この記事では、PyAutoGUIのインストールについて解説しています。
本記事の内容
- PyAutoGUIの動作環境
- PyAutoGUIのインストール
- PyAutoGUIの動作確認
- PyAutoGUIの可能性
それでは、上記に沿って解説していきます。
PyAutoGUIの動作環境
PyAutoGUI公式サイト
https://pyautogui.readthedocs.io/en/latest/index.html
公式サイトより、対応OSは以下の3つ。
- Windows
- macOS
- Linux
基本的には、どの主要OSでも動くということですね。
Pythonのバージョンは、2と3の両方に対応しています。
以上より、どこでも動くと言えます。
この記事では、Windowsを対象として話を進めていきます。
PyAutoGUIのインストール
Windowsであれば、次のコマンドだけです。
pip install pyautogui |
ただし、このコマンドを実行する前にPIP自体を更新しておきましょう。
PIPの更新は、以下のコマンドとなります。
python -m pip install --upgrade pip |
Windowsであれば、たったこれだけです。
以下では、PyAutoGUIの動作確認を行います。
PyAutoGUIの動作確認
実際に動きを確認することが、一番理解できると思います。
次のコードを実行してみてください。
import pyautogui pyautogui.moveTo( 500 , 500 , duration = 5 ) |
マウスカーソルが、自動的に(500, 500)の位置に移動します。
5秒間かけて、移動するように指定しています。
なお、左上が、座標(0, 0)です。
マウスカーソルが動くのを確認できましたか?
確認できたら、PyAutoGUIのインストールに成功していると言えます。
PyAutoGUIの可能性
Google Trendで「PyAutoGUI」を調べた結果
「PyAutoGUI」という言葉は、どれくらい検索されているのでしょうか?
検索傾向をGoogle Trendで確認します。
期間は、2015年10月中旬から2020年11月中旬まで。
直近の5年間ということです。
伸びてますね。
これは、伸びている技術と言えます。
どうせプログラミングを学ぶなら、伸びる技術を学ぶべきですよね。
PyAutoGUIを学んでおいても、損はないと言えるのではないでしょうか?
Qiitaで「PyAutoGUI」を調べた結果]
2020年11月13日時点でPyAutoGUIをタグに含んだ記事数は、全部で59件あります。
まだまだ、少ないですね。
その59件の記事が、作成された年度の内訳は以下。
年 | 件数 |
2016 | 1 |
2017 | 3 |
2018 | 8 |
2019 | 18 |
2020 | 29 |
2020年は、まだあと2ヶ月ほど残しています。
それでも、過去最高を更新していますね。
Qiitaの記事数からも、PyAutoGUIが伸びている技術だとわかります。
Python自体が、伸びているプログラム言語というのが大きいかもしれません。