・
・
・
400:フレッドリーツ
帰ったでー いやー、軍隊ってめんどくさいな
401:名無しのアブノーマル
イッチ!!!
402:名無しのアブノーマル
イッチッッッ!!!
403:名無しのアブノーマル
きた!
404:名無しのアブノーマル
帰ってきた!
405:名無しのアブノーマル
はらわたを引きずり出しながら待ってた
406:名無しのアブノーマル
ずっと待ってた
407:名無しのアブノーマル
続きを……はよ続きを……
408:フレッドリーツ
おー 文句の一つも言わんと尻尾振りまくっとる
えらいでお前ら この様子じゃ前置きもいらんな
さくっと続き書いてくでー
409:名無しのアブノーマル
待機
410:名無しのアブノーマル
全裸待機
411:名無しのアブノーマル
お気に入りの死体を保存瓶から取り出した
412:名無しのアブノーマル
白いおたまじゃくしの海に産卵する準備は万端
413:名無しのアブノーマル
脳クチュ用の触手をもう耳に入れた
414:フレッドリーツ
おのおのムラムラを溜め込んでるようでなによりやで
そんじゃワイの自慢話で存分に消費していってやー^^
さて、前回は【覇界聖王】に貞操捧げさせたとこで終わったな
朝が訪れ、目覚めた【覇界聖王】は当然ワイを殺そうとしたで
でもワイには想定内、計画通り次のシークエンスに移行したんや
すなわち【覇界聖王】に殺される前に自殺を決行したんやで
415:名無しのアブノーマル
What?
416:名無しのアブノーマル
聖王様に殺される前に自殺?
417:名無しのアブノーマル
当然の選択です!!! 聖王様を汚しておきながら生きる資格などありません!!!
418:名無しのアブノーマル
分からん どうしてそうしたんやイッチ
419:フレッドリーツ
端的に言うと【覇界聖王】の行動を封じるためやで
【覇界聖王】は慈悲深いお方や どんな極悪人だろうと更生のチャンスは必ず与える
そして自殺して逃げようなんて許さんお人やで 罪を自覚させなきゃ罰に意味がないとお考えなんやな
それを踏まえてワイは考えた
これとりあえず自殺するフリしときゃ言い訳の時間つくれるんとちゃうか?
420:名無しのアブノーマル
うーん、まぁ分からんでもないが……そう上手くいくか?
421:名無しのアブノーマル
聖王様はそんな甘ないで
422:フレッドリーツ
もちろんそこは細心の注意を払って事前に練習を重ねたで
具体的には死刑執行しようとする極寒の【覇界聖王】にまず深い深い絶望に満ちた表情を見せるんや
そしてワナワナと頭を抱えて震え、自分のやったことを思い出して強い嫌悪と後悔が溢れ出てるようにみせる
みっともなくボタボタ泣いて、無意識に自分の剣を引き抜いてカタカタさせるんや
それに気付いたワイは最後に【覇界聖王】にフッと笑って、自分で自分をグサグサグサグサ刺しまくるんやで
こうしたらたぶん【覇界聖王】は目の前で自殺しようとしてる→止めなきゃって思考と
実は止むに止まれぬ事情があるのでは? とりあえず話を聞かなくてはって考えるかもしれんと想定したわけやな
結果として【覇界聖王】はワイの自殺を止めた
そして神妙にこういったんや
「――貴方を裁く前に問います。貴方はどうして、このような行いに走ったのですか?」
【覇界聖王】は優しく問いかけ、ワイは呆然と剣を落とし、その慈愛に打ち震えて頭を落としたわけや
勝ったと思ったで ドンピシャで計画刺さってて内心笑いが止まらんかったわwww
423:名無しのアブノーマル
何度もいうけどイッチほんまに人間か?
