◆私自身はどう考えたか
暑いですね。ここは高知のように強烈な日差しが刺さって痛いという暑さではありますせんが、体が重たく感じられるような蒸し暑さです。
しかし身と心が重く感じられるのは湿度のせいばかりではなく、多くのブロガーが震撼したように、私も福岡で起こったブロガー刺殺事件に衝撃を受けているからです。
一昨日の夜、丁度サッカーの試合が始まるころにTwitterで「福岡で起こった殺人事件の被害者はHagexさんらしい」という一報を目にしました。
非常に驚いたものの、くわしいことが分からなかったので翌朝のNHKニュースを待ちましたが、朝の時点ではまだ被害者と加害者の詳細や事件の動機が不明であった為か報道されませんでした。
お昼までには事件の概要が明らかになり、被害者がはてなブロガーのHagexさんであることが確定し、以後はサッカー日本代表の活躍にも心浮きたたず、朝日、毎日、読売など各紙のデジタル版ニュースやHagexさんと親交のあった方々のブログや追悼を追いかけていました。
Hagexさん刺殺、犯行声明か「低脳先生と呼ばれ」
Hagexに王様はいなかった
hagexさんの痛ましい事件について
無題
私はHagexさんのファンだった訳ではありません。彼のブログはごくたまにしか見に行っていませんでした。
ファンではなかったけれど、Hagexさんははてなにとどまらずネット界では一目置かれる人気ブロガーさんであることは承知していました。
毎日更新されることが当たり前だった人気ブログの主さんが、このような凄惨な事件に巻き込まれることが現実にありうるのだという事実に動揺しました。
私には、「ネットは所詮ネット」だとか「たかがネット」という意識がありました。
「ネットの有名人は、リアルでは無名の人。人気ブログと言えどもリアル社会に及ぼす影響力などほとんどない」
と考えていたので、実際に殺されてしまうほどの殺意が「所詮はネットの有名人」でしかないブロガーに向けられたことに仰天してしまったのです。
良し悪しは置いておいて、ネット上ではバカだのアホだの死ねだのといった罵詈雑言が飛び交うことは珍しいことではありません。
しかし、実際にそれらの脅しが実行に移されることはまずありません。
アイドル活動をしているような若い女性が深刻なネットストーカー被害に遭った場合には、現実でも犯人が接触を試みてくることが予想され警戒が必要ですが、ネットの中では人気者でもネットの外ではほとんど相手にされていないおっさんやおばさんのブロガーが、まさかリアルで暴力を振るわれることがあるだなんて思いつきもしなかったのです。
「子供じゃあるまいし、まさかネット上のトラブルで実際に暴力を振るわれることなんてないだろう」
私に限らず、多くの人がそのような認識だったのではないでしょうか。
私は事件加害者である低脳先生については、「あ、なんかちょっと聞いたことある」くらいにしか知りませんでした。
あらゆる人に対してネット上で暴言を吐き、しつこく絡む人だったのですね。
私ははてなブロガーではないので一度も絡まれたことはありませんし、よって通報したこともありませんが、もしもはてなを利用していたとして、低脳先生のように「誰にでも絡む人」に警戒心を持つことはかえって難しかったでしょう。
私だけに、ではなく、いつでもどこでも誰にでも攻撃的な人の攻撃対象が、まさか自分一人に絞られるなんて思いもよらないからです。
しかもネットの中ではなく、現実に目の前にあらわれるだなんて全く想像ができません。
低脳先生は私と同い年の男性でした。
現在社会問題化しつつある高齢引きニート(40歳以上の引きこもりニート)なのだそうです。
他世代に比べて生きることが難しい私たちの世代では、彼のような高齢引きニートは決して珍しい存在ではありません。
私の知り合いにも二人います。
彼は氷河期をサバイブできず、自己実現どころか社会の中で寄る辺を失い、自分に失望し未来に絶望し、怒りを無関係の他者になすりつけ、事件を起こして汚名を残すことに「生まれてきた意味」を見出してしまった可哀想な人。
