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文アルで実装されるということで知名度の低い文豪島田清次郎についてちょっとご紹介。出身は石川県、ということで同郷の室生犀星や徳田秋声とつながりがあります。特に徳田秋声にはかなり迷惑かけてる。20歳で書いた長編小説『地上』が若者の間で大ベストセラーになり、一躍人気作家に。
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人気作家になるともともと傲慢な性格がますますひどくなり、他人を見下し「精神界の帝王」と豪語するようになるので文壇での評判は最悪。『地上』はシリーズ化されて新潮社のドル箱になるんですが、だんだん単純な願望充足小説になっていきます。それでもよく売れる。
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人気絶頂期には印税をつぎ込んで世界一周旅行に出発。ロンドンではH.G.ウェルズにも会っています。その一方で女性の扱いはひどくて、結婚したファンの女性へのDVは絶えなかったとのこと。女性は清次郎の世界旅行中に逃げ出して実家に帰っています。
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帰国後には別のファンの女性(海軍少将令嬢)を旅館に連れ出し暴力を振るうという事件を起こしマスコミで叩かれます。先方との話し合いに奔走したのが同郷の徳田秋声。結局告訴は取り下げとなるんですが、この事件でイメージダウンして一気に人気は凋落。まったく注文がなくなります。
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折しも起きた関東大震災で住む家もなくなり、時には野宿するなど放浪の日々を送ることに。ぼろぼろの姿で金を借りに知り合いの作家の家を訪ね歩きます。この頃訪ねた作家には正宗白鳥や室生犀星、菊池寛などがいます(いずれも追い返されている)。
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やがて血痕のついた服で深夜に放浪していたところを不審人物として警察に逮捕され、精神鑑定の結果狂人と診断されて精神病院に強制入院。その後6年間退院できないまま病院で過ごし31歳で死去。本人は再起を信じて院内で長編小説なども書き残していました。
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あと文アルの作家とのつながりでいえば、同じ生田長江門下の佐藤春夫が知り合いで、精神病院時代の島田清次郎をモデルに『更正記』という小説を書いています。菊池寛は文藝春秋でさんざん揶揄したけれど、注文が来なくなった清次郎には同情的で原稿を依頼したりしています。
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宮澤賢治は、小説を書いて「うまく行けば島田清次郎氏のやうに七万円位忽ちもうかる、天才の名はあがる」とうらやましそうに書いてます。横光利一は「島田清次郎、今や精神病院で大胡座をかく。恐るべし、天才」と書いてます。当時は島田清次郎といえば天才というのが決まり文句だった。
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島田清次郎、インフルエンザにかかったとき、看病に来た同郷の先輩に「天才に奉仕するのが凡人の務めだ。看病をさせてやるのをありがたく思え」と言い放ったとかクズエピソードには事欠かない人です。
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島清ファンの私でさえ引いたのは、デビュー作を絶賛してくれた大恩人の堺利彦の娘にフラれると、作品に堺利彦をモデルにした卑屈で醜い人物を出し、娘のことは主人公を大好き過ぎて一緒に温泉に入ったりしたあげく、嫉妬に狂って目の前で自害するキャラとして描いて復讐を果たすあたりですね。

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