424:名無しのアブノーマル
どんな頭してたらこんなん考えつくんや
425:名無しのアブノーマル
クズ あまりにもクズ 欠片も擁護できんクズ
426:名無しのアブノーマル
流石にドン引きしたわ……ワイかて人格排泄までしかしたことないのに……
427:名無しのアブノーマル
心理を読み切った上でのクズ行為に長けすぎている
428:フレッドリーツ
褒めても何も出ぇへんでw
言い訳のチャンスを得たワイはめっちゃ逡巡するフリして渋々話したで
ここで重要なのは一切嘘をつかないことや
【覇界聖王】の処女欲しかったのも本当、そのために千年仕えたのも本当、偽りの性格を見せてたのも本当
その上で言葉巧みに我慢していたことを伝えるんや
ずっと我慢していた、自分の中の醜い怪物を抑え続けてきた、でも限界が来てしまったと泣きながら懺悔する
何も嘘はついとらんで ワイは性癖を完璧に満たすために千年耐えたことを言い換えただけやからな
これがただの悪人と聖人なら通用せんかったやろう
けど曲がりなりにもワイは千年【覇界聖王】に仕えた身、培った信頼は篤かったんやな
ワイの話を聞き終えた【覇界聖王】は目を閉じて黙考したあと、厳然と言い放ったで
「貴方の行いは許されるべきではないのでしょう。ですが、私は貴方を許します」
バッと顔を上げて震えるワイに【覇界聖王】は慈悲深く微笑むんや
「今まで本当に辛かったでしょう。貴方はよく頑張りました。もう苦しまなくても良いのですよ」
信頼する部下に裏切られたのに、【覇界聖王】はどこまでも清廉やった
過ちを許し、傷ついた自分も構わず、ただただワイを許し、受け入れ、包み込んでくれたんや
まさに聖人の中の聖人、全ての者の聖なる女王 その慈愛と神々しさに打ち震え、ワイは平服するしかなかったで
男泣きするワイを【覇界聖王】は優しく抱きしめ、迷い子をあやすように撫でてくれた
こうしてワイは許され、【覇界聖王】との関係は修復された
この一件は【覇界聖王】の聖人っぷりを示す新たなエピソードの一つとなり、ひっそりとワイの胸に生き続けるんや
めでたし、めでたし――
な わ け な い よ な ぁ ?
429:名無しのアブノーマル
はい
430:名無しのアブノーマル
そりゃそうだろ
431:名無しのアブノーマル
なんもめでたくないし解決してない
432:名無しのアブノーマル
聖王様それをお許しになるのは流石に……と思ったけど
そういや世界レベルの超極悪指名手配犯とかでも普通に許してたな
433:名無しのアブノーマル
聖王様はまず背景を知ろうとするからな
正しい罰は罪業を正しく知ることでしか下せないってのが有名なお言葉
434:名無しのアブノーマル
加えて聖王様は蘇生術や再生術使いの頂点に位置してるからな
天災クラスの甚大な被害ですらなかったことにしてしまえるのがでかすぎる
435:名無しのアブノーマル
全てを救える力(ガチ)をお持ちであるからこその海のような懐の広さ
436:名無しのアブノーマル
聖王様最高!!! 聖王様最高!!! 聖王様最高!!!
437:フレッドリーツ
【覇界聖王】の許しの心には感謝しかないでほんま
おかげでワイと【覇界聖王】の関係は処女欲しいよ発言事件の前まで戻ったんや
決して部下を蔑ろにしない王と王に恥じぬよう完璧に振る舞う騎士
まさかワイが【覇界聖王】に処女捧げさせたなんてだーれも思わんくらい元通りの日々が続いたんやな
でもな、一度箍が外れた獣はもう檻には戻らないんやで
ワイは少しずつ、ちょっとずつ、【覇界聖王】にしか分からんような不穏な空気を出すようになった
438:名無しのアブノーマル
ほう
439:名無しのアブノーマル
続けたまえ
440:名無しのアブノーマル
今度は何をやらかすんやイッチ
441:フレッドリーツ
ある日の夜のこと、急な用事があって【覇界聖王】がワイの部屋を訪ねた
もちろんこれは綿密な心理誘導でそうするよう仕向けたんや
ワイの部屋をノックする【覇界聖王】 でも反応はない
もう一度ノックしようとして、ふと扉の鍵が開いてることに気づくんや
親しき仲にも礼儀ありというが、ワイと【覇界聖王】は千年の付き合い
多少の無礼も問題ないかんじで【覇界聖王】は扉を開けたんやな 用事も手短に済むし
そっと扉を開け、チラッと中を覗く【覇界聖王】
そこで見たものは
必死な形相で性処理をし続けるワイの姿やった
442:名無しのアブノーマル
草
443:名無しのアブノーマル
草
444:名無しのアブノーマル
草草の草
445:名無しのアブノーマル
やることやってる時ドアの鍵閉めんやつおる???
446:名無しのアブノーマル
同じことした俺氏、気づいたら親が後ろに立ってて無事死亡
447:名無しのアブノーマル
なんて汚らしいものを聖王様に見せるんですか!!! 死に値します!!! 殺してやる!!!
