藤田 任天堂は、尖っている文化を、使いやすくて直観的で面白いインターフェイスに変えるのがとてもうまいなという印象です。『スプラトゥーン』だって、『カウンターストライク』とかのオンライン上で銃で撃ち合うゲームから、血なまぐささやマッチングなどの面倒くささを消して洗練させたものと考えればいいと思います。
飯田 いちおう「マリオメーカー問題」で話題になっている有名実況者による動画について言っておくと、おもしろくないわけじゃないんですよ。ただ、その実況主のファンじゃないなら、数本見たら十分だよね。やってることはだいたいみんな同じで、むちゃくちゃ難しいコースをやって騒いでいるだけだからw 『All You Need Is Kill』を観ているときと似た感覚ですね。まあ話は逆で、あっちのほうが「ゲーム体験を映画(小説)に落とし込んだ」作品なんだけど。
藤田 お、さすが、『ビジュアル・コミュニケーション 動画時代の文化批評』という本で「ゲーム実況論」を書かれただけのことはありますね。
マリオメーカーの実況――たとえば、アブさんとレトルトさんっていう、超難しいステージを作る二人が、お互いに相手にステージを提示して、挑戦状みたいにして対決しているのは、面白かった。ゲームセンターCXみたいで。
飯田 人気のある実況者は、実況映えするしゃべりや編集の仕方がよくわかっているので、見れちゃうんだよね。
ゲーム実況のおもしろさ!
飯田 いちおう「マリオメーカー問題」で話題になっている有名実況者による動画について言っておくと、おもしろくないわけじゃないんですよ。ただ、その実況主のファンじゃないなら、数本見たら十分だよね。やってることはだいたいみんな同じで、むちゃくちゃ難しいコースをやって騒いでいるだけだからw 『All You Need Is Kill』を観ているときと似た感覚ですね。まあ話は逆で、あっちのほうが「ゲーム体験を映画(小説)に落とし込んだ」作品なんだけど。
藤田 お、さすが、『ビジュアル・コミュニケーション 動画時代の文化批評』という本で「ゲーム実況論」を書かれただけのことはありますね。
マリオメーカーの実況――たとえば、アブさんとレトルトさんっていう、超難しいステージを作る二人が、お互いに相手にステージを提示して、挑戦状みたいにして対決しているのは、面白かった。ゲームセンターCXみたいで。
飯田 人気のある実況者は、実況映えするしゃべりや編集の仕方がよくわかっているので、見れちゃうんだよね。