そして、Hagexさんはずっと匿名で活動してらしたのに、たまたま表に出てきていて、たまたまタイミングの悪い時に犯人の住む街に出かけてしまっただけの不運な人に思えました。
事件の詳細が明らかになるにつれ、Hagexさん個人が激しく恨まれていたのではなく、常軌を逸した人の哀れな被害者に選ばれたのがたまたまHagexさんだっただけであり、他の誰かが被害者に選ばれていた可能性もあったように思われたからです。
Hagexさんのブログは、時に他者を辛辣にからかい、おどけながら相手の矛盾を突き、不誠実を暴くような記事が多くありました。
その鋭さが魅力でしたが、今回の事件を受けて「それがいけなかった。恨まれても当然だ」という意見も散見されました。
たとえ恨まれようが怒りを買おうが殺されるほどの罪ではないはずなので、「自業自得だ」という意見には賛成できません。
とはいえ、私自身もキラキラ起業女子や子宮系女子など、人を傷つけるブログを書いている自覚はあるので、「攻撃的なブログを書いているのにHagexさんはどうして表に出ようとしたのだろう。あれだけの読者を抱えていたら、誰にブログが読まれているかも自分の姿が見られているかも分からなくて危ないのに」とは思いました。
敵を作ってしまうブログは、匿名だからこそつつがなく書いていられると私自身は考えています。
報道によると、岡本さんは会社から独立するにあたり、自分が育ててきたブログの知名度や人気を活用しようとしていたのですね。
けれど、ネット上のキャラであるHagexと現実の自分がリンクすることには不安も覚えていたそう。不安を感じていてもリスクを取ることを選ぶほど、新事業の立ち上げに人生を賭けてらしたのでしょう。
Hagexさんが生前抱いていた不安、現実に、刺殺事件
私はかつて実名顔出しでブログを書いていました。
今よりもずっと読者の少ない頃です。
ブログを書くのは初めてだったので、ネットの事情に疎く危機管理意識もなかったのと、キラキラ起業に片足を突っ込んでおり、「ネットに顔と名前を公開しプライベートをさらけ出せ」とセミナー講師に言われた通りのことを馬鹿正直に実行していたのです。
それでも夫や子供達をブログネタにするのは憚られたので、家族の顔写真をネットに上げたことは一度もありませんし、夫の職業や子供達が通っている学校も内緒にしていましたが、自分自身の情報に関しては無防備に流していました。
どのあたりに住んでいるかを書いたり、自宅の一部を写真に撮って載せたり、当時働いていたお店の名前を出したり、出店予定のイベントについて宣伝したり。
私のブログは開設当初から、好きな人と嫌いな人とで分かれました。
友人知人であれ見知らぬ人であれ、好きな人は面白いと直接伝えて下さいましたが、私のブログや私のキャラクターが嫌いな人は、次第によそよそしくなったり、「あんなブログを書いている人は嫌いだ」と悪口を言われているのを人づてに聞いたりしました。
初めの頃は、誰に何をどう思われても私自身はほとんど気にしておらず、「ゆきさんのブログのファンです」と言って、わざわざ私に会いにきてくださる方々の存在を嬉しく思っていました。
けれど、私はもともと目立つことを好まない人間です。
子供の頃からずっと、舞台があるなら表に出るのは目立ちたがり屋の適任者に任せて、自分はその影となり裏方で働くことが好きなタイプだったので、たくさんの見ず知らずの人たちが私の存在を一方的に知っていて、勝手に好悪の感情を持たれることに居心地の悪さを感じ、いつまでも慣れませんでした。
そして、キラキラ起業ビジネスのカモになった女性たちが、あまりにも無防備に自分と家族の個人情報を盛大にばらまいているのを目の当たりにして次第に怖くなり、「ありのままの自分をさらけ出してネットでファンづくり」などと称し、常識や良識を失くしていく人たちを尻目に私自身はいち早く顔も名前を非公開にし、プライベートな情報に関わる過去記事は削除しまくりました。
