【韓国語が漢字を捨てられたのは何故?】
韓国語も日本語同様に漢語が大量に含まれているのに、なぜ漢字を捨てても大きな支障が生まれなかったのかという問題。
まず
・もともと韓国語は漢語のみを漢字表記し、固有語に漢字を当てなかった
ここが日本語とまず違う。
日本語は「いたい」という⇒
会話
返信先: さん
⇒固有語の語幹に「痛」という漢字をあてて「痛い」と書くが、韓国語は「아프다(apeuda)」を「痛프다」と書くような慣習はない。
日本語には「でぐち」という固有語でも「出口」と漢字表記する慣習があるが、韓国語にはこれもない。とにかく固有語はもともと、全てハングルでしか書かない。
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あとは純然たる漢語の表記をどうするか、という問題だけが残る。
これは漢字表記を残す手もあるにはあったが、やめても大した支障はなかった。
何故か。
漢字1字にハングル1字(一塊)が対応するからである。
経済 경제 けいざい
資本主義 자본주의 しほんしゅぎ
漢字1字に対して⇒
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⇒ハングル1字が対応していることがわかる。かなの方は1字に2~3字かけてやっと対応できている。
次に
・ハングルの1字は表意文字的に見える
ここが大事。ハングルは表音(音素)文字だが、1音節分のひとかたまりに書かれたハングルは、漢字ほどではないが、表意文字的な見え方がするのだ。⇒
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1字ではそうでもないが、二字以上の熟語になるとがぜん表意文字的に見えだすのである。
韓国 한국
大韓民国 대한민국
この表記で、ハングルを音素文字として粒読みするのは就学前の児童だけである。小学生にもなれば
한국
という字面全体を一瞬で「絵や図形を見るように」読み取り、⇒
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⇒意味が瞬間的に頭に浮かぶ仕掛けである。
ハングルは表音文字だが、1音節の表記の仕方は漢字の構成(左から右、右上から左下、そして右下へ)を参考にしたため、ひとかたまりが漢字的に見えるのだ。
これが「漢字を捨てる」という日本語には困難なワザが韓国語では可能だった理由である。⇒
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このへんまで分析して初めて、韓国が漢字をやめられた理由が見えてくるのです。
韓国語の基礎も知らないネトウヨが、漢字を捨てた韓国を馬鹿にして偉そうにその文字政策にケチをつけるなどというのは、無知傲慢もいいところなのだ。
恥を知れという話なんですよ。
(了)
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