炎上している春名風花(元はるかぜちゃん)の発言について

20180303:追加あり

春名風花が炎上していますね。
私がダイレクトに攻撃されたので、まとめます。

事の発端はよく似た名前の「はるかぜ.」さんという存在

まず前提条件として、春名風花は子役タレント時代に「はるかぜちゃん」という愛称で呼ばれていました。今は「はるかぜちゃん」を卒業して「春名風花」になると宣言し、ツイッターなどでは「元はるかぜちゃん」と自称しています。

また水着グラビアアイドルに「はるかぜ.」という方がいます。この名前はタレント名として正式なものです。正直言ってこの名前は「被せている」ものでしょう。ただの本名や、名前の一部から生まれた愛称（例：敦子→あっちゃん）が被るのはよくあることですが、愛称とは言え一般に広く「はるかぜちゃん」と呼ばれているタレントがいるのに、「はるかぜ.」という名前を設定するのはどうかと感じます。「.」をつけているのが余計に白々しいですね。

名前を被せられた側が、被せてきた側を快く思わないこと、それは極々自然な心理現象でしょう。「被るのが嫌なら”はるかぜ”で商標登録しとけ」という人もいますが、商標登録による対策の有無と、被せられて嫌と思うかは別問題です。被せられたら、誰でも不快に思うでしょう。
結果、彼女は以前から水着グラドルの方を「名前かぶりでおっぱい大きい人」と表現するなど、「相手を好意的には見ていないな」と客観的に判断できる言動をしていました。

ブログにおいても、水着のお仕事はしていないと赤字+大文字で強く表明するなどしていました。

2月24日のブログ記事より

こういった言動が、おそらく「アンチ」にあたる方の目についたのでしょう。
水着グラドルの方から名前を取り上げようとしているということを言われてしまい、5chの嫌儲板にスレが経ちました。私は暇な時に嫌儲板をよく見ており、たまたまそのスレも見かけました。
私は芸能界にあまり興味がなく、彼女のことは「はるかぜちゃんは正式な芸名ではない」くらいしか知らなかったので、お前の名前ってはるかぜじゃなくねと思い、チラっとツイートしました。2月25日の夜です。

はるかぜちゃん、巨乳グラビアアイドルのはるかぜ.さんから名前を取り上げようとがんばる。嫌儲はどっちにつく？ https://t.co/o0Snw8dhcb
そもそもお前の名前ははるかぜじゃないだろ

— なる (@nalluse) 2018年2月25日

私から見れば、それで終わりだった・・・と思いきや、その深夜。
私のツイートが彼女のエゴサーチにでもひっかかったのでしょう。彼女が反応しました。

間違えられることによる不利益や、誤植の訂正の負担について、折半して欲しいという主張でした。
社畜の私はこの時既に寝ていたので、引用リツイートが来ていることに気付いたのは朝起きてからです。

私は彼女に興味がなく詳細を全く把握しないまま、スレタイを見て脊髄反射的にツイートしただけでした。嫌儲板のスレは、もしかしたら彼女に不利になるよう意図的に改ざんされた情報が混ざっているかも知れません。よって私は状況を正確に把握し、間違いがあれば彼女へ謝罪するべきだと考え、ブログなどでの彼女の発言を自分の目でチェックして回りました。

ブログでも爆発していた

彼女が私へ引用リツイートをする直前。「水着はおよぐために着るもの」という見出しで、彼女はブログ記事を公開していました。
ブログは0時6分、ツイートは0時19分です。ブログ記事を公開後、ブログの反応どうかな～とエゴサーチしていたら、5chのスレをツイートしている私を見かけたのでしょうね。

さてこのブログ記事において彼女は再び、名前が似ていて勘違いをされることがある話を繰り返していました。また勘違いされることで生じる不利益や、意図的に悪意のある比較をされるという被害もかなり具体的に述べました。その中には正直言って「嘘で盛ってるな」と思われるようなものがありました。

例えばコレ、おそらく嘘でしょう。

ツイッターのDMは「自分がフォローしている相手からのみ許可」がデフォルトとなっており、「誰からでもOK」に切り替えることもできます。DM自体をオフにする機能はありません。よって、「DM受け取れない設定にした」というのは、解放していたけどフォロー者のみにしたということしか、システム的にありえません。

