ポリンジャーバンドの表示
- 2011-02-06 Sun 12:23:04
- テクニカルツール等の表示
ポリンジャーバンドは、1980年頃にジョン・ボリンジャー氏が考案したテクニカル指標です。
簡単に説明すると、移動平均線から上下に標準偏差の n倍の変動幅を設けて線を描いたものです。ボリンジャーバンドは移動平均線を中心線として、その上側に+σ、+2σ、+3σ、下側には-σ、-2σ、-3σの線を引いて表示します。
このポリンジャーバンドは、いちおう統計学的な裏付けがあります。プライスが、
だとされています。±1σ の範囲内にある確率は 68.2%
±2σ の範囲内にある確率は 95.4%
±3σ の範囲内にある確率は 99.7%
そこで、逆張り的にこの指標を使うなら、ポリンジャーバンドをプライスが突き抜けるほど上昇したら売り、下落したら買いとなります。順張りなら、ポリンジャーバンドをプライスが突き抜けるほど上昇したら買い、下落したら売りとなります。
実際のところ、どちらに動くかはケースバイケースといわざるを得ません。バンドの幅があまり変わらないようなレンジ相場では逆張りが機能することが多いかもしれませんが、バンドの幅が急拡大する局面では順張りでないとケガをします。
ですから、ポリンジャーバンドを投資の参考にする際は、現在レンジ相場なのかレンジブレイクの局面なのかという相場観が試されるといえます。
ポリンジャーバンドを表示するには、ツールバーのIndicators→Trend→Bollinger Bands と進みます。

期間、偏差、スタイルなどを入力してOKボタンを押します。偏差は3(±3σ)としました。

±3σのポリンジャーバンドを表示しました。±σ や ±2σ も表示したいときは同じ手順を繰り返します。

期間、偏差、スタイルなどを入力してOKボタンを押します。偏差は3(±3σ)としました。
±3σのポリンジャーバンドを表示しました。±σ や ±2σ も表示したいときは同じ手順を繰り返します。
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