【開催報告】百學連環collection ZeppTokyo ダンスチーム | 飴玉日和

【開催報告】百學連環collection ZeppTokyo ダンスチーム

テーマ:着物お仕事

2018年1月22日 ZeppTokyoにて開催されたNXTE GATE COLLECTION 

第4部の『百學連環collection』は、ファッションショー×殺陣×ダンスと盛りだくさんの内容でした。

ファッションショーの様子はこちら↓
ダンスチーム「オドリガカリ」の衣裳も担当しました。





SHOKOさん



絶対ピンク!と思ったSHOKOさん。
和柄の布を長く繋いで、肩とスカート部分の飾りに。
動いた時に華やかで、ずっと見ていたいくらいでした。

帯は少し左に寄せて、文庫のアレンジ。



Yoshiさん



黄色い着物、女性ものの花柄なんですが、Yoshiさんならお似合いになる!と思ってチョイス。

着物は尻っぱしょり、上から黒い羽織を片側だけ掛けました。

黄色と黒のバランスが良かったと思っています。

兵児帯の上から、長い紐で藤結び。



金丸明日香さん



金丸さんは、第一印象でこの着物だと思いました。
一見地味にもなりがちな着物を、可愛らしさと綺麗さとスタイルの良さで着こなして下さいました。

アシンメトリーのスカート部分、縫ったりせずに紐だけで形作っています。この長さが絶妙で好きです。

帯は未仕立ての名古屋帯を、創作結び。



丸山泰右さん



青、白、黒、赤と、ハッキリした色を使っているのに、負けない存在感の丸山さん。

男性ですが、おはしょりを作って膝上で着せています。
上から羽織を着て、おはしょりが隠れるように兵児帯。





瑞羽奏都さん



瑞羽さんも、第一印象でこの着物でしたね。
中にガウチョパンツを履いていただいてます。

着物は、おはしょりをとらずに対丈で着て、尻っぱしょり。後ろに見える裏地のエンジがポイント。
半巾帯は角出し風。帯揚げ替わりのストールと、帯締めで固定。



佐藤弘樹さん



よく着てくださっている、片身替わりのオリジナル着物。
衿元と左袖、帯の下にフリンジを付けました。

着付けとしてはシンプルなんですが、着物の個性が際立ちますね。



Happaさん



一番着物っぽくない、一番チャレンジしたスタイリングかもしれないHappaさん。
長着なしで、Tシャツ、ガウチョパンツの上に羽織、その上から帯。
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スタイルの良さがあってこそ着こなせる、と思いますが、
例えば、この帯無しで、
洋服の上にカーディガンのように羽織を着るだけ。
こんな着方も素敵じゃないかなと、着物と洋服mixの提案として、思うのです。

(今回は動くので、帯とたすきをしましたけど笑)



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これらの衣裳は全て、着物を切ったりほどいたりせずに、着付けのみで形にしています。

ダンスで動きが激しいので、一部縫い止めているものもありますが、
例えば撮影や、通常の動き方なら、縫わなくても崩れないものがほとんどです。
(緩まない、苦しくない紐の締め方は必要ですが…)

切ってないということは、紐を解けば、またすぐに普通の着物として着れる!

着物というと、形が決まりきったものと考えられがちですが、こういう着方もある。

そして、現代では突飛な着方かもしれませんが、着物が普段着だった江戸では、男性でも脚を出して短く着る、というのはよく絵で見ますよね。

着物が普段着になれば、こういう着方も出てくるのかな…?
細身のパンツやサルエルパンツ、ワイドパンツも合わせやすいなと思っています。


ダンス、ホントに素敵でした!!


オドリガカリの皆様、
ブロマイド撮影に携わっていただいた皆様、
素敵なチャンスをくださった主催陣、
Zepp出演、ご協力いただいた皆様、
ご来場下さった皆様、
ありがとうございました!!


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製作、着付け  キャンディ
着付け補佐  三浦亜惟
ヘアメイク  滝沢侑子
ヘアメイクアシスタント ささきのぞみ

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