では彼女は本当にDMを解放していたのでしょうか。彼女は多くのファンを抱えており、ツイッターには多くのフォロワーがいます。もしDMを解放していれば、そのフォロワーの誰か一人でもDMを送ってみたことがあるはずです。しかし、DMを送ったことがある人はどれだけ探しても見つかりません。
また有名人には必ずついてまわるアンチの人々も、DMを解放していたことを全く見たことがないと言います。アンチの監視の目とは、時にファン以上に激しいものです。ファン、アンチ、双方から一度も確認されていない、DM解放時期。本当にあったのかどうか疑われます。
まさか、彼女が例に上げた酷い暴言を送ってきたのが、彼女がフォローしている知り合いからのものということもないでしょう。状況的に言って、この被害は嘘であるとしか考えられなくなります。

またこういった発言をすれば、水着グラドルに対する「イヤミ」を言っているように解釈される恐れもあります。
おそらく内心では「水着グラドルは不特定多数の男性に水着を見られたがってる、私は違う」という職業的なプライド感も、あったのではないでしょうか。後述しますが、彼女は、そういったつもりは一切ないと言っています。しかし結果論としては、そういったことを言っているように思われてしまう発言をしてしまいました。

容認できる程度ではあるが・・・

ブログなどをチェックして回った結果、彼女の発言には、水着グラドルという職を不当に見下し、差別している意図が含まれる可能性があると判断しました。

セクハラ被害者としての、春名風花。
職業差別発言者としての、春名風花。

二つの属性を持つ春名風花がいます。前者は全面的に庇護されるべきであり、後者は全面的に批判されるべきです。しかしどちらも同じ春名風花です。ここで私は、彼女に対しどのように対応するかを考える必要があります。被害内容を少し盛っている疑いがあるとは言え、セクハラ被害を受けたことは事実。セクハラ被害者の女性が吐露する愚痴において、少しばかり不適切な表現が入っていたところで、私はそれを問題視したくはありません。十分に同情ができ、後者を容認するに足る理由となり得ます。

しかし彼女は引用リツイートをしています。はい、引用リツイートなんですね。自身が被害者であることを激しくアピールしながら、引用リツイートをしています。引用リツイートがどういうことかと言うと、ファンネルの召喚に繋がります。

ちょっと寄り道：ファンネルとは

有名人のツイッターは、多くのファンがフォローしています。中にはアンチの方もいますが、分布的にはファンが多数派です。
そしてファンの中には、有名人に強く心酔し、”信者”と化した人々が含まれます。有名人が、自己に否定的な相手を引用リツイートする形で「晒し上げる」と、信者の皆様が攻撃をします。信者にとって、攻撃に正当性は必要ありません。教祖である有名人様が絶対神であり、少しでも否定的な立場は全て敵の二極論です。非論理的に感情をぶつける暴言を、数の暴力で押し通します。私はブロガーとして叩き慣れしているので大丈夫ですが、叩かれることに慣れていない人は高い確率で打ちひしがれ、再起不能に追い込まれます。

不倫騒動によって人気を落とした乙武洋匡がかつて使用していた「気に食わない相手を叩きのめす手段」こそが、この、晒し上げからの信者アタックでした。イタリアンレストラン入店拒否騒動などで、信者が凄まじい活動をしましたね。
本体(有名人)が多数の駒を発射し、その心の中の命令に従って攻撃しまくる姿が、有名なアニメ機動戦士ガンダムの「ファンネル」みたいだと言われ、乙武ファンネルという呼び方が発生。こうして、この攻撃手段や、駒となる信者を総じて「ファンネル」と呼ぶネット文化へとつながっていきました。

話を戻して：私は批判の立場を選んだ

彼女はファンネルを召喚しました。気に食わない相手――ここでは私――を信者に攻撃させるべく、引用リツイートをしました。そんなつもりは無いとどれだけ言おうと、有名人が、自身に否定的な相手を引用リツイートすれば、信者が攻撃をしてしまうことは自覚しているはずです。「そんなつもりがないなら引用リツイートするな」です。

ファンネルで攻撃されること。これは私にとって純粋に不快です。そのため私は彼女に同情する気がなくなり、批判するという道を選びました。
他にもいくらでも理由付けできます。彼女がただの女子高生ではなく、プロのタレントであるために、そのプロとしての責任を重要視するべきだと思ったなど。尤もらしい理由はいくらでも用意できますし、その理由も嘘ではありません。しかし、最終的な決め手は感情の問題です。不快だから、擁護側には立ちたくありませんでした。

