輸入小麦が危険は本当?「自国民は食べない」小麦を輸入する日本の末路(東京大学鈴木宣弘教授)を徹底検証
除草剤を直散布して枯らすため輸入小麦は危険だという言説が散見される。しかし、それは事実なのだろうか。この論を提唱する東京大学大学院 農学生命科学研究科教授の鈴木宣弘教授による「「自国民は食べない」小麦を輸入する日本の末路/鈴木 宣弘/東洋経済ONLINE/2021年8月27日公開」を徹底検証した。
北米は日本向けにのみ除草剤を直接散布→正しくありません
「これはジャップが食べる分だからいいのだ」とアメリカの穀物農家が言っていた、との証言が、アメリカへ研修に行った日本の農家の複数の方から得られている。
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プレハーベストは除草剤で小麦を枯らして収穫する→正しくありません
収穫時に雨に降られると小麦が発芽してしまうので、先に除草剤で枯らせて収穫するのだ。
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グリホサートは発がん性やさまざまな疾患を誘発する懸念が指摘される→正しくありません
発がん性に加え、腸内細菌を殺してしまうことで、さまざまな疾患を誘発する懸念が指摘されているグリホサート
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グリホサートのリスク評価を行った世界の科学・規制機関は全て、発がん性を否定する事実を隠ぺい▼
グリホサートは世界では規制、日本は規制緩和→正しくありません
世界的にはグリホサートへの消費者の懸念が高まり、規制が強化されるなかで、日本は逆に規制を緩和
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規制は緩和されていないが事実▼

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/1225-2.pdf
髪の毛からグリホサートが検出されたので危険→量の概念を無視しています
日本人の毛髪検査からの輸入穀物由来とみられるグリホサート検出率も高い(28人中19人に検出、検出率68パーセント)。
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農民連食品分析センターの検査によれば、日本で売られているほとんどの食パンからグリホサートが検出されている
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輸入小麦には日本では禁止のイマザリルを噴霧→ミスリードです
輸送するときには、日本では収穫後の散布が禁止されている農薬イマザリルなどの防カビ剤を噴霧する。
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遺伝子組み換え作物についてはこちらをチェック!
遺伝子組み換え作物・食品編(くらしとバイオプラザ21)