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元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~ 作者:沢村治太郎(合成酵素)

第十四章 スタンピード編

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328 タイムも押し、赴いた



「なにあれぇ!?」



 異変は突然に訪れた。


 巨人を弾き飛ばして遊んでいたエコが、いち早くそれ・・に気付く。



「耐え切った……ということか」



 冷静に、そして成し遂げた事実を噛みしめるように、シルビアが呟いた。


 時刻は17時。


 そう――彼らは、スタンピードを耐えた。


 だが、耐え切ったとはまだ言えない。


 これより始まるボスラッシュを全て凌ぎ切れば、晴れて耐え切ったと言えるだろう。



「陣を広く取れ! できる限り魔物を誘い、あの鎧の魔物・・・・からなるべく離すのだ!」



 ノヴァは決して気を抜かず、皆に指示を出す。


 セカンドが「ボスラッシュはソロでやらせてくれ」と、珍しく皆に“お願い”していたのだ。その願いを叶えずして何が恋人かと、ノヴァは自覚を強く持っていた。



「もう、そんな時間」


「あっと言う間だったなぁー」



 戦闘に集中していたレイヴは、言われて初めて17時を回っていたことに気付く。


 プリンスは余裕の演技をするが、心の中は安堵で満たされていた。



「やっと終わったか……?」


「……ええ」



 エルが荒くなった息を整えながら問いかけると、キュベロは周囲を見渡してからゆっくりと頷いて応える。



「あたしら、何回死にかけた?」


「少なく見積もっても十回は」


「実は死んでるとかねぇよな?」


「殴って確かめましょうか?」


「オイよせ、もう懲り懲りだよ」



 ボロボロになったメイド服と執事服が、魔物との激闘を物語っていた。




「――待たせた! そして、もうちょっと待ってくれ!」



 皆が鎧の魔物以外の魔物を引き付けて処理する中、セカンドが《雷光転身》で現れる。


 セカンドは一目散に鎧の魔物へと駆けていくと、目の前で棒立ちになり、ミスリルバックラーを装備した。


 鎧の魔物は、体長3メートルはあろうかという巨体。そして、更にその背丈よりも長い大太刀を構えている。


 じりじりとセカンドへと近づいていき、間合いに入った瞬間、ゆっくりと腰を落とし――目にもとまらぬ速さでセカンドに斬りかかった。



「!」


 セカンドによる《歩兵盾術》のパリィが、大太刀の一撃を弾き、鎧の魔物をノックバックさせる。


 鎧の魔物の、その禍々しい朱漆塗りの兜の奥に潜む不気味な眼光が、ゆらりと揺れて、残像が曲線を引いた。



「何をしているんだ、あの人は?」


 魔物の処理を終え、遠巻きに見ていたクラウスが、疑問を口にする。



「……もしや“観戦者”の到着を待っているのでは?」


「まさか……いや、まさかか」



 チェリの指摘に、クラウスは一度否定したが、考えるほどに辻褄が合った。


 オランジ王国でバルテレモン家の二人と試合をした時も、セカンドはただ「見せたい」という理由だけでクラウスを連れてきたのだ。


 以後、セカンドは何度も何度も《歩兵盾術》でのパリィを続けた。


 時には攻撃を躱したが、決して自分から攻撃するようなことはなかった。


 完全な状態からの一連のボスラッシュを、皆に見せたかったのだ。


 その間、続々と他地点の面々がやってくる。


 転身を使える者によって転移してきたのだ。



大太刀夜叉おおだちやしゃか。ちゅーことは……」


「4連目が面倒か」



 到着するや否や、ラズベリーベルが鎧の魔物の正体を見抜く。同時に、ボスラッシュのボス出現テーブルについても見当が付いた。


 その言葉に反応を示したのは、リンリンだった。



「4連目と言ったかい?」


「ああ。ボスラッシュは5連で終わる。単純な強さは当然5連目の魔物が一番。だが、4連目が一番“厄介”だ」


「なるほど」



 マサムネが尋ねると、リンリンは大太刀夜叉から視線を逸らさずに答えた。


 彼らの横や後ろには、ずらりと観戦者が並んでいる。


 ファーステストのメンバーや使用人、タイトル戦出場者、宮廷魔術師団、第一騎士団、加えてパルムズカムを片手にセカンドの様子を撮影しているヴィンズ新聞の記者ジョーイ。


 今、見に来れる者は、全員揃っていた。



「大太刀夜叉はHP450,000の無属性魔物。MGRが低いため魔術が弱点だが、詠唱に反応して一気に間合いを詰めてくる対策を持っている」


「よ、四十五万……!?」



 リンリンの解説に、ヘレスが驚愕の顔をする。


 驚きの表情を浮かべたのは、彼だけではない。安定して一万ダメージを出すにも四苦八苦していた彼らは、一番弱い・・・・ボス魔物のHPが四十五万だと聞いて戦慄していた。