448:フレッドリーツ
もちろんこれにはちゃんとした理由があるで
【覇界聖王】との関係は確かに修復されたが、問題はまるで解決してないって認識させる必要があったんや
どうしても失敗できない瞬間や ワイは発情期の猿みたく必死にロックンロールした
で、ひとしきり事を終えた後、ワイは今気づきましたって顔でドアへ振り向いた
そこにはドアの隙間から真っ赤になって覗き込む【覇界聖王】の姿があったで
449:名無しのアブノーマル
かわいい
450:名無しのアブノーマル
かわいい
451:名無しのアブノーマル
えっち
452:名無しのアブノーマル
聖王様ともあろうお方が男の痴態を覗くなんて……勲章ものですよクォレハ
453:名無しのアブノーマル
聖王様はそんな不浄なことしない!!!
454:フレッドリーツ
ワイはこの世の終わりみたいにサーッと顔を青くするんや
とっさに剣に手を伸ばして自殺を図ろうとする
それを「お待ちなさい」の一言で止めて、【覇界聖王】は部屋に入ってくる
くっさいくっさいオスの臭いが充満するワイの部屋にな
一見落ち着いてたけど妙にそわそわしててめっちゃ可愛かったでwww
【月明かりの射す暗い部屋で神妙に目を閉じて佇む、頬を赤く染める聖王の画像】
455:名無しのアブノーマル
えっっっ
456:名無しのアブノーマル
えっっっ
457:名無しのアブノーマル
えっっっっっっっっっ
458:名無しのアブノーマル
なにこのたまらない表情……誘ってんの?
459:名無しのアブノーマル
いけません、いけませんよ聖王様!
460:名無しのアブノーマル
こんなん俺目覚めちゃう……
461:フレッドリーツ
ちなみにこの間ワイは下半身全裸やで
一応手で隠してるけどギンギンにでかいからはみ出てるやで
それを閉じた目の隙間からチラッと覗いた【覇界聖王】は、努めて冷静に問いかけてきた
「あの……その……勘違いならば良いのですが……じ、じ、
羞恥が隠しきれない【覇界聖王】の問いにワイは終わった、鬱だ死のうみたいな感じで自然に自殺しようとする
それを止められて「話していただけませんか? 何かお力になれるかもしれません」って優しくしてくれる【覇界聖王】に
ワイは泣きながらまた懺悔するんや
二度とあんな過ちが起きないよう、死力を尽くして抑え込んだ
けれど一度解き放たれた獣はもう二度と檻には戻らない
「私はもう無理です。こうなってはもはや貴方様のお側にはいられない。
……どうかお許しを。あのようなおぞましい罪業を繰り返す前に、永遠の暇を頂きたいのです」
ワイはこんな感じでいかにも死を選ぶっていう儚げな感じを演出したで
そしたら【覇界聖王】はスッと立ち上がって、うずくまるワイに手を差し伸べるんや
「そのようなことをする必要はありません。貴方は誰にも代えられない私の大切な臣下なのですから」
ついで顔を赤くしたあと、勇気を絞り出すように決意した声でこう言ったんやで
「そ、それに……その……貴方のそれは、私への劣情が原因なので……
た、高ぶらせた責任を取って、し、鎮めるのを手伝うのも……
462:名無しのアブノーマル
ファッ!?
463:名無しのアブノーマル
ファッファッファッ!?
464:名無しのアブノーマル
聖王様!?
465:名無しのアブノーマル
何をおっしゃってるのか分かってるんですか!?
466:名無しのアブノーマル
ご乱心! ご乱心じゃー! であえであえ!!!
467:名無しのアブノーマル
これが聖王様? ふーん、どすけべじゃん
468:フレッドリーツ
もちろんワイは全力で拒否したで 団長としてのワイのキャラが素直に受け入れるわけないからな
でも【覇界聖王】はしつこく食い下がったで 過ちを繰り返させるくらいなら、私の手でそれを阻止するっていうんや
はーえっち もーえっち すごくえっち こんなん聖人の中の聖人が言っていいことやない
そのせいで口では拒否ってもワイの息子は世界で一番の正直者になってな、隠すこともできんかったで
「……ほら、もうそんなお辛そうに……やはりここは、私が一肌脱ぐしか方法はないのです」
そう呟いて近づいてくる【覇界聖王】。お顔真っ赤にして、そっと穢れをしらない手を伸ばす
それに抵抗できる男がいるか? 少なくともワイには無理やったで
今思い出してもあれは……めっちゃ気持ちよかったなぁ
469:名無しのアブノーマル
ふぅ……
470:名無しのアブノーマル
ふぅ……
471:名無しのアブノーマル
ふぅ……
472:名無しのアブノーマル
こんなこと、現実に起こり得るんやなぁ
473:名無しのアブノーマル
あらゆる雑念が消え去った。俺は今世界の真理を目にしている
474:名無しのアブノーマル
なんかもうイッチとかどうでもよくなってきた
475:名無しのアブノーマル
ワイもや 今すぐ世俗を捨てて仙人になろうと思う
476:フレッドリーツ
気が早いなお前ら こんなんまだ序の口やで
477:名無しのアブノーマル
なん……だと……
478:名無しのアブノーマル
掴みかけていた真理が虚空に消えた
479:名無しのアブノーマル
仙人になるのはこのスレが終わってからでもいいかな
480:名無しのアブノーマル
イッチへの興味と羨望と殺意が急速に充電されていく
481:フレッドリーツ
ここまでの流れは全てワイの計画の一部だったわけやが、一番重要なことはすでに達成されていた
それは【覇界聖王】に性的興味という毒をもたせることや
482:名無しのアブノーマル
毒?
