Enjoy Simple English 2022/11/2 Louis Braille
Enjoy Simple English 2022/11/2 Louis Braille
2022/5/11 再放送
Heroes and Giants
世界の偉人伝
Louis Braille
ルイ・ブライユ
–
blind 目の不自由な
that means つまり
raised dot 隆起した点、点字の点
around the world 世界中の
create 新しいものを作る、開発する
Braille 点字、ブライユ点字(法)
1800 年代にさかのぼって
back in the 1800s もとは、初めは
accept 受け入れる
originally 最初は、もともと
develop 発展させる
Charles Barbier シャルル・バルビエ ( 12点点字を考案したフランスの軍人)
ask – if , 〜かどうかを尋ねる
at that time 当時、そのころ
it takes 時間がかかる
graduate 卒業する
sadly 悲しいことに、 残念ながら
continue to do 〜し続ける
finally ついに、とうとう、最終的に
even though -, ~なのに、 ~だが
throughout いたるところ、すっかり
rest of -, 残りの~
major impact 大きな影響
all over the world 世界中の
creation (知力・想像力の産物、作品
sign 表札、看板
childhood 幼年時代
those who cannot see 見ることの出来ない人々
多くの盲目の目の見えない人は点字を触れることで読書をします。 フランスの15歳の少年がこの仕組みを作り出したということを皆さんはご存知でしたか? 彼の名前はルイ・ブライユです。 世界中の多くの国においてこの点字を用いる仕組みのことは、シンプルに 「ブライユ」 と呼ばれています。 これは彼のお話です。
ルイ・ブライユは1809年、フランスにある小さな村に生まれました。 3歳の時にある事故にあったのち、 彼は盲目になりました。 1800年代、盲目の子供たちは通常、 学校に通うことはできませんでした。しかしブライユは彼の家族の支えにより通学することが出来ました。 彼が10歳の時、彼はパリにある盲学校に受け入れられました。 この学校で彼は点字を用いた読書の仕組みについて学びました。
この仕組みは元々、シャルル・バルビエという名の人物により開発されました。 それは12の点をフランス語の発音のために使用したものでした。 バルビエは盲人が読み書きできるための援助をしたいと思っていました。 そうして1821年、ブライユが通う学校に彼の体系を用いたいかどうかを尋ねました。 そのころ、 盲学生たちは隆起したアルファベット文字に触れることで読書していました。 その学校はバルビエの体系を採用しないと決めましたが、 それはブライユにアイデアを与えました。 彼は考えました。
「この仕組みは隆起した文字で読むより、 便利なものである。しかし、読むのに多くの時間がかかることは解決されていない。 私はそれをより簡便なものにすることができるかも知れない。」
ブライユが15歳の時、 彼は6つの点のみを用いた体系を作り出しました。 卒業後、 ブライユはその同じ学校の教師となりました。 1829年、彼は彼の6点式点字に「ブライユ式」と名付け、それがどのように機能するかを説明した本を書きました。残念なことに、 ブライユ式を用いたものでは出版されませんでした。
しかしながら、 ブライユは生徒に彼の体系を教えることを続け、とうとう1837年に彼は彼自身の体系により書かれた本を出版しました。 しかしその学校はあい変わらず隆起した文字を用い続けました。生徒たちはブライユ式を好んでいたにもかかわらずです。1854年に彼が亡くなるまでブライユはその学校で働いていました。 その2年後、学校はブライユ式を用いることを決定しました。そこからゆっくりとフランス、 ヨーロッパ全土、そして他の世界中の国にそれは広がっていきました。
ルイ・ブライユは世界中の盲の人々に大きな影響を与えることを生きて見ること無く亡くなりましたが、 彼がたった15歳の時に作り上げた物は盲の人々に読む力、 書く力を与えました。 フランスにある幼少時の彼の生家にある看板には 「彼は盲人のための知識の扉を開いた。」 と書かれています。 彼は本当の偉人です。