Enjoy Simple English 2022/11/3 The Ugly Duckling
Enjoy Simple English 2022/11/3 The Ugly Duckling
2022/5/12再放送
~Andersen’s Tale~
ugly みにくい、 不格好な
duckling あひるのひな
once upon a time むかしむかし
pond 池
duck あひる
not – at all 全然〜ない
said to herself 彼女は独り言を言った
turkey 七面鳥
pass (時が)たつ
ran away from -, ~から逃げ出した
goose がちょう
snow fell 雪が降った
as fast as he could 彼はできるだけ速く
about to die 死にそうで
all winter 冬じゅう ひと冬ずっと
to his surprise 彼が驚いたことに
swan 白鳥
The ugly duckling now knew who he was. みにくいあひるの子はついに自分の正体がわかった。
むかしむかし、 池のある農場がありました。ある日、母のあひるは7つの卵の上に座っていました。
彼女は子供であるあひるの子たちが生まれるのを待っていました。 その時、 6匹の可愛らしい黄色いあひるの子たちが彼らの卵から飛び出しました。しかし、最後の卵は全く動きませんでした。母のあひるは彼女自身に言いました。「うーん。 どうしてこの子は生まれてくるのが遅いのかな。それに、この卵は他のものよりも大きく見える。」
歳を重ねたあひるが言いました。 「それは七面鳥の卵の可能性がある。 以前に農夫が、 私の巣に七面鳥の卵を置いたことがある。 あなたもすぐに分かります。 もしそれが七面鳥なら、 その子は泳ぐことが出来ないだろうね。」
そしてすぐにその卵が動き始めました。 そして最後のあひるの子が飛び出しました。 それは大きく、灰色をしていました。 他のあひるの子達は言いました。「彼を見ろ。 彼はとても醜い! ははは!」
その母のあひるは彼らに静かにするように言い、 彼女の子供達を池に連れて行きました。 彼ら皆は上手に泳ぎました。 「彼は私の赤ちゃんだと思う。」 母のあひるは言いました。
何週もが過ぎました。 醜いあひるの子は育ちましたが、彼はまだ彼の兄弟達と同じ様な見た目ではありませんでした。 醜いあひるの子とは誰もが一緒に遊びませんでした。 ある日に、 彼が普通と異なるため、彼の母のあひるが泣いているのを、 彼は見ることさえありました。 そうして彼は農場を逃げ出しました。
彼は出会ったすべての鳥達に尋ねました。
「あなたは私の様な外見をしたどんな鳥でもを、ご存知でしょうか?」 しかし知るものは居ませんでした。
数日後、 ある老女がその醜いあひるの子をガチョウだと思い、彼を家に持ち帰りました。 醜いあひるの子は、とうとう自分の家を見つけたのだと思いました。 しかし、 老女と一緒に暮らす猫が言いました。「もしお前が卵を産めないのであれば、あの老女はお前を喰うだろうよ!」 醜いあひるの子は大変恐ろしくなり、 彼が可能な限りの速さで逃げました。
醜いあひるの子は歩きに歩きました。 ある日彼は、池の上で休む、 長い首を持った美しい白い鳥達を見ました。 彼は考えました。 「僕が彼らのようになれたらなあ。 そうしたら、 僕を好きに成ってくれる者もいるかもしれない。」
冬が来て、雪が降りました。 醜いあひるの子は寒え、疲れました。 その時、 農夫が彼を見つけて言いました。 「哀れなあひるの子よ。 彼は死にそうだ。 彼を家に連れて帰ろうと思う。」 そして醜いあひるの子は親切な農夫の家に冬の間ずっと居ました。
春が来て、農夫は彼を池に連れて行きました。
「もう安全だ。 家にお帰り。」
しかし醜いあひるの子は帰るべき家を持っていませんでした。ちょうどその時、 彼は長い首を持った美しい白い鳥達を見ました。 そして彼が驚いたことに、彼らは彼に向かって泳いできました。ある鳥が言いました。 「こんにちは。 あなたは新人さんだね。 我々の群に入るつもりはないかい?」
醜いあひるの子は水面を見下ろし、 彼を見返す白い鳥を見ました。彼は白鳥だったのです! 醜いあひるの子は、今彼が何者だったのかを知りました。