「い、いやぁでもセカンド氏ぃ、こーれ余裕なのでは? 叡将戦で拙者相手に九十三万ダメージ出してましたしお寿司ぃ」


「魔術が弱点とはいえ大太刀夜叉のMGRのが大分高いで。おまけに10秒も溜めとる時間あらへんやろ?」


「あっ、そっかぁ……」



 ムラッティの指摘は、ラズベリーベルによって論破される。



「まあ、見ていようよ。正解・・は、きっとセカンド君が明らかにしてくれる」


「せやな」



 マサムネが宥めるように口にした。


 その言葉の通り、皆は黙って、食い入るように、セカンドへと注目していた。


 ラズベリーベルや、零環や、リンリンでさえも。


 本来は集団で奪い合うように討伐するボスラッシュ。それをソロで一体どうしようというのか。元プレイヤーとして興味が尽きないところであった。



「揃ったか?」



 一度だけ振り返り、セカンドは皆の様子を見る。


 全員が集中し、注目しているのがわかった。


 揃っている。


 ああ、いよいよ始まる。


 心臓の鼓動が、ドクンと大きく跳ねた。




「……スタート」



 セカンドは心の中の“タイマー”をスタートさせる。


 ただ単に討伐するだけではない。


 彼は、今日、“記録”を作りに来たのだ。


 今後、他の誰にも破ることのできないだろう常軌を逸した記録を。



「!!」


 初手、《精霊憑依》。


 次に、《魔召喚》であんこを喚び出す。


 そして――。




「いや、何やっとるん、あれ」


「……???」



 石ころを掴んで、あんこに触らせ、それから天高く真上に全力で投げた。


 セカンドのゴツいSTRによって投げられた石は、恐ろしい高さにまで飛んでいく。


 ラズベリーベルも、リンリンも、セカンドがやっていることの意味がわからない。


 セカンドは《雷属性・壱ノ型》を一瞬だけ詠唱し、すぐさま破棄する。


 詠唱に呼応して間合いを詰めてきた大太刀夜叉が、その大太刀をぐるんと横方向に回しながら斬りかかってきたところへ、《銀将盾術》のパリィを決めた。



「おおっ」


 反撃効果も加わり、大太刀夜叉のダウンを取る。


 いよいよ攻撃らしい攻撃が入り、皆は短く歓声を上げた。


 次の瞬間。



「!?!?」



 突如、遥か上空にあんこが《暗黒転移》し――セカンドを《暗黒召喚》した。


 直後、あんこを《送還》。ほぼ同時に《雷属性・参ノ型》《溜撃》の詠唱を開始。


 いつの間にか裾を足に括られていた羽織が、パラシュートのように風を受けて広がり、比較的ゆっくりと落下する。



「放り投げた石の影に転移して、溜め時間を稼ぐっちゅうわけや」


「なるほど、大太刀夜叉は対空を持たない……」


「正攻法は魔弓術とかなんやろうけど、物理の通り悪いやんか。やっぱ魔術オンリーがいっちゃん効くと」


「着地は変身か」



 一瞬のうちに、二人がセカンドの狙いを全て看破する。


 セカンドは8秒溜めて、《雷属性・参ノ型》《溜撃》の魔魔術を大太刀夜叉へとぶっ放した。



「~っ!!」



 セカンドの装備の全部位に付与されている“角換わり”の効果もあり、当然のようにクリティカルが出る。


 極太の雷が大太刀夜叉を直撃し、大地を揺らす。


 皆は爆風を耐えながらも、行く末を見逃すまいと目を凝らした。




「……一発、か」



 アルフレッドが戦慄とともに呟く。


 大太刀夜叉は、セカンドの《溜撃》一発で息絶えてしまった。


 消し炭となった大太刀夜叉の傍らには、《変身》中の無敵8秒間で落下ダメージを無効化したセカンドが立っている。


 まだ戦い始めてから30秒と経っていない。


 ボスラッシュは、前のボスが倒れてから1分経過で次のボスが出現する。


 このインターバルを活かし、セカンドは次の準備を始めた。



「インターバルの方が長いやん」



 いそいそと装備を変えるセカンドの背中を見ながら、ラズベリーベルがツッコミを入れる。


 その滑稽さで、何人かが我に返り、開けっ放しになっていた口をゆっくりと閉じた。



「つ、次は何が来るんですか?」


 気になったのか、レイヴがリンリンに問いかける。



八岐大蛇ヤマタノオロチ。HP800,000の、水属性のドラゴンだ」


「弱点は風属性?」


「そう。あと斬撃耐性が低く、打撃耐性が高い」


「ありがとうございます」



 レイヴはその情報をもとに自分の中で対策を立て、セカンドの対策と比べてみるつもりのようだった。


 リンリンはそれを面白いと考え、更に情報を与える。



「体長は20メートル近い。八つの頭と八つの尾を持ち、それぞれバラバラに攻撃してくる。とにかく手数が多いが、移動が遅いのが弱点だ。口から水属性・参ノ型のような水の塊を吐いて遠距離攻撃もしてくる。HPが7割削れると、八つの頭を総動員して水のビームを吐きまくる大技を使うようになる」


