Enjoy Simple English 2022/12/2 The Three Students ~・Part One ~三人の学生 第1部~


Enjoy Simple English 2022/12/2 The Three Students ~・Part One ~三人の学生 第1部~
The Amazing Sherlock Homes ホームズとワトソンの世界を
2022/6/10 再放送

right away すぐに
servant 使用人
scholarship 奨学金
clue (謎を解く) 手がかり
cut 切り傷
clay 土、泥、粘土
first floor (建物の) 1階
stand on his tiptoes (彼が) つま先立ちする、 伸び上がる
pyramid ピラミッド
kneel down ひざまずく
athlete 運動選手、陸上競技の選手
long jumper 走り幅跳びの選手
good grades 良い成績
Greek ギリシャ語

ある夜、大学教授のヒルトン・ソームズ氏がホームズの部屋を訪れた。彼は言った。「ホームズさん、私はあなたの助けが必要なんです。私は今日、印刷屋から受け取った、明日の試験の問題用紙を確認していたのです。その時、私は一時間ばかり私の部屋から出ていました。私が戻った時、そのドアは鍵がかかっていない状態でした。そして私は、誰かがその試験問題を移動させたことにすぐ気がつきました。ページのうちいくつかが床にありました。まず初めに、私は私の使用人、バニスターがそれをしたのだろうと考えました。しかし彼は正直な男であり、その様なことは決して行わないでしょう。」
「それで、バニスター氏は今どこに?」
「彼に何が起きたかを私が話した際、彼は具合が悪くなったように見えて、椅子に座り込みました。
私は彼をそこに残し、あなたに会いに来ました。ホームズさん、私は学生が私の部屋のドアに鍵がかかっていないことに気がつき、試験問題を見たのだと考えます。明日の試験は高額な奨学金のためのものですから、学生によっては大変重要なものです。私のいる建物に暮らす三人の学生が、この試験を受験する予定です。」
「なるほど。その謎の人物は何か手がかりを残しましたか?」
「ええ、壊れた鉛筆の破片が床に。そして机には切り傷が。また、私は土のかけらも見つけました。」
ホームズはこれを聞いた時、微笑みながら言った。
「あなたの部屋を調査しに行きましょう。」
ソームズ氏の部屋は一階にあった。はじめに、ホームズはその部屋の内部を窓越しに見た。その窓は高くにあったので、彼は内部を見るのに爪先で立たなければならなかった。ホームズは言った。
「あなたの使用人はどこかへ行ってしまった。彼が座っていたのはどの椅子ですか?」
「窓のそばにあるそれです。」
「わかりました。その謎の人物は窓のそばのその机の上で問題用紙を写していた。そのようにすれば、彼はあなたが帰ってきたかどうかを見ることができる。彼はあまりに急いでいたので彼の鉛筆を折ってしまった。ああ、ここに土のかけらがある。その形状は特徴があるものだ。ピラミッドのようだ。そして、机に切り傷もみえる。ソームズさん、他の部屋も見て見ることは出来ますか?」
「ええ勿論、ホームズさん。あれが私の寝室です。」
ホームズは全てを見つめていた。その時、彼は突然、膝をついてかがみ、言った。
「やあ。もう一つほかの土のかけらだ。それはあなたの机の上にあるものと同じ形状のものだ。ああ、その謎の人物はこの部屋に入りここに隠れたんだな。それではソームズさん、私にその三人の学生についてお話しください。」
「はい、ギルクリストは優秀な学生で、また、運動選手でもあります。彼は走り幅跳びの選手ですし彼は背がとても高い。彼の家はかつて裕福なものでしたが、今は彼らは貧しくなりました。ラースは寡黙な学生で、明日の試験科目、ギリシア語を除いては良い成績です。マクラレンは賢いがいつもは勉強を熱心にしません。彼は明日の試験
のことを心配していたかもしれません。」
「わかりました。では、私はバニスター氏とお話がしたい。」

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