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土曜の給食、提供せず 市へ虚偽報告疑い 横浜・戸塚認可保育所

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2017年4月27日(木) 02:00

 横浜市は26日、社会福祉法人「ももの会」(上山福恵子理事長、同市戸塚区戸塚町)が運営する区内の認可保育所「戸塚芙蓉保育所」で、土曜日に給食を提供していなかったにもかかわらず、市に対し子ども・子育て支援法に違反する虚偽報告をした疑いがあると明らかにした。

 少なくとも2016年4月から17年2月まで給食を提供していなかったとみられ、保護者に弁当を持参させていた。市は同法人に対して委託費を支払っており、土曜の給食分も含まれる。市は同日、同法人が運営する市内計6カ所の保育施設に対し、児童福祉法に基づく特別指導監査に着手。同保育所以外の4カ所でも提供していないことが分かった。

 市こども青少年局によると、同保育所は昨年11月の市の定期監査で土曜の献立表が記載された資料などを提出したが、今年1月に保護者から苦情を受けた市が2月に立ち入り検査を実施した結果、給食を提供していないことを認めた。保護者には土曜の欄がない献立表を配布していた。

 また給食日誌には提供したような記載がされていたが、市に対して理事長は「書類に押印した後、職員が追記した」などと説明しているという。

 同保育所の定員は60人。今年3月の土曜日には1日当たり6~8人が利用していた。

 市担当者は「提出資料などを精査した上で法令に基づき厳正に対応する。利用者には不利益が生じないようにしたい」と話している。監査は6月までに終える見通し。

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