株式会社岩野商会

岩野商会では昭和26年の創業以来、技能者集団を自社養成して、住宅から大型ビルに至るまであらゆる建築の内装・防水施工などをお引き受けしてきました。長野ではエムウェーブや、東京では国立競技場など多くの地域の顔を手掛けています。施設が地域の顔となるには、居心地が良く、人が集まりやすい空間でなければなりません。岩野商会はそういった「場」や「空間」を作る、つまり「演出する」役割を果たしています。どうしたらお客様の喜ぶ内装が実現できるのかを考え、そのための人員、材料の手配などを総合的にプロデュースします。自分の手掛けた案件が完工したときの喜びは計り知れません。

岩野商会の専門性を支えているのが、現場で働く技能者集団です。内装仕上げの技能者は通常職人さんと呼ばれ、個人が請負で現場を任されるケースが多い。しかし当社では、優れた技能者を社員として雇用することで、技能の伝承を実現させています。厚生労働省認定の職業訓練学校で、一般企業が社内に設けているものは全国でも例がないという「岩野建設専門技能訓練学校」がそれです。年配の社員である技能者が若手社員に技術を教え、技能資格取得を奨励し、積極的にサポート。毎年行われる技能グランプリ（1級技能士全国技能競技大会）にも積極的に参加しており、受賞者は現在50名を数えます。技術と人を育てる会社を目指しています。

当社が持つ高い技術力を発揮するために欠かせないのが、チームワークです。社内の風通しの良さ、社員同士の仲の良さが社業につながる、との認識のもと、様々なイベントやサークル活動を展開しています。当社のソフトボールチームは、メンバーは本社各部署・各支店から集めて活動しており、勤務地や部署の垣根を越えて活動しています。また、当社は、ベトナム人実習生を受け入れています。年に３．４回、実習生を交えて食事を行いながら異文化に触れる機会があることも当社の魅力です。さらにフットサルチームが生まれるなど、社風・風土を大切にしています。