「英語が苦手!」という中学生は、意外と多いものです。
今後の高校受験・大学受験で必須の科目だと分かっていても、勉強に身が入らず、苦手意識が先だって他科目を優先してしまうこともあるでしょう。
今回は、英語が苦手とか感じる中学生に向け、対策法を紹介します。
目次
どうして英語が「苦手」になってしまうの?
まずは、英語が苦手になってしまったきっかけがどこにあるのか、振り返ってみましょう。
単語の暗記でつまずいた
英単語の小テストが毎週のようにあり、暗記が多いことに嫌気が差してしまったパターンです。
1度サボってしまうと小テストで点が取れず、毎週のようにがっかりすることが続くでしょう。
それにより「英語は難しい」という印象が根付いてしまい、長文や文法も含め、全て苦手になってしまうことが多いのです。
音読でつまずいた
英語の授業では、先生に当てられて教科書を読むシーンが多いです。
人前で話すことが苦手な人や、急に当てられると緊張してしまう人は、発音を間違えたり上手に音読できなかったりすることもあるでしょう。
間違えることは恥ずかしいことではないと頭では分かっているのに、クラスメイトの前で間違えて委縮してしまう人も少なくありません。
英語の時間自体が憂鬱になってしまう原因にもなるでしょう。
今苦手でも大丈夫!英語の「苦手」を克服する方法
ここからは、英語に対する苦手意識を克服する方法を探っていきましょう。
まずは「英語アレルギー」を直し、ポジティブな気持ちで向き合うことが大切です。
同じ範囲の問題を繰り返し解く
英語に限らず、特定科目への苦手意識が強い人に足りないのは「成功体験」です。
英単語や文法が分からないから長文が読めず、テストの点数も上がらず、苦手意識が根付いて勉強を避けてしまい、更に英語ができなくなる…という負のループに陥っているのでしょう。
まずは、同じ範囲の問題ばかり繰り返し解き、「やればできる」を体験することがおすすめです。
きちんと習得しきらないまま次の単元に進んでしまうと、またつまずいてしまうリスクが高くなるため、基礎の徹底から進めましょう。
好きな英語の先生を探す
苦手科目であったとしても、好きな先生に教えてもらえれば、自然と次回の授業が楽しみになるものです。
塾・家庭教師・オンラインコーチングなど、学校以外の先生でも構いませんので、自分と相性のいい先生を探してみましょう。
楽しく面白い授業をしてくれる先生と出会えれば、勉強に対するモチベーションが上がるうえ、「がっかりさせたくない」と感じてテストや宿題も頑張れそうです。
マンガやアニメのセリフを英語で読む
好きなマンガやアニメの海外出版版(放送版)を取り寄せる、または配信の言語設定を使うなどして、日本語と照らし合わせながら内容を読んでいくこともおすすめです。
直接学校のテスト結果に結びつく方法ではありませんが、英語への根本的な苦手意識を払拭しやすくなるでしょう。
会話表現の多い媒体でもあるため、面白い語法や英語独特の表現も学べます。
いつものキャラクターたちがどんな会話をしているのか、覗いてみてはいかがでしょうか。
さらに英語の成績を上げるための方法は?
最後に、更に英語の成績を上げる方法を紹介します。
苦手意識を克服したあとのことや、点数を上げることで苦手意識克服を狙いたい場合は、試してみましょう。
英単語の宿題だけでも完璧に仕上げる
英単語だけは、知らずに解けるものではありません。
また、中学校で習う英単語は3年間通して1,800語あり、短期間の努力で身につけることは不可能です。
一方、学校のテストは英単語さえしっかり抑えておけば、解ける問題が格段に多くなります。
まずは英単語の宿題だけでも完璧に仕上げ、次の文法問題へのステップへと続けていきましょう。
関連記事:
中学生の英単語の覚え方を解説!覚えたくても覚えられない方へ
【中学生向け】英文法が身につく参考書の選び方とおすすめ4選
問題のパターンを覚える
中学校の英語では、出題の形式がある程度定まっています。
「疑問文(否定文)に直しなさい」
「日本語に合うように並べ替えなさい」
「次の日本語を英語に(英語を日本語に)直しなさい」
「空欄に適切な単語を書きなさい」
など、問題のパターンを学んでしまうことにより、学習効率は大きく上がります。
どんな形式で出題されても対応できるよう、同じ文章の疑問形・否定形・並べ替え・適語補充・和訳・英訳に取り組むとよいでしょう。
まとめ
英語への苦手意識が強い人でも、ひとつずつステップを踏んでいくことで、確実に前向きな気持ちを養えます。
まずは英語と触れ合う時間を長くできるよう、「楽しさ」重視で学んでいきましょう。
自分流の勉強法が見つからない場合は、学習コーチングサービスを活用することもおすすめです。
どんな勉強法が向いているか、いつまでにどこまで進めるかを相談しながら決められるため、何から手をつければいいか分からない人でも安心して取り組めるようになるでしょう。
関連コラム:勉強の仕方がわからない中学生に伝えたい基本の勉強法!主要5教科のコツも解説
勉強方法のお悩みにコーチングという選択肢
「コーチング」とは、学習コーチがひとりひとりに合わせた学習カリキュラムを作成し、進捗を管理し、サポートをするサービスです。
塾や予備校などが学習内容を指導するのに対し、「コーチング」では勉強方法や学習計画の指導、勉強についてのメンタルサポートを行います。
コーチングのメリット
コーチングを受けるメリットは自学自習が身に付くこと、勉強についてのメンタルサポートを受けられることなどがありますが、最大のメリットはフルオーダーメイドの学習計画を組み立ててもらえることです。
内申点アップ、志望校合格など大きな目標を達成する上で欠かせないのは、日々の学習計画をどこまで現実的に立てられるか、です。
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「集団授業の予備校は、大勢の生徒を相手にしているから、自分だけのカリキュラムを提示してくれない」
「個別指導塾は、週1・2回の指導だから、学習サポートに不安がある」こういったお悩みがある方には特におすすめのサービスとなっています。
コーチングの流れ
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内申点、偏差値アップという「結果」「成績上昇」にもこだわります。
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