483:名無しのアブノーマル
いやまあ確かに毒
484:名無しのアブノーマル
聖人に性欲なんて毒以外の何物でもない
485:フレッドリーツ
この毒の厄介なところは関われば関わるだけじわじわと広がるところや
もとから性欲なんて全ての知性体に備わってるものやからな 【覇界聖王】でも例外やない
けど【覇界聖王】に性的興味を持たせるなんて誰にもできんかった
【覇界聖王】は潔癖で、完璧で、清廉すぎたんやな
そこに千年間性欲をひた隠しにしてきたワイという信頼できる部下が現れた
自分の罪業を後悔し、隙あらば自害しようとする大事な部下や
その部下の過ちを阻止するという大義もぶら下がっとる
いくら【覇界聖王】とはいえ、魔が差すのはしかたないよなぁ?
486:名無しのアブノーマル
イッチお前……最初からここまで考えて……?
487:名無しのアブノーマル
イッチ……恐ろしい子……
488:名無しのアブノーマル
聖王様の心理の動きを完全にコントロールしとる なんやこの人間
489:名無しのアブノーマル
エルフやけど分割された魂でしかも大本は人間 頭おかしなるで
490:フレッドリーツ
最初のうちは最低限やったで 【覇界聖王】も遠慮がちやった
でも段々回数を重ねていくとエスカレートするのが知性体ってもんや
ワイの部屋に隠されてた(でも気づけるように置いといた)叡智本を見つけ
「あれはなんですか?」「これはどういう行為でしょう?」と【覇界聖王】は興味津々
ワイという実物もいるからその場で即試していくんや
ワイもその流れを利用して【覇界聖王】の開発に取り掛かった
どうしてもやりたくないんやけどみたいな断腸の思いやったり絶対必要ですって力説したりしてな
いつの間にかワイ←【覇界聖王】の性処理関係は
ワイ⇔【覇界聖王】の相互関係にズレていったんやで
491:名無しのアブノーマル
えっど
492:名無しのアブノーマル
えっっっど
493:名無しのアブノーマル
これもうフォックスじゃん
494:名無しのアブノーマル
聖王様も神の子やったんやなって……
495:名無しのアブノーマル
聖王様はそんなことに興味なんて持たない!!! 全部全部ウソだ!!!
496:名無しのアブノーマル
ウソを撒き散らすゴミクズは許さない!!! 殺す殺す殺す!!!
497:フレッドリーツ
流石に最後の一線は超えんかったけどな
せやけど【覇界聖王】の性知識の少なさにはつけ込んだで
ちょっとおかしくない? って反応されてもワイがゴリ押せばええんやからな
そんなこんなで【覇界聖王】の慈悲が爛れた行為になって半年くらい
【覇界聖王】はあるものを見つける
それは【覇界聖王】調教計画が書かれたワイの日記やった
498:名無しのアブノーマル
突然のガバ
499:名無しのアブノーマル
どうしたどうしたイッチ
500:名無しのアブノーマル
らしくもないミス
501:フレッドリーツ
そう思うんか? これも計画の一部やで
執務室に呼び出されたワイは冷たい表情の【覇界聖王】を見て即座に状況を把握した
けど素知らぬ顔で「いかがなさいましたか?」って白々しく言うんやで
そんなワイに【覇界聖王】は調教計画が書かれた日記を取り出す
そして静かに質問するんや
「ここに書かれていることは本当ですか?」
ここで初めて状況を理解したって体のワイはフーーーッと長い息を吐いて「ええ、その通りですよ」とぞんざいに答えるやで
【覇界聖王】は失望と悲しみを目に湛えておった 押し殺すように目を閉じて、ゆっくり首を振る
「……どうやら、貴方を信じた私が愚かだったようです。今更咎めは致しません。ですが責任は果たしてもらいましょう」
執務机から離れた【覇界聖王】は窓から月を見上げながらこう宣告した
「貴様を解任する。後継を探し、然るべき時に自ら退くがいい。異論は聞かん。これは私の、最後の慈悲だ」
【覇界聖王】のしなやかな背には有無を言わさぬ迫力があった ワイがエルフワイやなかったら耐えられんかったやろな
でもワイは【覇界聖王】のためだけに改造し、鍛え上げた体がある 言葉の圧を突破して、ワイは【覇界聖王】に近づいた
そんなワイを【覇界聖王】は一息に斬り捨てようとしたんやな 【覇界聖王】が振り向いた瞬間斬撃が飛んできたで
ワイはそれをめっちゃ頑張っていなして
【覇界聖王】に熱烈なキスをかましたんや
502:名無しのアブノーマル
なにっ
503:名無しのアブノーマル
ズキュゥウウウン
504:名無しのアブノーマル
や、やったッ!!
