368 国鉄青函連絡船「摩周丸事件」。

昭和59年3月3日、函館港を2時40分に出航した170便「摩周丸」は、旅客を乗せていない貨物便として航海中に、船橋下の船長室と事務長室の間にあった石油缶3つに火がつき船内火災が発生、乗組員3名が死亡した。この石油缶は、いつもは煙突の方に置いてあったとか、当時の国鉄の労使関係が原因ではないかとか、過激派グループの破壊活動ではないかとか、放火説や失火説等いろいろと憶測され、国会でも取り上げられたが、結局真相は分からず、原因不明とされたのである。

●現在、函館港に係留されている国鉄青函連絡船「摩周丸」P9091714.JPG

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