道端ジェシカ容疑者“泳がせ逮捕”はMDMA常習だからか…元麻取は「売人」の可能性も指摘
合成麻薬MDMA所持の疑いでモデルの道端ジェシカ容疑者(38)が逮捕されたのは18日夜のこと。税関職員が海外から到着した荷物の中から、15錠のカプセルに入った粉末状のMDMAを発見。容疑者を泳がせる捜査「コントロールド・デリバリー」で、六本木の高級ホテルに届けられた後、部屋にいた道端容疑者と知人男性を現行犯逮捕した。
ASKAと女性「夜な夜な動物のような音」…近隣住民が証言(2014年)
警視庁の調べに対し、道端容疑者は「知らないです」と否認しているが、元厚生省麻薬取締官の小林潔氏は「悪質な可能性が高い」としてこう続ける。
「空港ではなく、あえて届いた後で現行犯逮捕するということは、確証をもって逮捕しようという警察側の意図が感じられる。そこまでして確実に逮捕しようということは、繰り返し輸送し、マークされていた可能性が高い。繰り返し運ぶということは“売人”として薬物を広げる役割を担っていた可能性も考えられるため、重要視したのでしょう」
道端容疑者といえば、姉・カレン(43)、妹・アンジェリカ(37)と美人3姉妹で活躍。2008年ごろからF1ドライバーのジェンソン・バトン(43)と交際し話題に。道端容疑者と交際してからバトンがチャンピオンに返り咲いたため“勝利の女神”と称されていた。その後、14年にバトンと結婚するも翌15年に離婚。現在は、ハリウッドの映画プロデューサーと事実婚でハワイに在住。彼との間に生まれた5歳の娘と優雅なハワイライフがSNSやテレビで公開されていた。
■カエルの毒を体内に…
しかしながら、最近は、南米のアマゾンに生息するカエルの毒を体に入れることによって、強烈なデトックス反応を起こすという“カンボ治療”にも傾倒し、パイプで何かを吸引する様子もSNSで公開。1月には過去のインスタを全削除するなど奇行が目立っていた。すでに拠点は海外にシフト。現在、日本での活動はといえば美容系のアンバサダーを務めているぐらいで「何をなりわいにしているのか不明ですね。しいて言えば“セレブ”が職業」(芸能関係者)だったという。
「売人には、お金持ちの中にいて、何で収入を得ているのかわからない、海外を頻繁に行き来するなど不審な部分が多いのも特徴ですね」(前出の小林氏)という。
“ヤク”の売人にまで堕ちるとは、福井の片田舎からモデルを目指した“サクセスストーリー”もこれで終焉か。