人文系学問で自腹で書籍を買うのが当たり前になっている件については、もともとこの分野自体が趣味的な要素、言ってしまえば「遊び」と切っても切り離せない性格を持つだけに、単純に否定できるものではないのが厄介なところである。そもそも、むかしから蒐集癖が人文学の存立基盤の一つだったのでは?
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書物蔵C102申込み済
@shomotsubugyo
明治期の読書法の本をざっと読んでみたら、そもそも、本の買い方が書いてある本って、明治30年代以降にちらほらある切りで。
そもそも、本は回覧とか貸本とかで読むのがデフォールトの書き方。
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森 洋介
@livresque2
返信先: @fzk06736さん
「電子化した媒体の利用権を販売する。しかしその所有権は誰にも渡さない」 twitter.com/fzk06736/statu。ソフト・アプリ等もディスク所有させぬDLレンタル契約多し。所有無き使用といふフランシスコ修道會の論爭やローマ法占有論が想起される。アガンベン『いと高き貧しさ』參照 web.archive.org/web/http://www。
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森 洋介
@livresque2
返信先: @shomotsubugyoさん
經營論だと、柳与志夫『文化情報資源学と図書館経営』第4章は「情報の移転」と言ふ概念を提起。「移転しえないものは商品となることがなく、「市場原理」に巻きこまれることがない」。動産に對し移轉不能な不動産を重んずる如し。複寫等による移轉はそれ私的所有の端か。@shomotsubugyo
返信先: さん
なつかしき紙メディアonly時代(*゜-゜)
>書物が知識や眞理の象徴であった限り、それを身錢を切って購入すること即ち藏書の所有は、たとひ積ん讀でも、知識や學問が身に付くことと同一視されがちだった
返信先: さん
紙の出版物は、パッケージ販賣される形態上も「蒐集癖」を滿たすのに適當で所有慾そそる財(goods/獨語Gutは法學で「善益」とも譯す――石川健治『自由と特権の距離』p.43)だったわけで。本を(買って)所有することは知を所有することといふ内面化過程は、ロック以來の近代の所有的個人主義にも通底。
返信先: さん
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森 洋介
@livresque2
返信先: @shomotsubugyoさん
本を取り上げちまへばあいつもただの馬鹿(without them/He’s but a sot)――とはシェイクスピア『テンペスト』三幕二場、キャリバンがプロスペローを評した臺詞。ピーター・グリーナウェイ監督『プロスペローの本』に映畫化され、これから説き起こしたのが橋本治『浮上せよと活字は言う』1994→2002。
返信先: さん
「棚にぎっしり詰めこまれた書籍群の背表紙を見渡しながら、たとえほんの束の間であれ、全能の「所有感」を享受しつつ、もし仮にこれらすべてを読み尽くしさえすれば、この室内に収蔵されている「知」の全体を所有しうるのだとふと呟いてみたい気持に」――松浦寿輝『知の庭園』「1 閲覧室と無限」p.18
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