そして、再婚相手が転勤族であったことを幸いに、住む土地を移り、名を変え(高知では再婚後もずっと旧姓で通していた)、仕事も変わり、女は化けられるので髪型も化粧も変えました。
高知では見知らぬ人から「ブログを書いてるユキさんですね」と声をかけられることがありましたが、新天地では誰も私のことを知りません。
ブログを書いていることも誰にも教えていませんし、教えるつもりもありません。
ネット上のマダムユキというキャラクターはフォロワーも読者も増え続けていますが、現実の私は「誰も知らない人」に戻ることができたのです。
ネットに顔や名前を出すことや、表に出ることを十把一絡げに危険だなどと非難するつもりはありません。
顔と名前を売ることで商売が成り立つ人たちだっているし、仕事上必要があってやっている人たちだっているのですから。
しかし、怒りや恨みを買いやすい人はやはりネットに顔や名前、所在地を明かさないほうがいい。
Hagexさんのようなタイプのブロガー以上に、子宮系もキラキラ系もプロブロガー系も、それらの虚業家たちは仮に現実に命を狙われ危害を加えられたとしたら、「自業自得」と言われるでしょう。
虚業家が売っているのは実態のないものであり、社会通念上間違った意識を振りかざしていて、その結果カモになってしまった人たちの人生に実害を与えているからです。
彼らの言うことを信じて実践した結果、大金を失ったりパートナーや家族に見放されてしまった人が恨みを募らせてナイフを握った時、顔と名前と居場所を公開している人たちには防御の術がありません。
彼らがしているのはそうした危険を招く行為なのです。
今回の事件を受けて、SNSもブログも消すと仰るブロガーさんも目にしました。
私はそこまで過剰反応するつもりはなく、これまで通りブログは続けていきます。
けれど、もう表に出るつもりは元よりありませんでしたが、Hagexさんの事件を受けて「二度と表には顔を出すまい」と、決意を新たにしたのでした。
暑いですね。ここは高知のように強烈な日差しが刺さって痛いという暑さではありますせんが、体が重たく感じられるような蒸し暑さです。
しかし身と心が重く感じられるのは湿度のせいばかりではなく、多くのブロガーが震撼したように、私も福岡で起こったブロガー刺殺事件に衝撃を受けているからです。
一昨日の夜、丁度サッカーの試合が始まるころにTwitterで「福岡で起こった殺人事件の被害者はHagexさんらしい」という一報を目にしました。
非常に驚いたものの、くわしいことが分からなかったので翌朝のNHKニュースを待ちましたが、朝の時点ではまだ被害者と加害者の詳細や事件の動機が不明であった為か報道されませんでした。
お昼までには事件の概要が明らかになり、被害者がはてなブロガーのHagexさんであることが確定し、以後はサッカー日本代表の活躍にも心浮きたたず、朝日、毎日、読売など各紙のデジタル版ニュースやHagexさんと親交のあった方々のブログや追悼を追いかけていました。
Hagexさん刺殺、犯行声明か「低脳先生と呼ばれ」
Hagexに王様はいなかった
hagexさんの痛ましい事件について
無題
私はHagexさんのファンだった訳ではありません。彼のブログはごくたまにしか見に行っていませんでした。
ファンではなかったけれど、Hagexさんははてなにとどまらずネット界では一目置かれる人気ブロガーさんであることは承知していました。
毎日更新されることが当たり前だった人気ブログの主さんが、このような凄惨な事件に巻き込まれることが現実にありうるのだという事実に動揺しました。
私には、「ネットは所詮ネット」だとか「たかがネット」という意識がありました。
「ネットの有名人は、リアルでは無名の人。人気ブログと言えどもリアル社会に及ぼす影響力などほとんどない」
と考えていたので、実際に殺されてしまうほどの殺意が「所詮はネットの有名人」でしかないブロガーに向けられたことに仰天してしまったのです。
