Colabo/仁藤夢乃さんへの攻撃に対して、目立つからとかキャラがとか言って当然視するのは攻撃側の狙い通りだし、性暴力・性犯罪で被害者の落ち度を咎めるのと同じ構造。攻撃者の動機は黙らせたい、活動をやめさせたいということ。それが私怨ベースであれ、手始めの標的であるとしても。
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私怨ベースの者は叩く理由を探す。手始めの標的であれば叩きやすい理由のある相手を探す。元々Colabo/仁藤さんへ攻撃が繰り返されてきてデマを含め理由はどんどん作られていた。「AV新法」でColaboだけでなく伊藤和子弁護士やぱっぷすなどの団体・関係者、さらに塩村議員を含めデマが集約されていた。
そこからさらに「掘られる」中でColaboが焦点化されたし委託費という公金を糸口にする手法が見つかって材料と手段が揃った。「萌え絵」問題やAV新法を動機とするようである暇空は「WBPC」と称し若年被害女性等支援事業に参画する4つの女性支援団体をまず標的にし、関連する困難女性支援法を敵視する。
暇空の標的候補にはワンストップ支援センターSARCも挙がっている。自分の享楽の邪魔をすることは許さないという私怨を起点に叩く理由を探して着目したのが若年被害女性等支援事業でありその追及手段としての住民監査請求だった。それによって「公金不正」「会計不正」という「問題」を構築した。
この問題設定は使えると様々な方向から参入してきたのが暇空茜問題、暇アノン問題だ。だから、Colabo/仁藤憎しの者もいればフェミニスト憎しの者もいる。その憎い理由もリベラル的な表現規制反対派の流れ、より広く女性の人権や主張を認めたくない流れ、アンチ・リベラルの流れなど錯綜している。
共産党/共産主義と結び付ける攻撃はバックラッシュでも強かったし、対Colaboに限らず広く用いられてきた保守派・ネトウヨのやり方だ。今回の攻撃はまず「不正」「流用」「癒着」「共産党」といった一般的な問題設定、枠組みを立てて行われ、反論・反証、対抗に応じて理由が加えられている。
だから、目立つからとか仁藤さんの物言いが、キャラがというのは後付けで攻撃を正当化する理由付けに過ぎない。彼らとしては「怪しい」「批判されて当然」という印象を導ければ何でもいいし、理由は多いければ多いほどいい。だから、様々なプレーヤーから矛盾し合う主張もたくさん出てくる。
バックラッシュ時の性教育バッシング、特に七生養護学園事件を思い出して欲しい。同学園での性教育の背景・問題意識などの文脈を無視して切り取った「事実」を全く別のストーリーにつなぎ合わせて印象操作がされた。それを見て「さすがにやり過ぎだな」と思って傍観してしまった人がいるはずだ。
別に書いたように、10年代以降、元々リベラル色が強かったはずの表現規制反対派の外延がぼやけネトウヨや保守派と融合している感を呈してきた。「AV出演強要」問題、「JKビジネス」問題あたりからだろうか。昨年の「AV新法」ではそれがさらに鮮明だった。
今の動きはミソジニーでありバックラッシュであるが、それの全体を保守とかリベラルとかでは性格づけられないし、オタクとか「弱者男性」とかと括るのも的外れだ。ロジックや内容はかなり2000年代バックラッシュと似通いつつ、当時のような組織性は目立たず(組織も参入しているが)混沌としている。
力点はそれぞれ違いつつもミソジニーを共有し、女性(支援)団体を叩くという目標と当座の標的としてColaboを選ぶという戦略のみが共通していて、暇空茜のやり方に見込みがあると捉えて参入し、あるいはその「成果」を利用しようと集まっている。アドホックな緩いつながりで、いざこざも起こる。
暇空含めバスカフェ妨害は自分と関係ないと言い、批判的に述べる者も少なくないが、でも東京都の対応やColaboの動き方はColabo攻撃の材料として利用するし、そこで仁藤さんの物言い、キャラへの批判も召喚されて印象操作が図られている。
このように見ていけば、「Colaboが叩かれるのは仕方ない」「当然だ」と考えることは的外れだし、Colabo単体又は東京都若年被害女性等支援事業単体への攻撃だと捉えるのも誤っている。
バックラッシュの後、10年代の様々な動き、昨年の「AV新法」を経て拡散しかつ凝縮されたミソジニーの一つの「現れ」が現下の事態であって、暇空が仮に見切られたとしても今回の蓄積からすぐ次の動きが現れる。暇空自身Colabo以外の団体を含め延々続けるつもりだからいずれにせよ材料提供は続く。
同時並行で進んでいる共同親権運動ともプレーヤーの重なりが見られるし、特に保守派は主要プレーヤーだ。そして、その標的もシェルターや支援団体・弁護士など重なる/重なり得る部分がある。トランス問題でも保守派は反トランスを煽る一方でTERF叩きも煽っている。
トランス問題とセックスワーカー問題はAV新法でも暇空茜問題でも構図を複雑化しているが、攻撃側はそこに乗じ正当化理由にし、フェミニスト間の対立を煽っている。ネット・SNS環境は攻撃者が緩く、選択的につながり相違を後景に退かせるのに有利に働いているが、対抗側には分断の誘因になっている。
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