まず根本的な思想として、職業に貴賎はなく、相手が水着グラドルだからという理由で下に見るのは間違っている。その思想はただの差別

不利益を折半しろとは、金銭でも要求してるの？先に似た愛称を用いるだけで「オリジナル」を気取り、後発の者へ「不利益があったら折半しろ」と迫るのはただの傲慢

— なる (@nalluse) 2018年2月25日

私の主張は二点あります。
まず、彼女が意図しているかどうかを問わず、結果的にやってしまっている「職業差別」に対する批判です。ここでは強い言葉を用いました。
もう一つは、彼女が言っている「折半」について。金銭でも要求しているのかという確認と、折半を要求する彼女の傲慢さの指摘です。

職業差別については、既に上述の通りです。ここで重要なのは「折半」という表現です。
なぜ、金銭かどうかを念押し確認したのか。それは折半という言葉が原則として金銭を対象に使われるものだからです。折半と言ったら金銭としか思えませんでした。辞書においても用例は必ず金銭に纏わる使い方です。

デジタル大辞泉

［名］(スル)金銭などを、半分ずつに分けること。二等分。「利益を折半する」

大辞林 第三版

半分に分けること。 「利益を－する」

Weblio類語辞書

代金や費用などを複数人で分けて支払うこと

実用日本語表現辞典

半分にして、分けること。半分こすること。出費や儲けなどについて言うことが多い、

ここで、彼女がブログで自己申告している被害をおさらいしてみましょう。

これ、水着グラドル側に責任あります？
水着グラドルがこの世にいなければ生まれなかった被害だ、という極論は論外です。彼女が受けた被害に対し、加害者としての責任において、水着グラドルにわずかでも責任があるかどうかです。無いですね。

悪質なDMが来た。送った人に責任があります。
水着グラドルに転向したとデマを流された。デマを流した人に責任があります。

ここで、水着グラドルに要求する、「不利益や、誤植の訂正の負担の折半」とは何を意味するのか。折半と言えば金銭を前提とした表現である以上、状況的に「名前を被せてきたお前のせいで生じた被害を、金で償え」と言っているのと同義です。彼女はまだ17歳、そのような意図はなかったのかも知れません。しかし彼女が言っていることは、そういうことなのです。だから私は「金銭でも要求してるの？」と念押し確認をしました。否定して欲しかったからです。

金銭の要求か？を否定しなかった

相変わらず引用リツイートによってファンネルを召喚しつつ、彼女は再び返事をしました。
私が尋ねた「金銭でも要求してるの？」はガン無視し、被害を盛ることだけに終始しています。否定しないということは、暗黙の了解なのでしょう。日本語としては金銭であると解釈するのが自然なのですから、特別な使い方をするならば、そう説明しなければ誰にも伝わりません。「はい、金で償って欲しいです」と直球で言うのは憚られたからこそ、何も言わないのだろうなとしか解釈されません。

仕事に支障が出る？じゃあもう個人で抱えず事務所に相談しろよって話です。が、まぁ話は平行線ですね。
加害性と被害性を切り分け、被害については事務所に相談しろ、加害については間違っていると批判し続ける私と、「自分は悪くない」に終始する春名風花です。

無視できない被害を受けたのであれば、加害者へ厳しく対処すれば良い。まずは事務所への相談を推奨。

水着グラドルの方から直接被害を受けて言い返す形ならまだしも、何もしていない相手を職で差別することなど決して正当化できない。職で不当に見下し侮蔑する行為では、あなたが加害者になる。

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

胸がない←事務所への相談を推奨

あなたのブログから引用
—
水着はおよぐために着るもの！！
１００歩譲っても、
好きな男子と海に行くために着るもの！！
誰もが不特定多数の男性に水着を見られたがってるとか、
性的な目で見られて評価されたがってるとか思うなよだわ！！
—
明らかに見下した発言