良し悪しは置いておいて、ネット上ではバカだのアホだの死ねだのといった罵詈雑言が飛び交うことは珍しいことではありません。
しかし、実際にそれらの脅しが実行に移されることはまずありません。
アイドル活動をしているような若い女性が深刻なネットストーカー被害に遭った場合には、現実でも犯人が接触を試みてくることが予想され警戒が必要ですが、ネットの中では人気者でもネットの外ではほとんど相手にされていないおっさんやおばさんのブロガーが、まさかリアルで暴力を振るわれることがあるだなんて思いつきもしなかったのです。
「子供じゃあるまいし、まさかネット上のトラブルで実際に暴力を振るわれることなんてないだろう」
私に限らず、多くの人がそのような認識だったのではないでしょうか。
私は事件加害者である低脳先生については、「あ、なんかちょっと聞いたことある」くらいにしか知りませんでした。
あらゆる人に対してネット上で暴言を吐き、しつこく絡む人だったのですね。
私ははてなブロガーではないので一度も絡まれたことはありませんし、よって通報したこともありませんが、もしもはてなを利用していたとして、低脳先生のように「誰にでも絡む人」に警戒心を持つことはかえって難しかったでしょう。
私だけに、ではなく、いつでもどこでも誰にでも攻撃的な人の攻撃対象が、まさか自分一人に絞られるなんて思いもよらないからです。
しかもネットの中ではなく、現実に目の前にあらわれるだなんて全く想像ができません。
低脳先生は私と同い年の男性でした。
現在社会問題化しつつある高齢引きニート(40歳以上の引きこもりニート)なのだそうです。
他世代に比べて生きることが難しい私たちの世代では、彼のような高齢引きニートは決して珍しい存在ではありません。
私の知り合いにも二人います。
彼は氷河期をサバイブできず、自己実現どころか社会の中で寄る辺を失い、自分に失望し未来に絶望し、怒りを無関係の他者になすりつけ、事件を起こして汚名を残すことに「生まれてきた意味」を見出してしまった可哀想な人。
そして、Hagexさんはずっと匿名で活動してらしたのに、たまたま表に出てきていて、たまたまタイミングの悪い時に犯人の住む街に出かけてしまっただけの不運な人に思えました。
事件の詳細が明らかになるにつれ、Hagexさん個人が激しく恨まれていたのではなく、常軌を逸した人の哀れな被害者に選ばれたのがたまたまHagexさんだっただけであり、他の誰かが被害者に選ばれていた可能性もあったように思われたからです。
Hagexさんのブログは、時に他者を辛辣にからかい、おどけながら相手の矛盾を突き、不誠実を暴くような記事が多くありました。
その鋭さが魅力でしたが、今回の事件を受けて「それがいけなかった。恨まれても当然だ」という意見も散見されました。
たとえ恨まれようが怒りを買おうが殺されるほどの罪ではないはずなので、「自業自得だ」という意見には賛成できません。
とはいえ、私自身もキラキラ起業女子や子宮系女子など、人を傷つけるブログを書いている自覚はあるので、「攻撃的なブログを書いているのにHagexさんはどうして表に出ようとしたのだろう。あれだけの読者を抱えていたら、誰にブログが読まれているかも自分の姿が見られているかも分からなくて危ないのに」とは思いました。
敵を作ってしまうブログは、匿名だからこそつつがなく書いていられると私自身は考えています。
報道によると、岡本さんは会社から独立するにあたり、自分が育ててきたブログの知名度や人気を活用しようとしていたのですね。
けれど、ネット上のキャラであるHagexと現実の自分がリンクすることには不安も覚えていたそう。不安を感じていてもリスクを取ることを選ぶほど、新事業の立ち上げに人生を賭けてらしたのでしょう。
Hagexさんが生前抱いていた不安、現実に、刺殺事件
私はかつて実名顔出しでブログを書いていました。
今よりもずっと読者の少ない頃です。
