息子に障害がある。そのように誰かに言うと、いつも微妙な雰囲気になる。相手はどうやって言えば良いか分からないような顔をして、困った空気が流れてしまう。私は喋るのが苦手なので、どうやって説明したら良いか分からず、いつもニヤニヤして「あははでも毎日たのしくて」としか言えない。強がったみたいな感じになって気まずくなってしまう。
息子、あんまり喋ったりはしないし、みんなと合わせての行動はできない。少しでもイレギュラーがあれば大きな声で泣いてしまうし、興味のあることはずっとしている。
それで心底この子が嫌だなとかは思ったことがない。人に迷惑をかけて反省することや、息子の心配をして不安になることもある。でも総合的にみたら、産まれる前よりもずっと楽しい。
同じ公園の木から落ちた葉っぱの形がちがうのはなんでなのか、同じ形は存在しないのかを調べるために公園にいる3時間は悪くない。独身のときは暇ならツムツムをするしかなかった。
図鑑をずっとみてるので、将来は好きなことを勉強できる大学とかに行けたらいいなと思う。学費を稼ごうと思うと、仕事にも意欲がでる。
「大変だね」と言われるけど、保育園も児発の先生もみんな優しい。こんな手厚いサポートを受けれて、保育料と療育代合わせて50000万くらい。保育園の先生とか、児発のスタッフさんとか、国の制度には感謝しかない。
平日昼間の空いた時間ならいけるかと思って乗った電車で泣いてしまったとき、知らないおじさんが大丈夫といってあやしてくれた。隣の家のおばさんは、将来は学者になりや桃やら柿やらをくれる。
私はこんなときも「ありがとうございます!!」しか言えない。もっと上手に話せるようになりたい。
自虐は自分自身だから成立するのであって 他人から見たら増田と子供は別の存在だと思うよ どんなに増田が幸せそうに振舞っても、本人の口から聞かないと本当に幸せなのか疑心暗鬼...