Enjoy Simple English 2022/11/24 The King of Birds 自惚れ屋のカラス
Enjoy Simple English 2022/11/24 The King of Birds 自惚れ屋のカラス
Folklore and Fairy Tales….. 世界の昔話・童話
2022/6/2再放送
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once upon a time むかしむかし
hold a contest コンテストと開催する。
peacock くじゃく
feather 羽根
swan 白鳥
kingfisher かわせみ
jewel 宝石
as they went to the river 彼らは川へ向かいながら
nearby 近くに
crow からす
I wish I had colorful feathers. 自分にカラフルな羽根が生えていたらいいのに。
foolish 愚かな
in our own way 自分たちなりに
The sun started to set. 日が暮れ始めた。
one by one 1つずつ
be someone you are not , 自分ではない誰かである
We don’t like who you are now. われわれは今のあなたが好きではない。
crown 王冠
His friends wouldn’t talk to him.
仲間たちは彼に話しかけようとしなかった。
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むかしむかし、神が全ての鳥達を集め、言いました。「私は明日コンテストを開催する。最も美しい鳥が鳥の王となるだろう。」
「私が最も美しい。」 孔雀が言いました。「私の長い緑と青い羽を見てください。」
「君は何の話をしている?」 白鳥が言いました。「君はあまりに多くの色を持ち過ぎているよ。僕の羽はすべて雪のように真白。僕が王だよ。」
カワセミはこれを聞いて、言いました。「あなた達はどちらも間違っていますね。私は川の宝石と呼ばれているんですよ。」
鳥達は川に向かいながら話しました。川で様々な種類の鳥達がそのコンテストに向けて一番美しく見えるよう彼らの羽を洗いました。
近くで烏の一群が、色とりどりの鳥達を静かに見ていました。彼らは皆コンテストで決して勝てないだろうことを分かっていました。しかしある烏が言いました。「俺はカラフルな羽を持ちたいよ。」
彼の友人は彼に言いました。「馬鹿なことを言うなよ。勝てなくとも俺たちはそれでいいんだよ。俺たちは俺たちのやり方で美しい。」
そして彼らは自分の家に飛び立ちました。しかし、その一匹の鳥は留まりました。
太陽が沈み始めました。そして、全ての他の鳥達も家に帰りました。彼らが去った後、烏は水の中にたくさんの色とりどりの羽を見ました。その時突然に、彼は素晴らしい計画を得ました。「俺はこれらの羽を使おうと思う。そうすれば、俺は一番美しく見えるだろうよ。」そしてその烏はそれらの羽を一つ一つ拾い上げ、それを彼自身にまといました。
彼は新しい羽を見せるために家に飛び戻りました。しかし彼の友人は彼にこうとだけ、言いました。「お前自身じゃない者になろうとするなよ。俺たちは今のお前のような格好を好まないんだよ。」
その烏は悲しみました。しかし、彼はそのように美しい姿でいることを好きでした。それで彼は言いました。「お前の考えるようなことなど、俺は気にはしない。俺は明日、勝つだろう。」
次の日、全ての鳥達が神の前に集まりました。
髪は全ての鳥達の傍を歩き、その鳥の正面に立ち止まりました。彼は言いました。「私はお前のような鳥を今までに見たことが無い。お前は一番美しく、一番色取り取りの羽を持っている。お前が鳥の王である。」 彼は鳥の頭の上に王冠を置きました。烏は踊り回るほどに嬉しくなりました。
他の全ての鳥達はこの新しい鳥を見ました。その時、白鳥があることに気がつきました。「ねえ!、その白い羽は僕のだよ。」
孔雀とカワセミも、その烏に纏われている羽を見つけました。「お前は真の王ではないな。お前は私雀とカワセミも、その烏に纏われている羽を見つけました。「お前は真の王ではないな。お前は私達の羽を使っただけだろう。それを返せ。」
そして全ての鳥達がその烏の元へ走り、彼らの羽を取り上げました。神は激怒し、そして彼は王冠を戻しました。
烏は泣きながら彼の烏の友人たちの元へ飛び戻りました。しかし彼が到着した時、友人達は彼と話をしようとはしませんでした。その哀れな烏は今、全くの独りでした。