ブログを書くのは初めてだったので、ネットの事情に疎く危機管理意識もなかったのと、キラキラ起業に片足を突っ込んでおり、「ネットに顔と名前を公開しプライベートをさらけ出せ」とセミナー講師に言われた通りのことを馬鹿正直に実行していたのです。
それでも夫や子供達をブログネタにするのは憚られたので、家族の顔写真をネットに上げたことは一度もありませんし、夫の職業や子供達が通っている学校も内緒にしていましたが、自分自身の情報に関しては無防備に流していました。
どのあたりに住んでいるかを書いたり、自宅の一部を写真に撮って載せたり、当時働いていたお店の名前を出したり、出店予定のイベントについて宣伝したり。
私のブログは開設当初から、好きな人と嫌いな人とで分かれました。
友人知人であれ見知らぬ人であれ、好きな人は面白いと直接伝えて下さいましたが、私のブログや私のキャラクターが嫌いな人は、次第によそよそしくなったり、「あんなブログを書いている人は嫌いだ」と悪口を言われているのを人づてに聞いたりしました。
初めの頃は、誰に何をどう思われても私自身はほとんど気にしておらず、「ゆきさんのブログのファンです」と言って、わざわざ私に会いにきてくださる方々の存在を嬉しく思っていました。
けれど、私はもともと目立つことを好まない人間です。
子供の頃からずっと、舞台があるなら表に出るのは目立ちたがり屋の適任者に任せて、自分はその影となり裏方で働くことが好きなタイプだったので、たくさんの見ず知らずの人たちが私の存在を一方的に知っていて、勝手に好悪の感情を持たれることに居心地の悪さを感じ、いつまでも慣れませんでした。
そして、キラキラ起業ビジネスのカモになった女性たちが、あまりにも無防備に自分と家族の個人情報を盛大にばらまいているのを目の当たりにして次第に怖くなり、「ありのままの自分をさらけ出してネットでファンづくり」などと称し、常識や良識を失くしていく人たちを尻目に私自身はいち早く顔も名前を非公開にし、プライベートな情報に関わる過去記事は削除しまくりました。
そして、再婚相手が転勤族であったことを幸いに、住む土地を移り、名を変え(高知では再婚後もずっと旧姓で通していた)、仕事も変わり、女は化けられるので髪型も化粧も変えました。
高知では見知らぬ人から「ブログを書いてるユキさんですね」と声をかけられることがありましたが、新天地では誰も私のことを知りません。
ブログを書いていることも誰にも教えていませんし、教えるつもりもありません。
ネット上のマダムユキというキャラクターはフォロワーも読者も増え続けていますが、現実の私は「誰も知らない人」に戻ることができたのです。
ネットに顔や名前を出すことや、表に出ることを十把一絡げに危険だなどと非難するつもりはありません。
顔と名前を売ることで商売が成り立つ人たちだっているし、仕事上必要があってやっている人たちだっているのですから。
しかし、怒りや恨みを買いやすい人はやはりネットに顔や名前、所在地を明かさないほうがいい。
Hagexさんのようなタイプのブロガー以上に、子宮系もキラキラ系もプロブロガー系も、それらの虚業家たちは仮に現実に命を狙われ危害を加えられたとしたら、「自業自得」と言われるでしょう。
虚業家が売っているのは実態のないものであり、社会通念上間違った意識を振りかざしていて、その結果カモになってしまった人たちの人生に実害を与えているからです。
彼らの言うことを信じて実践した結果、大金を失ったりパートナーや家族に見放されてしまった人が恨みを募らせてナイフを握った時、顔と名前と居場所を公開している人たちには防御の術がありません。
彼らがしているのはそうした危険を招く行為なのです。
今回の事件を受けて、SNSもブログも消すと仰るブロガーさんも目にしました。
私はそこまで過剰反応するつもりはなく、これまで通りブログは続けていきます。
けれど、もう表に出るつもりは元よりありませんでしたが、Hagexさんの事件を受けて「二度と表には顔を出すまい」と、決意を新たにしたのでした。