内申点がオール3というのは、偏差値でいうとどのくらいなのか気になりますよね。
そこでこの記事では、
- 内申点オール3の偏差値
- 内申点オール3で目指せる高校
- 内申点を3から4に上げる方法
を解説します。
自身の偏差値を把握する参考になれば幸いです。
目次
内申点オール3の偏差値は40~45
内申点がオール3の偏差値は40〜45です。
東京都の計算方式に従うと、内申点オール3の場合、65点満点中39点になります。
下のサイトを見ると、内申点39点で受かる高校の偏差値は40〜45でした。
参考:http://www.ko-jukennavi.net/nyushi/hensachi/tokyo/
東京都のデータですが、他の県を見ても大差はありませんでした。
内申点オール3の場合、平均的に思うかもしれませんが実際は偏差値は50以下です。
これには理由があります。
内申点オール3は偏差値50以下である理由
内申点オール3は平均的な成績とは言えません。偏差値50以下の40~45です。
この理由は、成績を評価するシステムが「相対評価」から「絶対評価」に変わったためです。
成績が相対評価だった時は、実力順に成績を割り振るので内申点3は平均的という評価でした。
しかし、絶対評価は人数に関係なく実力に合った成績をつけます。
そのため、現在は4や5を取る生徒が多いのです。
東京都教育委員会が行った調査では、成績が1や2の生徒よりも4や5の生徒の割合が2倍以上多いというデータが出ています。
参考:https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2020/release20200326_05.html
このデータから、3は真ん中よりも下であることがわかります。
そのため、内申点オール3は平均よりやや下の偏差値40〜45といえます。
関連コラム:偏差値とは?中学生に必要な理由と自分の偏差値を知る方法
内申点オール3の偏差値で目指せる高校
前述したように、オール3であれば受験できる高校は偏差値40〜45の高校です。
もう少し上の高校を受験できるかどうかは、お住まいの地域の「入試における内申点の割合」によって変わります。
自分が住んでる地域の「内申と入試得点の割合」に注目しましょう。
割合は、3:7、4:6、5:5、6:4、7:3と異なります。
内申点の割合や自身の換算内申点を知りたい場合は、「内申点 計算方法 〇〇(都道府県)」と検索してください。
お住まいの都道府県の換算内申がわかるはずです。
次に内申点の上げ方を解説します。内申点はコツさえ知っていれば、簡単に挙げられます。
内申点を3から4に上げる方法
まずは点数別の内申点を確認してください。
- 90〜100点→5
- 70〜85点→4
- 40〜70点→3
- 20〜40点→2
- 20点以下→1
上記の点数は塾に通っていた生徒の情報や、元教員の方からの情報の元に作成したものです。
もちろん100点でも3になる場合や、50点でも4を取る場合があります。
この点数は、あくまで目安にしてください。
点数が少し足りなくても、授業態度や提出物でカバーすれば4に上げることは難しくありません。
ここでは内申を上げる3つの方法を紹介するので、ぜひ実践してください。
授業を集中して聞く
授業中に集中して、目を見て話を聞く生徒は、先生の印象に強く残ります。
また、話を聞いている時「うんうん」とうなづくことも効果的です。
もしできれば、授業中に挙手して発表できることが理想です。
ただし、それが難しければ、目を見て話を聞く・うなづく行為なら誰でもできる簡単なことなのでおすすめです。
先生も人間ですから、真剣に受けている生徒には良い成績をつけたくなります。
目を見る・うなづくなど、先生に対してリアクションをすることが大事です。
授業中だけでなく、先生と会話する時やあいさつをする時にも、目を見ることを心がけましょう。
提出ノートの最後のページに一言書く
ノートを提出物として出す機会は多いはずです。
そこに、次のテストに対する目標や意気込みを書くことで先生に真剣さをアピールできます。
次回のテストで何点取るか、そしてそのためにどんな勉強をするかを一言書くだけです。
ノート提出の際にやってみてください。
実技教科のテスト勉強にも力を入れる
実技教科は5教科と比べて授業回数が少なく、テストも学期ごとに1度しかありません。
そのため、成績がテストの点数に大きく左右されます。
さらに、実技教科の方が換算内申が高い都道府県が多いです。
そのため受験において、実技教科の内申点はかなり重要です。
実技教科は覚えることが多いので、最低1週間前には一度手をつけておきましょう。
前日に詰め込むだけでなく、前もって勉強しておくだけで点数は取りやすくなるでしょう。
実技が得意でなくても、テストと授業態度次第で4は取れます。
苦手な科目でも、先生に一生懸命取り組む姿勢を見せてください。
まとめ
この記事で解説したように、内申点は入試で非常に重要です。
その内申点を上げるために、
- 授業を集中して聞く
- 提出ノートに一言加える
- 実技教科のテスト勉強にも時間をかける
この3つを実践してください。
また、コーチングサービスを利用することで定期テストの点数が取りやすくなり、内申アップにつながります。
ぜひ一度チェックしてみてください。
関連コラム:高校受験の勉強法は?何からすればいいか&科目別対策を解説
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