505:名無しのアブノーマル
さすがイッチ! 俺たちにできない事を平然とやり遂げる!
506:名無しのアブノーマル
痺れないし憧れない死ね!
507:名無しのアブノーマル
あああ聖王様の純潔をよくもよくもよくもぉおおお!!! 死ね死ね死ね死ねぇえええ!!!
508:フレッドリーツ
一瞬驚いて怯んだ【覇界聖王】やったけど、すぐにワイを引き剥がしにかかったで
でも無駄なんだよなぁ いくら【覇界聖王】が強くても抜け道はある
【覇界聖王】の抵抗を物ともせずワイは攻めて攻めて攻めまくったで
すると段々抵抗する力が抜けていくんや 押し返そうとする力が弱くなって 最後にはすがりつくみたいになってな
たっぷり10分くらい濃厚なキスをかましたあと、【覇界聖王】を見たらもうお顔トロットロやったで
なんでこうなってるか全然分からないって顔でうまく体に力が入らんように見えた
そんな【覇界聖王】にワイはそっと囁くんや
「私達が重ねてきた行いを忘れたのですか? 貴方のお体は、もう貴方のものではないのですよ」
それを聞いた【覇界聖王】はそんなはずない、そんなわけないって首を振ってたな
でもワイがちょっといじわるするとすーぐ音を上げて腰砕けになったんや
信じられないって顔する【覇界聖王】の前でワイは服を脱いだで
そしたら身をよじって逃げようとしつつ「やめろ……今ならまだ引き返せる」って言うんや
でも視線はワイの一点に集中してたで 無意識にガン見してたんやろなぁwww
そんな【覇界聖王】にワイはケダモノみたいな顔をして、ゆっくり覆い被さったんや
その日からワイと【覇界聖王】の関係は完全に逆転したんやで
509:名無しのアブノーマル
なんだこれは……たまげたなぁ……
510:名無しのアブノーマル
えっちすぎる
511:名無しのアブノーマル
本日二回目
512:名無しのアブノーマル
明らかにイッチが下だったのにいつの間にか上いっててもう気が狂うんじゃ
513:フレッドリーツ
【覇界聖王】は性的な知識はあっても性の快楽には無知やった
当然やな それを【覇界聖王】に感じさせる存在はいなかったんやから
その隙をワイはついた 【覇界聖王】も知らん内にたっぷり味わわせて快楽漬けにしたんや
人は苦痛、屈辱、負の感情には耐えられても快楽には耐えられへん 気持ちいいを拒否するのは実に難しいんやで
加えて【覇界聖王】の力はワイには通じん 抗う術を持たない【覇界聖王】はただただワイに弄ばれるしかなかった
素晴らしい日々やったで バレないよう細心の注意を払いながら所構わず【覇界聖王】を貪るのはな
これまでの行為で開発した部分を更にいじったり、廊下やら外やら関係なしで攻めたりした
【覇界聖王】に特に効くのが羞恥を煽る行為やったな
誰かに見られるかもしれない状況に追い込むと劇的に反応が良くなったで
そんな日々が続いたある日の夜、【覇界聖王】はついに諦めてしもうた
「……もういい……抵抗するにも疲れ果てた……どうせ今日も、するのだろう? ならば勝手にすればいい……」
めくるめく快楽の日々に【覇界聖王】は限界を迎えてしまったんや
それを知ったワイは、仕上げの時間やとにんまり笑った
514:名無しのアブノーマル
ごくりっ
515:名無しのアブノーマル
色々文句を言いたいが今は右手が忙しい
516:名無しのアブノーマル
はよ 続きはよ
517:フレッドリーツ
ここでワイはネタバラシをすることにした
それは【覇界聖王】の『星の加護』を無効化した方法、力が通じなかった理由や
これは要約すると肉体でも魂でもない作られた感覚体のことや
もともとは地上の楔から解き放たれ、星の海に手を伸ばすために開発されたものでな
重要なのはその開発過程から、
『星の加護』は星からもたらされた力 そして
これによってワイは『星の加護』を無視して【覇界聖王】に干渉してたんやな
【覇界聖王】の力が通じなかったのは
これは作られた感覚体やから干渉には特殊な手順が必要や ただ力を振るっただけじゃ壊れんのやね
【覇界聖王】は気怠げに怪訝そうな顔しとった まあ急にこんな話してもちんぷんかんぷんやもんな
せやからワイはにっこり笑って本命を口にしたで
「
つまりは猊下――貴方様はまだ、処女なのでございます」
518:名無しのアブノーマル
!?
