先月、埼玉県川口市の郵便局に刃物を持った男が押し入り、2人が重軽傷を負った強盗傷害事件で、逮捕された男が以前、現場の郵便局の近くに住んでいたことが分かりました。
中国籍の留学生・陳秀平容疑者(27)は先月16日、「川口並木郵便局」で局員の男女2人を包丁で切りつけ、現金6万円を奪った強盗傷害などの疑いが持たれていて、けさ身柄を検察庁に送られました。
警察によりますと、陳容疑者は東京・荒川区に住んでいますが、2019年から去年10月まで現場の郵便局の近くに住み、「この郵便局を使っていた」などと話していることが分かりました。
陳容疑者の自宅からは血のようなものが付いた1万円札が複数枚見つかっていて、警察は奪われた金とみて鑑定を進めています。
ADVERTISEMENT