Enjoy Simple English 2022/12/16 The Mazarin Stone Part One マザリンの宝石 ~第1部~


ブログより抜粋記事
Enjoy Simple English 2022/12/16 The Mazarin Stone Part One マザリンの宝石 ~第1部~
The Amazing Sherlock Homes ホームズとワトソンの世界を
2022/6/24 再放送

What – for? 〜は何のため
stone 石、宝石
servent 使用人
What’s going on? どうしたのだ?
just in case もしものとき、 万が一のため
Count -, ~伯爵
robbery 泥棒、強盜
thief 泥棒
dangerous-looking 怪しげな
silhouette シルエット、 影
thin 痩せて
evil 不吉な、よこしまな
confused 困惑して、慌てて
reach for -, 〜に手を伸ばす

ある日、私はホームズの家を訪ね、窓を覆っている新しいカーテンを見た。 私はホームズの若い使用人、ビリーに尋ねた。
「このカーテンは何の為?」
「私どもはその後ろに面白いものを持っているんですよ。ご覧になります?」
私はとても驚いた。 ホームズのような格好をした人形が、まるで彼が椅子に座り本を読んでいる様に座っていた。 ビリーは言った。
「頭をいろんな角度に動かすことも出来ますので、人はそれが人形だとは分かりません。」
そうしてビリーは窓の外を見て言った。
「ホームズさんを見ている人物がいます。 」
ちょうどその時、ホームズが彼の寝室から現れた。彼は疲れている様だった。
「ビリー、君はもう行っていい。 ワトソン、私は今夜殺されるかもしれない。」
「ホームズ、何が起きているんだ?」
「万一私が殺される場合に備え、私は君に私を殺す者の名を覚えておいてほしい。 それはネグレット・シルビウス伯爵だ。」
私はホームズのことをよく分かっていたので、彼は冗談を言っているのでは無いことを知っていた。私は言った。
「彼を今捕らえよう。」
「やろうと思えばできるだろう、ワトソン。 しかし、私はダイアモンドがどこにあるかまだ知らないんだ。」
「君はマザリンの宝石の盗難の事を言っているのか?シルビウス伯爵が盗賊だったのか?」
「そうだ。サム・マートンという名のボクサーの助けとともに。」
私はホームズは伯爵が何処にいるのか知っているかどうかホームズに訪ねた。 彼は言った。
「知っている。私は老女に変装して今朝彼を追跡した。」
ビリーが名刺をトレイに乗せ、部屋に入ってきた。ホームズはその名刺を見て微笑んだ。 「私はこのことを信じることが出来ない。 シルビウス伯爵はここだ。ワトソン、誰かが我々を通りから見ていないか確かめてくれるか。」
「ああ、ホームズ。 危険な見た目の男がいる。」
「それはサムに違いない。 ビリー、私がベルを鳴らした時に、その名刺の紳士を部屋に入れてくれ。私は部屋にいないかもしれないが、とにかくそうしてくれ。」
ビリーは部屋を出た。 ホームズは続けた。
「ワトソン。警察に行ってくれ。 我々は寝室のドアから出よう。 私はそのダイアモンドを、君が戻る前に見つけることが出来るかもしれない。」
ホームズはそう言いながら、ベルを鳴らした。
数分後、シルビウス伯が空の部屋に入った。彼はカーテンの裏に、椅子に座る男のシルエットを見て驚いた。 彼の目は細められ、悪意を持った。
伯爵は彼の杖を振り上げた、しかし突然にホームズがその部屋に入った。
「それを壊すな! それは人形だ。 さて、椅子にお掛け願おう。」
シルビウス伯はしばらく混乱していたが、そうして彼は聞いた。
「なぜお前は男達を使い、俺を追跡した?」
「どの男達だと? 。 貴殿は部屋のその角にある傘を覚えておりますかな?」
「お前はあの老女だったのか? もし俺がそれを知っていたら…。 」
「私は今は死んでいたでしょうね。」
伯爵は怒りながら言った。 「なぜ俺を追うようなことをした?」
「貴殿は楽しいから、ライオン狩りをする。また、危険な動物を取り除くためにそれをするだろう? 伯爵。」
「その通りだ。」
「私は貴殿と同じことをしているんだよ。」
シルビウス伯は彼の椅子から飛び上がり、彼の銃に手を伸ばした。

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