中学生に包丁突き刺す 女に保護観察付き有罪判決
福岡|
03/15 16:27
福岡市東区のショッピングセンターで去年7月、男子中学生が包丁で首を突き刺され、けがをした事件。
女に、保護観察付きの有罪判決です。
判決によりますと、糟屋郡粕屋町の無職・浦田恵美被告(33)は去年7月、福岡市東区のショッピングセンターで当時13歳の男子中学生の首を包丁で突き刺しけがをさせました。
検察側は、浦田被告が「人を殺して死刑になりたい」と考え犯行を決意したなどとして、懲役2年を求刑していました。
15日の判決公判で、福岡地裁の武林仁美裁判長は、「通り魔的に危害を及ぼすことは決して容認できない。自分さえ良ければ他人は傷付けてよいという自己中心性が顕著な犯行」と指摘。
一方で、「示談が成立、更生の意欲を示している」などとして、懲役2年、保護観察付き執行猶予5年の判決を言い渡しました。