今回はブレンデッドスコッチウイスキーから、ハイコミッショナーを飲んでみます。
ハイコミッショナーは1970年代に発売されたブレンデッドウイスキーです。
ローランド地方にあるロッホ・ローモンド蒸溜所に当時在籍していた、サンディ・ブロッホというブレンダーが手がけたとされていて、彼が独立したあと、ハイコミッショナーの製造と販売を行いました。
現在は、彼の古巣であるロッホ・ローモンド蒸溜所が会社を買収して販売を行っています。
ラインナップとしては、ノンエイジと7年ものの2種類です。
このブレンデッドウイスキーはイギリス国内で人気となり、一時はフェイマスグラウスやベルにつぐ3位の売り上げを記録したそうですが、現在は5位に甘んじています。
2020年にはインターナショナル・スピリッツ・チャレンジのスコッチウイスキー部門で金賞を獲得しています。
液色は中庸な琥珀色です。
味わいは、アルコール由来の辛みが強く、その後に甘みが広がり、ほろ苦さも軽く伴います。
味わいは、甘みが全体的に感じられ、ほろ苦さや酸味も多少ある印象です。
味わいは、苦みが軽く出るものの、後から甘さが全体を支配します。
ストレートだとアルコールの辛みが強いですが、ロック、水割り、ハイボールであれば問題ないレベルです。
700mL、アルコール度数40度で、価格が1500円ほどですので、晩酌用として常備してもよいと思います。
イギリスで5番目に売れているウイスキー
ローランド地方にあるロッホ・ローモンド蒸溜所に当時在籍していた、サンディ・ブロッホというブレンダーが手がけたとされていて、彼が独立したあと、ハイコミッショナーの製造と販売を行いました。
現在は、彼の古巣であるロッホ・ローモンド蒸溜所が会社を買収して販売を行っています。
ラインナップとしては、ノンエイジと7年ものの2種類です。
このブレンデッドウイスキーはイギリス国内で人気となり、一時はフェイマスグラウスやベルにつぐ3位の売り上げを記録したそうですが、現在は5位に甘んじています。
2020年にはインターナショナル・スピリッツ・チャレンジのスコッチウイスキー部門で金賞を獲得しています。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからは紅茶、はちみつ、リンゴ、ブドウの香りがまとめて感じられます。液色は中庸な琥珀色です。
ストレート
紅茶、リンゴ、ブドウの香りがやってきて、あとからバニラ、はちみつ、バナナの香りが追いかけてきます。味わいは、アルコール由来の辛みが強く、その後に甘みが広がり、ほろ苦さも軽く伴います。
ロック
リンゴの香りが強く感じられるようになり、ブドウはレーズンのような豊潤さを持つようになります。その奥からは黒こしょうのようなスパイシーさも加わります。味わいは、甘みが全体的に感じられ、ほろ苦さや酸味も多少ある印象です。
ハイボール
リンゴとレーズンの香りが広がり、バニラやシロップの甘い香りが続きます。味わいは、苦みが軽く出るものの、後から甘さが全体を支配します。
甘さがあってとっつきやすい
全体的にもフルーティな香りと甘さを感じる香りがあり、味わいにも甘みが目立つ印象ですので、癖が少なく、初心者でもとっつきやすいように思えます。ストレートだとアルコールの辛みが強いですが、ロック、水割り、ハイボールであれば問題ないレベルです。
700mL、アルコール度数40度で、価格が1500円ほどですので、晩酌用として常備してもよいと思います。
<個人的評価>
- 香り B: リンゴ、ブドウ、紅茶、紅茶、ハチミツ、バナナと、フルーティさと甘さを感じる香りが支配する。スモーキーさや不自然な香りはない。
- 味わい B: 先にほろ苦さが出るものの、全体的には甘さが支配する。
- 総評 A: 1000円スコッチとしては申し分なく、常飲に耐えられる。初心者にも優しい。