519:名無しのアブノーマル
!?
520:名無しのアブノーマル
!?(ビキビキ)
521:名無しのアブノーマル
なん……だと……!?
522:名無しのアブノーマル
バカな……ありえるのか、こんなイッチが……!?
523:フレッドリーツ
驚く【覇界聖王】の手を取ってワイは
星々の輝きが星辰を描くように、
ワイが味わった快楽も流れ込むけどそれは些事ってもんや
【覇界聖王】はすごい悶えてたけどこれでワイが実体のない感覚体だと理解したはずやで
「
ですから貴方様のお体は清らかなままなのですよ。その身はいまだ、私を受け入れてはいないのです」
524:名無しのアブノーマル
なるほどなぁ……
525:名無しのアブノーマル
そんな便利な感覚体があったのか
526:フレッドリーツ
元は宇宙、知性体の生存不可域を探索するために作られた技術やからな
ただし修得には最低でグラヴィア級の魔力が必要やで
527:名無しのアブノーマル
草 ほとんどの知性体無理やんそれ
528:名無しのアブノーマル
イッチってほんま天才なんやな……
529:フレッドリーツ
所詮小手先の技や 今回は役に立ったけどな
話を戻すで ワイから事実を告げられた【覇界聖王】は動揺してたけど、すぐ平静を取り戻したで
「だからなんだと言うんだ。どうせ今から貴様に散らされる運命なのだろう? ならば何も変わりない。さっさとしろ」
【覇界聖王】は投げやりやった まあ散々ワイのいいようにされたからな しょうがないで
でもそんなの面白くないんだよなぁ なによりワイが満足せん
せやからこういったで
「猊下。貴方様が望むのであれば、私は今をもって手を引きましょう」
「……何が狙いだ?」
「狙いなどなにも。ただ気づいたのです。いかに姦計を巡らせようとも、真に貴方様を手に入れることはできないと」
ワイの言い分はこうや
それに
ワイはそれに虚しさを覚え、ここまで重ねた罪に耐えかねたこともあり、【覇界聖王】にこれ以上手を出すことをやめるんや
どうせ後継に団長を引き継いで身を引かなきゃならんしって茶化したら、【覇界聖王】はめっちゃ疑ってたで
でもワイが本当に何もせんと分かると無言で服を着て部屋から出ていったで
こうしてワイと【覇界聖王】の爛れた関係は終わったんや これ以降、ワイから【覇界聖王】に手は一切出さなかったで
……ワイからは一切、な
530:名無しのアブノーマル
不穏な最後
531:名無しのアブノーマル
なんか背筋がゾクゾクする
532:名無しのアブノーマル
イッチ絶対なんか企んでる 間違いない ワイの股間がそう言ってる
533:名無しのアブノーマル
ワイの愛しの上腕二頭筋もそう言ってる
534:フレッドリーツ
一ヶ月後、皆が寝静まった夜の澱、ワイの部屋に【覇界聖王】は訪れた
妙に吐息が荒かった。真っ赤になって自分の体を抱きすくめる【覇界聖王】は、キッとワイを睨みつける
「貴様……! 私の体に一体何をした!」
ワイはとぼけたで 何をしたと聞かれても、何もかもをしたとしか言えんかったからや
【覇界聖王】はその返答に怒ったが、やがてぽつりぽつりと言葉を落とした
貴様が手を出すのを止めた日から体の様子がおかしい 妙に息苦しく、熱っぽい 体の節々が敏感になっている
特に腹から上る煮えたぎるような熱は耐えがたい こんなことは今までなかった 貴様がなにかしたに違いない
【覇界聖王】の言い分は要約するとこんな感じやで うんうんと聞いていたワイは当たり前の事を指摘したで
「要するに、猊下は発情なさっているのですね」
「発……っ!? そんなはずはないっ! 貴様が何かしたに違いないんだっ!」
【覇界聖王】は真っ赤になって吠え立てたで せやからワイはおもむろに近づいて強引に服をまくりあげたで
スレンダーな肢体を隠すネグリジェの下には、ワイが思っていた通りの光景が広がってたんやなぁ
535:名無しのアブノーマル
うおおおおおおお
536:名無しのアブノーマル
わっふるわっふる
537:名無しのアブノーマル
シュールストレミング
538:フレッドリーツ
ワイの手を引き剥がした【覇界聖王】は肩を震わせて俯いた
何も言わず無言で立ちすくむ【覇界聖王】にワイはそっと近づいて、真っ赤になった耳に囁いたんや
「猊下。こうなったのは全て私の責任です。猊下がお望みであれば、いくらでも手助け致しましょう」
ただし、とそこで一旦言葉を切って、ワイは深い深い笑みを浮かべたんや
「私の望みを叶えてくだされば、の話ですが。猊下――私に貴方様の処女を、捧げてくださいますか?」
539:名無しのアブノーマル
なにっ
540:名無しのアブノーマル
イッチ……! わざわざ
541:名無しのアブノーマル
ここまで全て計画して……!?