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

であれば、そのように書くべき。
あなたのブログの書き方では、意図していなかったとしても、

水着グラドルは不特定多数の男性に水着を見られたがってる、性的な目で見られて評価されたがってる。自分は違う。

という見下した言い方にしかなっておらず、読み手にはそう受け取られてしまう。

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

ここらへんで彼女の引用リツイートは止まりました。
途中には、私が彼女の名前を「春名風子」と間違え――本名知らなかった程度に彼女に興味がなかった――、その指摘を受け謝罪するなども挟まってます。

ブログにはわざわざ書きませんが――書くには数が多すぎる――この間私は延々と、彼女が引用リツイートすることで増え続けるファンネルの攻撃に曝され続け、律儀に返事をし続けています。また、ブームだったから登録してみたけど私程度の個人に興味のある人なんていないため閑古鳥が鳴いていた質問箱が悪用され、怒涛のラッシュが巻き起こりました。あまりにも侮辱的なものはブロックに入れましたが、基本的には返事をしているので、興味がある人は回答済み一覧を見てみるといいでしょう。ファンネルがどういったものか、わかると思います。

彼女が連続で引用リツイートをしてくれたおかげで、私は凄まじい勢いでファンネルの攻撃を受けるようになりました。そして攻撃が苛烈を極めたタイミングで、ちょうど彼女の引用リツイートが止まったのです。
仕事で忙しくツイッターから離れた可能性もありましたが、彼女は他の人への言い訳っぽいツイートは続行していたので、私に関しては反応する目的を達成したと考えられます。結果、私は彼女の行動をこう分析しました。

春名風花のファンが群がってきた途端に、春名風花の引用リツイートがされなくなり、我関せずと無視に切り替わった、

たまたまでなければ、結局これは「みなさーん！あたしが絡まれてます！たすけてー！」とファンネルを呼ぶことを目的としていたんだろう。子供だな。

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

私はかなりの不快感を覚えていたので、全体的に強い言葉で表意しています。

12時を過ぎて、彼女が再び反応しました。さてこれ、言い訳ですよね。
忙しかったにしては、他のツイートはしていました。おかしいでしょう。忙しさが過ぎ去り、私に再び引用リツイートしようとするならば、私が送っているリプライがあるので、それを使えばいいです。わざわざ私の単独ツイートを見に来る理由がありません。私にだけは引用リツイートができないという忙しさになり、その状況は維持したまま、私の単独ツイートを見に来るその行動に合理的な理由はなく、言い訳でしょう。

ではなぜ、私の単独ツイートを彼女は見に来たのだろうか。これはかなり疑った見方になりますが、「ファンネルにボコボコにされて消耗しきった”敵”の様子を見て優越感に浸ろうとした」かなと私は思っています。これは私の勝手な想像ですよ。ただ、そうとしか私には思えません。彼女はファンネルの攻撃に「いいね」をつけて後ろ押ししているので、明らかに、ファンネルに攻撃させることで喜んでいますから。

「私以外には引用リツイートを続けていた」を理由に、そのような可能性を疑いました。ただの偶然であれば、疑ってかかる見方をしたことは謝罪します。

念のため確認ですが、言い訳ではなく本当に、美容院などで多忙なために、私以外には引用リツイートを続けられるけど、私には無理だったのですね？

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

言い訳であっても、彼女がそう言い張るのであれば、私はそれを信じるしかありません。ですが確認は必ず行います。しかし返信は来ませんでした。まだ続けたいなら構わないと言ってたのに、続けないのは不思議です。嘘で塗り固めた言い訳を再確認された時、嘘を貫き通すのは、17歳の女性にはキツいのだろうかと感じました。

その後に来たものは・・・あまり数はないですね。ファンネルとの会話中に突如としてやってくるくらいです。例えばコレ。

まだ分かってなかったんですかと言われても、彼女は何も説明していませんから、分かるわけがないですよね。「折半」とは、特記なければ誰もが金銭のことだと思いますよ。

この「折半とは、削除依頼などで消耗する時間の折半だ、手伝って欲しいだけだ」というが言い訳であることは明らかで、また、あまりにも詭弁でしょう。なぜ詭弁か。それは彼女が挙げた被害内容には、水着グラドル側にはどうしようもないものがあるため、時間の折半ということにすると論理が破綻するからです。
「名前を譲って引退しろ」なんてものは法的に言えば名誉毀損でしょうけど、名誉毀損は親告罪です。水着グラドル側がなんと言っても「いやお前無関係の他人じゃん」なのです。水着グラドル側には何もできることがありません。こうったことから余計に、彼女の、水着グラドルに対する言動が「言いがかり」であり「傲慢」であることを裏付けていってしまいます。

