誰もが人生で1度は視聴したことがあるであろう、NHK Eテレで放送されている「おかあさんといっしょ」。
その第12代目の体操のお兄さんである「まことお兄さん」こと、福尾誠さんが2023年2月20日、同年4月1日の放送をもって卒業すると発表しました。
後任は、現役大学3年生の佐久本和夢(さくもと かずむ)さんになるということですが、まことお兄さんはなぜ引退を決意したのでしょうか。
今回の記事では、まことお兄さんが卒業する3つの理由と文春報道との関係性を紹介します。
まことお兄さんが卒業発表!
まことお兄さんの卒業報道に、世間は大きな喪失感に包まれています。
まことお兄さんは、2019年4月1日から2023年4月1日までの4年間たいそうのおにいさんを務めました。
しかし、直近のたいそうのおにいさんを見てみると、11代目のよしお兄さん(小林よしひささん)は14年間もたいそうのおにいさんを務めていましたし、10代目のひろみちお兄さん(佐藤弘道さん)も12年間もたいそうのおにいさんを務めていました。
したがって、まことお兄さんの4年間という在任期間はとても短いことが分かるのです。
まことお兄さんはお母さん世代にとても人気がありましたし、たった4年で卒業というのはなかなか信じがたい事実ですよね。
後任は佐久本和夢さんという新・体操のお兄さんに決まりました↓↓↓
なぜ?まことお兄さんが卒業する3つの理由!
とても短い在任期間で卒業を発表したまことお兄さん。
ともなれば、多くのお母さん世代は「なぜ4年しか務めていないのに卒業するの?」と思ってしまうことでしょう。
実は、まことお兄さんが卒業する理由は以下の3つではないか?と噂されています。
- 後輩へバトンタッチの為
- 俳優業への挑戦
- コロナ禍の影響
どういうことなのか、順番に見ていきましょう。
①後輩へバトンタッチの為
まことお兄さんの卒業理由は、後輩へバトンタッチする為です。
引退記者会見で、まことお兄さんは以下のように語っていました。
僕自身、経験と年齢を重ねて、体操のお兄さんという素敵なバトンを次の世代につなげたいという思いが強くなり、卒業を決意した
この思いがどこまで本心かは不明ですが、卒業は番組側からではなく、まことお兄さんたっての希望だったのだとか。
だからこそ、まことお兄さんが語っている「次の世代につなげたい」という意志は、揺るぎないものだったのでしょうね。
②俳優業への挑戦
まことお兄さんの卒業理由は、俳優業への挑戦だともいわれています。
卒業後の仕事について問われたまことお兄さんは、以下のようにコメントしました。
身体が動く限りはたくさんパフォーマンスをしたい。直接皆さんに会いに行ける、パフォーマンスを生で見ていただけるようなものをできたらいいなと思っている
ともなれば、何かしら表舞台で活躍してくれるということでしょうか。
卒業会見では、記者から「今後俳優として活動することはあるのか」と聞かれたまことお兄さん。
以下のように返答しましたよ。
現段階で申し上げることはできないんですけれども、何か機械がありましたら検討させていただきたい
仮に俳優業に挑戦したい気持ちがゼロであれば、この質問を受けても否定すれば良いだけですよね。
ちょっと含みを持たせた返答をしているあたり、実は既に俳優業としての仕事が決まっている可能性は非常に高いです。
まことお兄さんのあのルックスですから、ちょい役などでドラマなどに出演する日も近いかもしれませんね。
③コロナ禍の影響
まことお兄さんの卒業理由は、コロナ禍の影響です。
まことお兄さんは引退記者会見で、コロナ禍で抱いた葛藤について以下のようにコメントしました。
悔しい経験もあります。皆さんと直接お会いできる経験が少なかったことです。
4年間の中で、たくさんの子どもたちとスタジオで収録できたのは、最初の1年間だけでした。最初の年の年度末に感染症が流行し、現在に至るまで、当時のような収録をすることは、残念ながらありませんでした。
NHK「おかあさんといっしょ」といえば、歌のおにいさん・おねえさん、たいそうのおにいさん・おねえさんと大勢の子どもたちが一緒になって番組を作り上げていくもの。
「我が子に一生の思い出を」と、多くの親御さんが「おかあさんといっしょ」の番組観覧に応募し、狭き門を勝ち取った人だけがテレビに映ることができます。
そのワチャワチャ感が見ている側も楽しく、おにいさん・おねえさんも子どもたちに対していつも笑顔で接しているのがとても印象深い番組でした。
しかし、コロナ禍ということで、今現在は5組程度の親子しか番組観覧に参加できなくなってしまいました。
しかも親子観覧なので、かつてのようにおにいさん・おねえさんが積極的に子どもたちに触れ合う場も少なくなってしまったのです。
「子どもと関わりたいからおかあさんといっしょに出演したい」と考えるおにいさん・おねえさんにとって、今のコロナ禍という現状はとても残酷なものに違いありません。
まことお兄さんの文春報道
最後に、まことお兄さんの文春報道について紹介します。
実は、まことお兄さんは2021年に「週刊文春」のいわゆる「文春砲」のターゲットにされてしまいました。
文春砲の内容によると、まことお兄さんは既婚者で双子のパパだというのです。
言わずもがな「おかあさんといっしょ」は、NHKが誇る長寿番組。
だからこそ、同番組に出演しているおにいさん・おねえさんは、プライベートで以下のような制限があるといいます。
- 海外旅行に行ってはいけない
- 自分で車の運転をしてはいけない
- 恋愛をしてはいけない
- NHK以外のテレビ番組に出演してはいけない
- 新宿・歌舞伎町を歩いてはいけない
- ななめ横断・信号無視は禁止
- 派手なネイルをしてはいけない
- 立ち食いをしてはいけない
したがって、歴代のおにいさん・おねえさんたちのプライベートは基本的に謎に包まれており、卒業後にバラエティー番組に出演した際に「実は当時…」と自身の恋愛話を繰り広げるのが通例でした。
11代目のよしお兄さんも卒業後に出演した「さんま御殿」で、在任中に結婚してパパになっていたことを報告したほどです。
だからこそ、在任中に既婚者で双子のパパとプライベートが明るみに出てしまったまことお兄さんは、何かしらのやりにくさを感じてしまったのかもしれません。
実際、卒業発表後には、卒業の本当の理由を以下のように感じ取った人も大勢いました。
これらのTwitter投稿からも分かる通り、まことお兄さんが既婚者で双子のパパという事実を知った視聴者の中で、その事実に対して特に文句を言う人はいませんでした。
むしろ、1992年生まれで現在31歳という年齢を知っている視聴者は、ほとんどの人が「一般人なら20代で結婚する人が多いんだし、プライベートが充実してて良いじゃん」というプラスの意見を発していた事実があります。
仮に文春砲が原因で私生活に影響が出て卒業を決意したのであれば、週刊誌「週刊文春」の罪は非常に重いですね。
まとめ
今回の記事では、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」のたいそうのお兄さん・まことお兄さんの卒業理由を紹介しました。
4年という在任期間は、直近2人のたいそうのお兄さんを見てもとても短いことが分かりました。
卒業理由は、後輩に次ぐため、俳優業に挑戦するため、コロナ禍での葛藤など様々言われていますが、実際問題「家族とのプライベートな時間を有意義にするため」が最もな理由なのでしょうね。
まだまだ続投すると思われていたまことお兄さんだけに、卒業発表はかなりの衝撃が走りましたが、これからはプライベートも充実させて、素敵な日々を送って欲しいですね。
卒業後のまことお兄さんのことも、陰ながら応援していきましょう!
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