Enjoy Simple English 2022/11/28 My Cake 僕のケーキ
Enjoy Simple English 2022/11/28 My Cake 僕のケーキ
Short Stories オリジナル・ショート・ストーリー
2022/6/6 再放送
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drank too much 酒を飲みすぎた
thief 泥棒
Calm down. 冷静になって。落ち着いて。
on a diet ダイエット中で
competition 競技会、コンテスト
Uh-huh. (肯定を表して)うん。
champagne シャンパン
That’s why -. そういうわけで~。
Hmm… うーん。
text 携帯メール
Darling (夫婦間の呼びかけ) あなた、 君
headache 頭痛
sweet 優しい、親切な
make sure to -. 必ず忘れずに~する
–
Naoya: 冷蔵庫の中に無いよ。 どこ? お母さん。
Mother: 日曜日の朝にそんなに大きな声で話してはダメよ、ナオヤ。 私、 昨晩おさけ飲みすぎちゃって、 あたま痛い。
Naoya: ベッドから起きてよ。 僕のケーキが見つからないよ。
Mother: あなたのケーキ?
Naoya: そう。お母さんが昨日の夜冷蔵庫にそれを入れたよ。
Mother: あー、 私が入れた?
Naoya: お母さん、覚えていないの? ハナねえさんの誕生日パーティを僕たちしたでしょう。 僕、フライドチキンを食べすぎちゃって、ケーキを食べるにはお腹がいっぱいだったんだよ。 お母さんは今日の朝それを食べるようにって僕に言ったじゃない。
Mother: そうね。 私達はあなたのお姉さんのバースディパーティをしたわね。 でも私、ケーキを切った覚えがないなあ…。Naoya:
Naoya: うん、 お母さんは切ったよ。 そして、僕はそれが見つけられないんだ。
Mother: お願いだから、 そんなに大きな声で話さないでよう。
Naoya: わかった。 どろぼうが昨日の夜僕らの家にはいってきて、僕のケーキをとったんだよ。
Mother: (笑いながら) えー、 たいへんだ。 あなた、警察を呼んだ方がいいよ。
Naoya: そうする。 お母さんの電話つかってもいい?
Mother: 落ち着きなさい、 ナオヤ。 私はケーキ泥棒がいたとは思わないな。 それはたぶん、あなたのお父さんよ。
Naoya: お母さん、お父さんが僕のケーキを食べたって思うの?
Mother: そうよ、彼は今日の朝ゴルフに行くために早くに起きたよ。 で、 朝食にそれを食べたのかも。
Naoya: ちがうよ、僕はそうは思わない。 お父さんチョコレートケーキ好きじゃ無いから。 お父さんは自分の分をお母さんに昨日の晩あげてたじゃない。 覚えてる?
Mother: あー。 それなら、 あなたのお姉さんかもね。
Naoya: ちがう。それはハナねえさんでもないと僕は思うよ。 彼女はダイエット中だって言ってた。彼女のチアリーディングコンテストがもうすぐあるって、彼女が言ってたのを僕おぼえてる。 彼女は自分のケーキも食べなかったよ。
Mother: あら…それなら、 ハナのケーキは誰が食べたの?
Naoya: お母さんが食べたんだよ。
Mother: 私? でもあなた、 お父さんのケーキを私が食べたっていってたじゃない。
Naoya: そのとおりだよ。 それにお母さんは自分のケーキも食べてたよ。
Mother: それじゃあ私、 ケーキ三切れを食べた?
Naoya: そうだよ。
Mother: それはないわよ。 私ケーキだいすきだけれど、三つも食べられないわよ。
Naoya: でもそれが真実。 お母さん、シャンパンを飲みながらそれを食べて、ケーキおいしいって言ってたよ。
Mother: あらあ… そういうわけで私の頭はいたいのか。それに、お腹いっぱいだわ。
Naoya: で、 僕のケーキはどこ、 お母さん?
Mother: ジョンがそれを食べたのかも。
Naoya: 彼は犬だよ。 彼は冷蔵庫を開ける事はできないよ。
Mother: うむむ..。
Naoya: お母さん、 寝ないでよ。 僕は僕の分のケーキを本当に食べたいんだよ。
(電話が鳴る)
Naoya: みて、 お父さんからのメッセージを受け取ったよ。
Mother: あなた私にそれ、 読んでくれない?
Naoya: いいよ。 「おはよう、 君。 僕は君がひどい頭痛に悩まされていない事を願うよ。 それと、 ケーキの食べ過ぎで体調を悪くしていない事を願うよ。」だって。
Mother: あなたのお父さんは本当に優しいね。彼、 私のことよくわかってるなあ。
Naoya: こうも書いてあるよ。 お父さんはこう言ってる… 「でも、君がナオヤのケーキまでも食べた時には僕は驚いたなあ。」
Mother: なにっ?
Naoya: 「僕が家に帰ったらナオヤに、 僕がケーキを食べた、と話すよ。 それで、 僕は彼に新しいケーキを忘れずに買っていく。 じゃあ、 またあとでね。」
Mother: ぐうぐう。
Naoya: かあさん。 僕はお母さんが本当に寝ているんじゃ無いことがわかってるよ。 お母さんが僕のケーキを食べたんだよ。