名前を譲って引退しろとなどという暴言も、あなたが挙げている被害にありますよね。ひどい暴言であり、決して許されないことだと思います。
しかし水着グラドル側に、どのような訂正や削除をさせる権利があるとお思いですか？名誉毀損は親告罪です。だから、あなたがあなたの事務所に相談するべきです

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

そしてまたこれを説明しても、彼女は話題そらしと言い訳しかせず、問題から目を背け続けます。こうなると「議論」は成立はしません。そして延々と引用リツイートをされるため、無尽蔵にファンネルの攻撃が増えます。

画像の話は分かりました。
しかし私は、あなたが例示した「名前を譲って引退しろ」の暴言について聞いています。

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

これへの返事はありませんでした。

行政書士、パワハラ解決コンサルタントの三國さんが登場

ファンネルの攻撃に返事を返す中、行政書士の方からのコメントがありました。

>二次被害とは思われませんか？
思いません。私は、無視できない被害を受けたなら厳しく対処すべきだ、事務所に相談すべきとだ明確に提言しています。

その上で、水着グラドルに責任転換(と解釈されてしまうことを書く)はおかしいと批判しています。被害者なら何をしてもいいということはありません。

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

今回の私の批判に二次加害性はないと考えていますが、その根拠の説明に、ツイッターでは文字数が足りません。

私もセクハラ二次被害は起こってはいけないことだと考えています。できれば、三國さんとはじっくりお話したく思います。どこかでお話の場を頂けますか？DMなどはどうでしょうか？

— なる (@nalluse) 2018年2月26日

正直、私は困惑しました。
「私＝世界の常識」ということはありませんが、今件については、私の批判は「職業差別はいけない」という全世界共通の常識に基づいて行っているものです。よって私は自分に100%の正当性・合理性があると確信しており、それは「盲目な信者」や「ただの馬鹿」でなければ理解できるはずだと思っていました。そのため、行政書士という、一般的に言って高い知能を持たれていると考えられる方と見解が相違することには困惑しました。

同時に、行政書士、パワハラ解決コンサルタントの方の意見を貰うことができる、めったにない機会だと考え、意見交換をさせて欲しいと申し上げ、快諾頂きました。

頂戴した意見はブログで使用して良い旨も快諾頂いたため、この記事の最後で公開します。ひとまずは私の言葉で要約します。

まず三國さんは、私の批判理由については合理性があり、理論上は間違っていないという点は同意でした。彼女の発言に、差別的意図が入っていただろうということも、可能性としてあると思えると同意頂けました。内心、私は自分の理論が間違っていないことに安心しました。その道のプロから太鼓判を押されたような気持ちです。

ただし三國さんは、彼女がハラスメント被害者であることを重要視されていました。セクハラ被害者が被害を訴える声を潰さないことを第一優先とされていました。批判理由がどれだけ合理的であろうとも、三國さんのパワハラ解決コンサルタントという立場では、彼女の味方という立場を選ぶ。それが三國さんのお考えでした。これは私にはあまりない考えで、とても参考になりました。

私には、「正論で相手を叩きのめす」という傾向があります。いえ私に限らず、ネットで様々な批評活動をしているブロガーには、そういった傾向があるでしょう。なぜなら、その方が楽だからです。理論的に間違っている事を擁護するのは大変です。叩く方が楽です。理論的に正しいかどうかという判断は、「盲目な信者」や「ただの馬鹿」に当てはまらない人なら誰でもできる簡単なことで、楽なんです。

誰にでもわかりやすい例を挙げるなら・・・そうですね。「殺人はいけないことだ」とは誰もが思いますよね。殺人がいけないことと説くのは簡単ですし、殺人者を批判するのも簡単です。
ではあなたの親兄弟、恋人、最愛の人が殺人者になってしまったらどうでしょうか。「殺人はダメなこと。それでも、それでもコイツは俺の大切な・・・」と必死に擁護したくなったりしませんか？　理論上は間違っていても擁護するのって、そんな感じです。人間は機械ではないので、何事も最後は「感情」で左右されるのです。感情は、白か黒か、善か悪かという二極論では語れないものです。