「な、なるほど……」



 レイヴは引きつった顔で聞いていた。


 途端にどう対策を立てればよいかわからなくなったのだ。


 相手はボス魔物。錆色の巨人の攻撃なんかよりも、よっぽど威力の高い攻撃をしてくるに違いない。


 離れれば水の塊、近付けば頭と尾に攻撃される。移動が遅いとはいえ、相手は巨体。攻撃範囲は広いとも予想できる。


 現状、レイヴには打つ手なしであった。


 それは皆も、その恐々とした表情からわかるように、同様のようだった。



「何かを飲んだぞ」


「膂力増強剤やな。STRを一時的に上げるバフポーションや」



 セカンドの小さな動作に気付いたノヴァへ、ラズベリーベルが説明する。


 次のボスが出現する10秒前に、セカンドはSTRへバフをかけた。


 そして、《角行体術》を準備し、《風属性・伍ノ型》を複合させる。



「!!」



 準備が完了すると同時に、八岐大蛇が現れた。


 セカンドは出現するや否や、八岐大蛇の腹部へとめがけて《角行体術》の回し蹴りを発動。


 回転の加わった《風属性・伍ノ型》は、大きな竜巻となって八岐大蛇の腹部を切り刻む。


 次に、セカンドはインベントリから“ミスリルの鉤爪かぎづめ”を取り出して装備すると、竜巻に怯んで下がってきた頭部へ――《飛車暗殺術》を発動した。



「いつの間に……いや」


 シルビアが驚きかけて、それから驚きを否定し、納得する。


 セカンドは寝る間も惜しんであちこち飛び回り、皆を育成していた。


 当然、皆と同じくらい、自分も育成していたはずだ。


 この準備期間、セカンドも皆と同様に、いや、それ以上に成長しているのだ。



「暗殺術は不意打ち特効と急所特効のダブル特効や、初撃には申し分ないわな」


「厳密には二撃目ですが」


「発動が早過ぎてまだ気付いてへんもん、八岐大蛇くん」


「確かに」



 竜巻に切り刻まれながらもセカンドの存在をまだ認識できていない八岐大蛇は、弱点の頭部をまたしても切り刻まれる。


 《飛車暗殺術》は、多段ヒットの斬撃。これを回転して行うことで、九段で最大12ヒットまで稼ぐことができる。


 八岐大蛇は、ここで初めてセカンドの存在に気が付いた。


 八つの頭で一斉にセカンドを狙い、噛みつき攻撃を行う。


 セカンドはあえて距離を取り過ぎずに躱し、なるべく八岐大蛇の左前側を維持して立ち回った。


 すると……。



「誘発しとんねや!」


「おお、凄い」



 ラズベリーベルとリンリンが感心の声を上げる。


 八岐大蛇はセカンドへ向けて、巨体をくねらせて体当たりを試みた。


 セカンドはこの行動を待っていたようで、大きくバックステップを一回、それから《金将糸操術》を準備する。


 そして、すぐさま拘束。これで稼げる時間は6秒ほどである。


 セカンドは《角行体術》《風属性・伍ノ型》の複合を準備し、腹部へと放つ。


 腹部を竜巻で切り刻んでいる間に、インベントリから取り出したのは――“紙吹雪”。



「あー」


 ラズベリーベルが察した。アレをやるつもりだと。



 セカンドは紙吹雪を自身の目の前に広げるように撒くと、すぐさま《火属性・壱ノ型》を詠唱し、ひらひらと舞う紙吹雪へ放った。


 ボゥと紙吹雪に次々と引火して、たくさんの大きな火の粉が舞い散る。


 瞬間――セカンドは火の粉が風で流れる方とは逆側へ疾駆した。



「……え、見失ってる?」



 レイヴが気付く。


 《金将糸操術》の拘束から抜け出した八岐大蛇は、紙吹雪の火の粉に気を取られ、セカンドの位置を見失う。


 腹部に攻撃を与え続けていた竜巻が消えると同時に、八岐大蛇は怯んで頭部を下げた。


 そこへ――死角からの《飛車暗殺術》が浴びせられる。



「これでまたダブル特効やん」


「あと3回やればもう7割削れですか」


「ミスらんかったらな」


「ラズ君、ミスると?」


「うちなら初手でミスっとる」


「ぶっつけ本番みたいなものだから」


「むしろなんでミスらんのかわからへんねん」


「結構シビアですよ、あれ」


「ね」



 紙吹雪と《火属性・壱ノ型》を利用した、PvEにおける“ターゲット外し”の技術。


 揃えるべき条件は多いが、成功した際の恩恵は絶大だ。


 これがミスなく繰り返せるのなら、八岐大蛇など敵ではない。


 二人は早くも、3連目に思いを馳せている。


 彼が一体どのようにして倒すのか、と。



 そして、この時点で既に、二人は凡その察しがついていた。


 セカンドが、ただ普通に戦っているだけではないと。


 そう、恐らくは――“タイムアタック”しているのだろうと。


 PvEの技術を突き詰めた極地。従来のプレイヤーとは一線を画した領域。


 それは、一流プレイヤーの二人ですらまともに足を踏み入れたことのない、最終到達地点であった――。



お読みいただき、ありがとうございます。


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