542:フレッドリーツ
^^
【覇界聖王】の反応は劇的やった ワイの言葉の意味が分からんほどこの御方は愚鈍じゃあらへん
最初は『星の加護』があったから【覇界聖王】はワイの要求を受け入れた でも今回は違う意味を持つ
『星の加護』を自分の意志で解除する――すなわち【覇界聖王】自身が望んでワイに貞操を捧げるんや
【覇界聖王】は唇を噛みしめて葛藤してたで
ワイの要求を受け入れるか、おかしくなった体を我慢するか どちらかで揺れる心がありありと見えたで
せやけどワイは優しくないんでな 悩む暇なんか与えないで すぐに答えないと察した瞬間、ワイはため息をついて身を引いたんや
「申し訳ありません、出過ぎた言葉でした。この話はなかったということで――」
ワイの言葉を遮ったのは「あ……」と鈴のように転がったか細い声やった 同時にワイも動きを止める
しかたないよなぁ? ワイの腕に、弱々しく、すがりつくように、【覇界聖王】の手が伸ばされていたんやからなぁ?
震えるその手を見て、ワイは笑ったで あまりにも愛おしくて愛くるしくてたまらんかったで
【覇界聖王】はどこか後悔するように手を引こうとしたけど、もう遅いんよなぁ ワイは手を取って、【覇界聖王】をつれてある場所へ向かったんや
543:名無しのアブノーマル
ああああああああ!!! 聖王様!!! 聖王様!!! 聖王様!!!
544:名無しのアブノーマル
いけません聖王様!!! 駄目です!!! その男は悪魔です!!!
545:名無しのアブノーマル
従ってはいけません!!! どうかお戻りを聖王様ぁあああ!!!
546:フレッドリーツ
【覇界聖王】の住まう大聖堂の深奥には、神の降臨する祭祀場がある
そこは古来より、ある一つの儀式にのみ用いられた
それは婚姻の儀。この祭祀場に用意されたものが、それを示唆している
神を象る偶像と、それが見下ろす円形の寝台
その前で全裸になっていた俺は、衣擦れの音に振り返る
あのお方が立っていた 眉を下げ、頬を染め、白雪のような手で体を覆い隠すように
ウェディングドレスをモチーフにした、白く、けれど扇情的な娼婦のお召し物は、ひどく似合い、美しかった
547:フレッドリーツ
俺が近づくとあのお方は体を震わせ、俺を見た 欲求、後悔、そして恐怖だろうか 普段見られないか弱い姿が愛おしくて、俺はそっと肩に触れる
あのお方は一段と震え、けれどそれだけであった 逃げる様子のないあのお方に満足して、俺はあのお方ともども寝台へ倒れ込む
俺が下で、あのお方が上 奇しくも最初の時と同じような光景に、俺は笑い、そして言った
「猊下。許しを得たいことがございます」
「……なんだ」
「どうか私めに、猊下の御名を呼ぶ資格をお与えください」
「ッ……」
長い間、あのお方は沈黙した 長い長い静寂のあと、コクリと、小さくもはっきりと頷かれた
「ありがとうございます――エウラリア様」
俺がその名を口にすると、エウラリアは目を見開き、やがて一筋の涙を流した
エウラリアが動く 俺はその時を待つ 永遠のような刹那が過ぎ、そして――
548:フレッドリーツ
いやぁ、最高の一夜やったなぁ ワイの人生の中でも三本の指に入る素晴らしい思い出や
あの夜のエウラリアはほんま可愛かったなぁ
特にもう神に許しを乞うた時なんかもうワイをキュン死させる気かってくらいでなぁ
そのあと加減を忘れてしまったのはワイ一生の不覚やで
549:名無しのアブノーマル
あ……あばば……せ、せい……せいおう、さま……
550:名無しのアブノーマル
せい、おうさ、ま……あばばばばばばば
551:名無しのアブノーマル
あば……あばばば……あば……
552:名無しのアブノーマル
あぁ……うあぁ……あぁ……
553:名無しのアブノーマル
……………………うっ……ふぅ……
554:名無しのアブノーマル
…………聖王様最高! 聖王様最高!! 聖王様最高!!!
