ロシア放送「われわれを批判したウクライナの子どもは川に投げ込まなければ」発言で炎上
ⓒ 中央日報日本語版2022.10.24 13:05
ロシア国営放送のあるパーソナリティが放送の途中で1980年代にウクライナの子どもたちが自国を非難したという話を聞いて「子どもたちを川に落として殺すべきだった」と発言して議論が起きている。
ロイター通信などが23日に伝えたところによると、ロシア国営放送局RTでパーソナリティを務めるアントン・クラソフスキー氏は先週自身が進行した番組でゲスト出演したSF作家のセルゲイ・ルキヤネンコ氏との対談中に問題の発言をした。
放送でルキヤネンコ氏は1980年代にウクライナ西部を訪問した際に病院で会った子どもたちが「ロシアがウクライナを占領しなかったならウクライナはもっと良い暮らしをしていただろう」と話したと伝えた。
するとクラソフスキー氏は「その子どもたちはティシナ川に落として殺すべきだった」と話した。
彼はまた、ロシアを批判したウクライナの子どもは溺死させたり小屋に入れて燃やしたりできるともした。
クラソフスキー氏は普段から好戦的な言動で有名な極右性向の人物で、欧州連合(EU)の制裁リストにも上がっている。
ソーシャルメディアではクラソフスキー氏がウクライナを侵攻したロシア軍が性暴力犯罪を行っているというニュースを見て笑う姿を収めた映像も出回っているとロイター通信は伝えた。
ウクライナのクレバ外相はツイッターで問題の放送の動画をシェアしまがら「まだRTを禁止していない国はこの放送を見なければならない。あなたの国でRTの放送を許可するということはこの放送内容を支持するという意味」と批判した。
議論が拡散するとRTはこの日クラソフスキー氏の発言に問題があるとしながら彼との契約を中断すると明らかにした。
RTのマルガリータ・シモヤン報道局長はテレグラムのアカウントに上げた声明で「クラソフスキー氏の発言は激しくおぞましい」と非難し「私をはじめとするRTのチームはわれわれのうちだれかがそうしたとんでもない言葉を共有できるという考えすらできない」と明らかにした。
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