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幻の漂泊民・サンカ (文春文庫) 文庫 – 2004/11/10
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近代文明社会に背を向け、〈管理〉〈所有〉〈定住〉とは無縁の「山の民・サンカ」はいかに発生し、日本史の地底に消えていったか。
積年の虚構を解体し実像に迫る、白熱の民俗誌!
一所不住、一畝不耕。山野河川で天幕暮し。竹細工や川魚漁を生業とし、'60年代に列島から姿を消した自由の民・サンカ。彼らは、原日本人の末裔なのか。中世から続く漂泊民なのか。
従来の虚構を解体し、聖と賎、浄と穢から「日本文化」の基層を見据える沖浦民俗学の新たな成果。
解説・佐藤健二 序章 サンカとは何者だったのか/第一章 近世末・明治期のサンカ資料を探る/第二章 柳田國男のサンカ民俗誌/第三章 サンカの起源論をめぐって/第四章 サンカの原義は「山家」だった/第五章 発生期は近世末の危機の時代か/第六章 三角寛『サンカ社会の研究』を読み解く/第七章 今日まで残ったサンカ民俗をたずねる
積年の虚構を解体し実像に迫る、白熱の民俗誌!
一所不住、一畝不耕。山野河川で天幕暮し。竹細工や川魚漁を生業とし、'60年代に列島から姿を消した自由の民・サンカ。彼らは、原日本人の末裔なのか。中世から続く漂泊民なのか。
従来の虚構を解体し、聖と賎、浄と穢から「日本文化」の基層を見据える沖浦民俗学の新たな成果。
解説・佐藤健二 序章 サンカとは何者だったのか/第一章 近世末・明治期のサンカ資料を探る/第二章 柳田國男のサンカ民俗誌/第三章 サンカの起源論をめぐって/第四章 サンカの原義は「山家」だった/第五章 発生期は近世末の危機の時代か/第六章 三角寛『サンカ社会の研究』を読み解く/第七章 今日まで残ったサンカ民俗をたずねる
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2004/11/10
- ISBN-104167679264
- ISBN-13978-4167679262
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
一所不住、一畝不耕。山野河川で天幕暮し。竹細工や川魚漁を生業とし、’60年代に列島から姿を消した自由の民・サンカ。「定住・所有」の枠を軽々と超えた彼らは、原日本人の末裔なのか。中世から続く漂泊民なのか。従来の虚構を解体し、聖と賎、浄と穢から「日本文化」の基層を見据える沖浦民俗学の新たな成果。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
沖浦/和光
1927年、大阪生まれ。東京大学文学部卒。桃山学院大学名誉教授。比較文化論、社会思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1927年、大阪生まれ。東京大学文学部卒。桃山学院大学名誉教授。比較文化論、社会思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2004/11/10)
- 発売日 : 2004/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 392ページ
- ISBN-10 : 4167679264
- ISBN-13 : 978-4167679262
- Amazon 売れ筋ランキング: - 37,146位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 95位文化人類学一般関連書籍
- - 541位文春文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月2日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
サンカがどうやって起こり今どうなっているかよく分かります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2022年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の2~3歳のころ 煙のような朧げな記憶にサンカ?とおぼしき謎の人たちが居た。(気がする..) 詳細は控えるが その人々がサンカなのか今となっては確かめようも無く、山奥の田舎には70年代までかろうじて末裔が存在しえたのかもしれないと今は思っている。 微かな記憶の補完に成ればと読んでみたが やはり、記録に残さなければと思う余裕が社会に出来たころは必然として彼らは去っていった後だった。一括りでサンカと分類されない、地域によって様々な生活様式をしていたと想像し、その呼称も違ったのであろうと思われる。
全体としては、他の方のレビューにも有るが、やや同じことの繰り返しが見られ星は4としたが貴重な調査の記録であることは間違いない。けれども、あと十年でも早く調査をしていれば貴重な証言などが採れたかもしれず残念ではある。(あと、戦争のどさくさも影響が多くあるのだろう..)