555:名無しのアブノーマル
イッチ最高! イッチ最高!! イッチ最高!!!
556:名無しのアブノーマル
最高!!! 最高!!! 最高!!! 最高!!! 最高!!!
557:名無しのアブノーマル
あぁ……かわいそうに……
558:名無しのアブノーマル
(親衛隊)こわれちゃったぁ
559:名無しのアブノーマル
まま、ええやろ 所詮糞溜めの糞や ここにいる時点でな
560:名無しのアブノーマル
残念でもないし当然 変態らしい最後と言える
561:フレッドリーツ
これでワイことフレッドリーツ・レアライヒと【覇界聖王】エウラリア・カリエントゥスの話は終わりやで
ご清聴どうもありがとう 今回は何人か残ったようやなお前ら
562:名無しのアブノーマル
まあ、多少はね?
563:名無しのアブノーマル
人はいずれ慣れるもの……我々もまたしかり……
564:名無しのアブノーマル
どんな極上のおかずもいつかは食べ飽きるものさ……
565:フレッドリーツ
そんなもんか ワイは執着と独占欲が強いから分からんなぁ
566:名無しのアブノーマル
そんなこと言わんでも分かってるで
567:名無しのアブノーマル
お前ほど執着心の強いやつはおらんでイッチ
568:名無しのアブノーマル
性癖のためなら神の摂理をも捻じ曲げる男
569:フレッドリーツ
だから褒めてもなんも出ぇへんてwww
570:名無しのアブノーマル
誰も褒めてないんだよなぁ……
571:名無しのアブノーマル
言うてやるな イッチは頭おかしいんや
572:名無しのアブノーマル
そういやそやったな ワイが悪かったわ
573:名無しのアブノーマル
そういやイッチ 親衛隊隊長のエルフはイッチなんやろ?
イッチは寿命で死ぬつもりっぽいけどあっちはどうなるんや?
574:フレッドリーツ
普通にワイに統合されて死ぬで それだけや
575:名無しのアブノーマル
そうか死ぬのか……え?
576:名無しのアブノーマル
ちょっと待てイッチ お前聖王様に何やったか言ってみ?
577:フレッドリーツ
書いた通りやで 読んでくれや
578:名無しのアブノーマル
いや、読んだんやけど……これ結婚を誓う場所じゃないか?
579:フレッドリーツ
せやで? それがどうしたんや?
580:名無しのアブノーマル
どうしたんやってイッチ……
581:名無しのアブノーマル
聖王様の信仰心の強さを知らんのか……?
582:名無しのアブノーマル
山よりも高く海よりも深く神を信仰してんのやぞ?
583:フレッドリーツ
だから何やねんw 神なんてより気持ちよくなるための小道具やろw
584:名無しのアブノーマル
本気で言ってんのかイッチ?
585:名無しのアブノーマル
こいつやっぱり頭おかしい……
586:名無しのアブノーマル
イッチは人の心が分からない
587:フレッドリーツ
何が言いたいのか分からんけどあっちのワイは死んでも何も問題ないで
そもそも【覇界聖王】に後継選んで身を引けって言われてるしな
次の親衛隊団長はとっくに選んでるしあとは辞めるだけだからそのあと死のうが問題ないやろw
588:名無しのアブノーマル
いやそうだけど……! そうだけどさぁ……!
589:名無しのアブノーマル
もうええ 何も言うな
590:名無しのアブノーマル
イッチがそう思うならそうなんやろう イッチの中ではな
591:フレッドリーツ
よう分からんけどワイも暇じゃないんでな 説明する気ないならもういくで
次は【主羅統娘】の話やな お前ら、次スレで会おうや
サラダバー
592:名無しのアブノーマル
おつ
593:名無しのアブノーマル
おっつ
594:名無しのアブノーマル
イッチおつ
595:名無しのアブノーマル
……ホンマに良かったんか?
596:名無しのアブノーマル
構わんやろ イッチにはいい薬や
597:名無しのアブノーマル
あんなクッズクズのクズは天罰でも食らえばええ
598:名無しのアブノーマル
信仰を侮るとあとが怖いでイッチ~
599:名無しのアブノーマル
イッチ終わったな 狂人にはふさわしい末路