きのう、名古屋市の住宅で56歳の夫の首を鋭利なもので刺して殺害した疑いで、フィリピン国籍の女が逮捕されました。

逮捕されたのは、名古屋市名東区のアルバイトでフィリピン国籍のチバ・ロゼンダ・サラザール容疑者(40)です。

警察によりますと、チバ容疑者はきのう、自宅の県営住宅の一室で、夫で無職の豊さん(56)の首を鋭利なもので刺して殺害した殺人の疑いが持たれています。

近隣住人
「鈍い音だけが絶えず(聞こえた)。10分間か15分間、何でそんなことするのかな」

警察の調べに対してチバ容疑者は「わざとやったわけではありません」と殺意を否認しているということです。チバ容疑者は豊さんとその母親の3人で暮らしていて、おととしには「妻に暴力を振るわれた」と警察に相談が寄せられていました。