鋭利なもので首を刺し夫殺害か…フィリピン国籍の妻逮捕　名古屋市名東区の県営住宅

名古屋市名東区の県営住宅で、56歳の夫を殺害したとして、40歳のフィリピン国籍の妻が逮捕されました。

警察によりますと、22日午後8時40分ごろ、名古屋市名東区にある県営住宅の一室で「弟が（弟の）妻に殴られているようだ」などと110番通報がありました。

警察が駆けつけると、この部屋に住む無職の千葉豊さん（56）が血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。

警察は千葉さんの妻でフィリピン国籍のロゼンダ・サラザール容疑者（40）を殺人の疑いで逮捕しました。

調べに対し、「わざとやったわけではありません」などと容疑を否認しているということです。ロゼンダ・サラザール容疑者は鋭利なもので千葉さんの首を刺したとみられていて、警察が当時の状況や動機などを調べています。