全体としては、他の方のレビューにも有るが、やや同じことの繰り返しが見られ星は4としたが貴重な調査の記録であることは間違いない。けれども、あと十年でも早く調査をしていれば貴重な証言などが採れたかもしれず残念ではある。(あと、戦争のどさくさも影響が多くあるのだろう..)
2013年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サンカが幕末頃の飢饉で困窮し山へ逃れた農民であるという筆者の説にはかなりの衝撃を受けました。
本書を読むと、確かに様々な状況証拠からはそのような仮説も成り立つと思わされます。
同時に、サンカに対して抱いていたロマンチシズムのようなものは完全に崩壊します。
謎の多いマイノリティと思われていたサンカが、実はマジョリティである農民の落伍者であったとは。
しかし読んでしばらくして疑問が次々と湧いてきました。
飢えた農民が大都市へ出てスラムをつくるのはわかるけれど、山へ入っていきなり魚を獲ったり竹細工をしたり出来るだろうか?
村という共同体の一員として暮らしてきた農民にとって山は未知で恐ろしいところであったはず。
そしてそれらの職業に携わる古くからの賎民も多くいたのに、その市場を奪うことが出来たのだろうか?技能は?顧客開拓は?
どうも、人がどう行動するか、何が出来るかという視点が抜け落ちているように感じられます。
もうひとつは、サンカを犯罪者集団とした当時の官憲の資料をでっちあげだとして徹底的に否定していること。
サンカが農村からの落伍者であれば、犯罪に手を染める者がいたとして不思議ではありません。
沖浦氏は資料を詳細に分析することでサンカを外堀から埋めて、過去の名だたる研究者の考察を順番に否定していき、最後に残るのが彼の説になります。
その筆致にはとても説得力があるのですが、肝心なところで何か意図的な論理の飛躍があるような気がします。
サンカ研究書のひとつとしてはとても面白く、価値のある本だと思います。
本書を読むと、確かに様々な状況証拠からはそのような仮説も成り立つと思わされます。
同時に、サンカに対して抱いていたロマンチシズムのようなものは完全に崩壊します。
謎の多いマイノリティと思われていたサンカが、実はマジョリティである農民の落伍者であったとは。
しかし読んでしばらくして疑問が次々と湧いてきました。
飢えた農民が大都市へ出てスラムをつくるのはわかるけれど、山へ入っていきなり魚を獲ったり竹細工をしたり出来るだろうか?
村という共同体の一員として暮らしてきた農民にとって山は未知で恐ろしいところであったはず。
そしてそれらの職業に携わる古くからの賎民も多くいたのに、その市場を奪うことが出来たのだろうか?技能は?顧客開拓は?
どうも、人がどう行動するか、何が出来るかという視点が抜け落ちているように感じられます。
もうひとつは、サンカを犯罪者集団とした当時の官憲の資料をでっちあげだとして徹底的に否定していること。
サンカが農村からの落伍者であれば、犯罪に手を染める者がいたとして不思議ではありません。
沖浦氏は資料を詳細に分析することでサンカを外堀から埋めて、過去の名だたる研究者の考察を順番に否定していき、最後に残るのが彼の説になります。
その筆致にはとても説得力があるのですが、肝心なところで何か意図的な論理の飛躍があるような気がします。
サンカ研究書のひとつとしてはとても面白く、価値のある本だと思います。
2017年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三角寛の小説群は論外としても、「サンカ社会の研究」の内容の全てを否定できるものではない。
著者のいうように天保飢饉が多くのサンカを生み出した事は事実だろうが、それがサンカの起源とは思われない。
北関東では天保の大飢饉より以前に開拓地に入植し、土着したサンカもあるので、事実はもっと多様なのではないか。
結局のところサンカ研究は柳田国男が挫折した地点から、多くの進歩はないように思われる。
著者のいうように天保飢饉が多くのサンカを生み出した事は事実だろうが、それがサンカの起源とは思われない。
北関東では天保の大飢饉より以前に開拓地に入植し、土着したサンカもあるので、事実はもっと多様なのではないか。
結局のところサンカ研究は柳田国男が挫折した地点から、多くの進歩はないように思われる。