Gmailに送信
- 2011-01-25 Tue 15:49:20
- 導入準備
メタトレーダーからのメールの送信先をGmailにするときも、ツール→オプション→E-メールから同様の設定を行います。
ただし、SMTPサーバの欄は
としてください。127.0.0.1:465
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実は、メタトレーダーからGmailに送信する場合、ちょっと特殊な設定が必要です。
というのも、GmailのSMTP通信はSSLによる暗号化が必要ですが、メタトレーダーはそれに対応していないためです。
この場合、SSLによる暗号化を行うソフトを導入する必要があります。
このページでstoneというソフトをダウンロードします(私の場合、WindowsXP版でした)。
ZIPファイルを展開すると、「stone23xp」というフォルダにさまざまなファイルがあります。「stone23xp」フォルダをローカルディスクCに移動します。
設定ファイル作成
「stone23xp」フォルダにて、右クリック→新規作成→テキストドキュメント、でテキストファイルを開き、以下のテキストを書きこみます。
smtp.gmail.com:465/ssl 127.0.0.1:465
これは、GmailのSMTPサーバと通信するための設定ファイルになります。
「stone.conf」という名前に変更します。
バッチファイル作成
この設定ファイルを利用してstoneを実行するためにバッチファイルを作成します。
再び「stone23xp」フォルダにて、右クリック→新規作成→テキストドキュメント、でテキストファイルを開き、以下のテキストを書きこみます。
C:\stone23xp\stone.exe -M install repeater -C C:\stone23xp\stone.conf
net start repeater
pause
赤字の部分が、「stone23xp」フォルダを意味します。XP以外のOSの場合は名前が違うはずなので各自で変更してください。
「INSTALL.bat」という名前に変更します。
「stone.conf」と「INSTALL.bat」の2つのファイルが作成されました。
では、stoneを利用してGmailにテストメールを送信してみます。
「INSTALL.bat」をダブルクリックすると、コマンドプロンプトが立ち上がります。
うまく設定できていたら、「サービスは開始されています」というメッセージが書かれています。
この状態で「Test」ボタンを押してターミナルに成功メッセージが現れたらOKです。
うまくいかない場合、メタトレーダーを立ち上げ直すとうまくいくこともあります。
スタートアップに追加
現状ですと、パソコンを立ち上げるたびにstoneを起動しなければGmailにメール送信できません。
面倒な方は、「INSTALL.bat」へのショートカットをスタートアップに追加してしまうのも一つの手です。
「INSTALL.bat」を右クリック→ショートカットを作成
作成したショートカットを右クリックして「切り取り」をします。
スタート→すべてのプログラム→スタートアップを右クリックして開きます。
スタートアップフォルダ内で右クリックして「貼り付け」を行います。
これで、パソコンを立ち上げると自動的にstoneが立ち上がります。メール送信機能をあまり使わない方はこの作業は不要でしょう。
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