三國さんのお考えは素晴らしいものだと思います。しかし私は三國さんと同じように、彼女の味方という立場を選ぶことはできません。それは感情として、彼女の味方につく気になれないからです。彼女から受けたこれまでの行動から垣間見える人間性を、私は「好き」と言えません（※嫌いでもない。嫌いというのは非常に強い敵対感情であり、そこまでの感情は抱かない）。味方にはなれません。

ただし、味方にはなれないと言っても。「これ以上彼女とリプライ合戦をすることは、彼女を必要以上に追い詰めるだけだ」とは思いました。これは三國さんのご意見を聞いたことで私の中に出てきた想いです。私は彼女の味方につくことはできませんが、彼女を叩きのめしたいわけでもありません。既に批判の声は伝えているため、これ以上は蛇足でしょう。ここで私がそっと身を引くべきだと、そう思いました。よってこれ以降は、私は春名風花とのリプライ合戦はしていません。

だがファンネル、お前は別だ

私は彼女に、言動のどこがどう問題かを正確に伝えました。
後は彼女がそれをどう咀嚼するかです。結果として吐き出そうと、噛み締めて飲み込もうと、私は何も言いません。この時点で私は彼女を「赦す」ことにしました。誤解がないように念押ししますが、赦したことで罪は消えることはありませんよ。ただそれ以上の追求を止め、これからの改善に期待するというのが、この「赦す」です。

ただし、ファンネルの人々は別です。ファンネルはあまりにも盲目です。
ファンネルは彼女のように「セクハラを受けて精神的に消耗している」状態ではありません。彼女のように「零した愚痴の中に少し不適切な表現があった」わけでもなく、ただ感情の赴くままに言葉の暴力を投げかけるという一方的な加害性を持った悪質な存在です。
中にはいい歳した大人もいるでしょうし、まだ学生の子供もいるでしょう。しかし、どのような属性があろうと彼らのことを私が「赦す」ことはありません。この記事を書いている今も、ファンネルの攻撃は止まりません。私は最後まで相手します。過激なものに関しては然るべき措置を取ります。他者へ向けた一方的な暴力が、どのような形で戻ってこようが、彼らの自己責任です。

まとめ

春名風花の発言には不適切な部分がありました。ファンネルを扇動し攻撃させることも、決して褒められた行為ではないでしょう。しかしそれは、17歳という若い少女がセクハラを受けて消耗した精神から溢れ出した叫び声であり、同情の余地が多大にあることも考慮するべきです。

攻撃を受けた私は、これまでは「不快」を胸に、強い批判を行いました。
そしてここからは、事情を考慮して「赦す」立場を選びます（※ファンネルを除く）。

最後に：三國さんとのDM

青背景が私の発言。グレー背景が三國さんの発言。

ここまでが意見。で、最後のよくあるあいさつ。

20180303追記：名前を勘違いした理由がわかった

私が彼女の名前を春名風子と間違えたことについては記事中でも軽く述べていましたが、そもそもなぜ間違えたのかという理由は、正直、自分でもよく分かりませんでした。単純に彼女――というか芸能界全般――に興味がなく知らなかったこととは言え、ツイッターでファンネル攻撃を受けたりブログを見たりして名前を見ていたのに春名風子と間違えた理由はなんだったんだろうか。どこで生まれた勘違い・思い込みなのだろうかと、内心かなりヤキモキしていました。

で、原因が分かりました。彼女が自分で「ふうこ」と自称しているからですね。

彼女は自身のブログにおいて、署名として最後に絵文字囲いで”ふうこ”と記していました。
とりあえず直近1ヶ月分程度の記事を確認しましたが、ほぼ全ての記事で絵文字囲いで”ふうこ”としており、”ふうか”と書いているものは1つもありませんでした。。

なぜほぼかというと、2月2日だけは”ふふうこ”でした。1ヶ月以上昔のものは確認していません。

私は彼女のこれを見て「本名はふうこなんだな」と勘違いしたんだろうと考えられます。後は思い込みによって、指摘を受けるまで気づかなかったと。そう捉えるのが自然でしょう。

自分の都合の良いように「春名風花」と「はるかぜちゃん」と「ふうこ」を使い分けるのはやめて頂きたい。

ちなみに

この騒動？が終わってからは、私と彼女の間には何も無かったのですが、気づいたら彼女は私をブロックしていました。