス伯爵、何が起こってるんです?」
ホームズは答えた。
「私はお前と伯爵がした事はわかっている。5分したら戻る。伯爵、サムに全てを話し決めるんだ。私はあなたの返答を待つ間に、バイオリンの練習をするよ。」
そう言って、ホームズはその部屋を歩いて出て行った。そして間も無くホームズの寝室からバイオリンの音が聞こえた。
シルビウス伯とサムは話し始めた。
「伯爵、彼が私たちの会話を絶対に聞いていないと思いますか?」
「彼がバイオリンを演奏しながら、同時に私たちのことを聞くのは、不可能だろう。」
「それはそうですね。しかし、窓辺にだれかいますよ!」
伯爵は答えた。「心配するな、それはただの人形だよ。さて、ホームズはもし我々が彼にダイアモンドの在処を告げれば、我々を逃すつもりだと言っている。」
サムは叫んだ。
「駄目ですよ! それは莫大な金額の価値がある! 私たちは彼を殺すべきだ。」
伯爵は彼の頭を振り言った。
「彼はすでに警察に報告したのかも知れない。待て何か聞こえる。」
二人の盗賊は部屋を見渡した、しかし彼らは何も見なかった。伯爵は続けた。
「私はダイアモンドを私の秘密のポケットに持っているんだよ。ホームズに嘘をつこう。そうすれば彼は誤った場所を探すだろう。」
サムは伯爵に言った。
「ダイアモンドを俺に見せてくれないか。」
「窓に行こうか。そこならよく見ることができる。」
伯爵は彼のポケットからそのダイアモンドを引き出した。そしてすぐその時、ホームズが椅子から飛び上がりそのダイアモンドを彼らから取り上げた!
「馬鹿な真似をしてはいけないよ。警察は下の階でお待ちかねだ。お前達はカーテンの背後にある、私の寝室に続くドアを知らなかったのだ。お前が先程聞いた異音は私が人形と入れ替わった音だ。私はお前達の会話を人形のふりをして聞いていたのだ。バイオリンの音は、録音されたものだよ。」
伯爵は諦めた。
「ホームズ、君は悪魔だよ。」