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VOGUE GIRL with BOY FRIEND
Guest:萩原利久

フレッシュな才能とルックスで注目を集める、旬な男の子の素顔にせまる連載がスタート!レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、VOGUE GIRL副編集長とゲストが本音のボーイズトーク。第26回はブレイク間近!クールな眼差しの中に、ピュアな少年らしさが垣間見える俳優の萩原利久くん。

萩原くんは、どのようにして芸能界に入ったの?
9歳ぐらいから芸能界にいます。でも9歳の時なんで目立ちたいとかその程度の気持ちで……。当時、学校では小島よしおさんがめちゃめちゃ流行っていて、小島さんに会いたくて芸能界に入ったんです。

小島よしおさんに会いたかったんだ(笑)。
友達になって、それを周りに自慢したくて始めました(笑)。

じゃあ、今こうして話ができるのも小島さんのお陰だ。
そうです。小島さんのおかげなのは間違いないですね。あのブームがなかったら僕は俳優やっていなかったので。

で、会う夢は叶ったの?
まだ叶ってないんですよ!でもいつかお会いする機会があったら、勝手に感慨深くなっちゃうと思います。

事務所には自分で応募したの?
子役事務所みたいなところに応募しました。でも子役がやりたいというよりは、本当に小島よしおに会いたいの一点張りで(笑)。感覚としては習い事に近かったですね。お稽古がひとつ増えたみたいな。

ご両親も応援してくれて?
「まあ、やってみれば」みたいな感じですね。会いたいってうるさいから(笑)。

(笑)。じゃあ、子役事務所から今の事務所に移ったんだ。
僕が小島よしおに会いたいでずっとやっていたんで、小学生の時は「オカレモン」とかやってたんですよ。バラエティ番組の「めちゃイケ」のオカレモンJr.っていうのがあったんですけど……。

あった、あった!その中の1人だったんだ!
そうです(笑)。だから僕、バラエティがメインで全然お芝居の現場に入ってなかったんです。で、中学校1年生、12〜13歳ぐらいの時に、「運命の人」というTBSの日曜劇場のドラマに出る機会があって。普通、子役が多い現場だと子役のみんなにスタッフたちが合わせてくれて、すごくやりやすいような現場を作ってくれるんですけど、その日曜劇場は初めての大人中心の現場だった。だから子供に合わせるとか全然そんな感じがなくて、むちゃくちゃ緊張して頭の中も真っ白になっていたんです。

中学1年にして、大人の現場に放り込まれた感じだ。
はい。その時ちょうど兄弟役でお兄ちゃんを演っていたのが菅田将暉くんだったんです。菅田くんに緊張をほぐしてもらったりしてリラックスして現場に入ったら、初めて現場で芝居というものを自分の目で見られるようになって。そこから自分でもお芝居やってみたいなって思ったんです。

芝居をするっていうことを自覚し始めたんだね。
そうなんです。自覚し始めて、自分の意志でやってみたいな、と。で、前の事務所を辞めて、13歳のときにトップコートに応募しました。それが今の事務所とのきっかけです。

そうするとキャリアで言うと……
11年かな。

10年以上になるんだ!
自分でもびっくりです!

今はいくつ?
20歳です。

俳優という仕事はどう?楽しい? 
楽しい……と思います。楽しくないと続いてはいないと思いますし。でも現場や制作中にすごく楽しいっていうよりは、終わってから「楽しかったな」の方が多い気がします。

なるほどね、余韻の中に楽しさがあるんだ。具体的には何が楽しかったんだろう。
何ですかね……。現場ではやることも多いですし、考える作業とかも掘り下げて掘り下げてみたいなことをずっとやっているんです。だからやっている最中は結構きつかったり、わからなかったりするんですけど、結局終わるとその過程が楽しかったんですよね、夢中でやっていた時の。現場でも終わりが見えてくる、残り3日くらいになってから、だんだん楽しい感覚が湧いてきます。で、ひとつの現場が終わって2日後ぐらいが1番「楽しかった!」が強くて、その後だいたい寂しくなりますね。

今年は萩原くんの認知度もグッと高まったけど、自分では実感はある?
やっぱりドラマ「3年A組」がすごく大きかったんじゃないかなと思います。あのドラマに出てから僕を知ったという人がたくさんいると思いますし、撮影中は共演者とよく一緒にいたのもありますけど、声かけてもらうことも結構あって。1番驚いたのは小学生にも気づかれた時に「あぁ、たくさんの人に観てもらえているんだな」って実感しました。今でも「3年A組観てました」って声かけてくださる方もいらっしゃるので、あの作品に出会ったとことはすごく大きかったなと思います。

「観てます!」声かけられるのは嬉しい?
やっぱり嬉しいですね!結局どんなに熱をもって作品を作っても、観てもらえないと意味がないし、何も反応がないとせっかく作ってもその実感が湧かない。そういう意味では「3年A組」は多くの人に見てもらえたので、声かけてもらえるのはすごく嬉しいです。

「3年A組」やさっき話してくれた「運命の人」のほかに、萩原くんを俳優として成長させてくれたと思う作品はある?
自分の内面というか、役への取り組み方として転機があったのは『アイネクライネナハトムジーク』という映画です。その時僕は19歳で高校生の役だった。当たり前ですが10代って高校生の役が多くて、僕ももう何年も高校生の役を演っているんですけど、ふとしたタイミングで監督から「高校生ってもうちょっと若くていいんじゃない?」みたいなことをさり気なく言われたんです。実生活でも自分が高校生だった時って、高校生を演ることは特段意識しなくても佇まいとかいろいろ勝手に高校生になれてたと思うんですけど、それが崩れた日というか。「あ、もうこのままじゃ高校生できないんだ」って、ボソッと言われたひと言に衝撃を受けて。それからは、高校生やるときは意識的に自分で高校生のスイッチみたいなのを入れることをするようになりました。10代の感情や佇まいってすごく繊細なんだなと痛感したんです。高校生を演じるのって、すごく難しいことなんだなって。

なるほど、深いね。しかもこれからもっと変わっていくよね。
今は二十歳の役を年齢を考えずにできるけど、これも3年経ったらできないっていう。そんな感覚があるんだろうなって意識するようになりました。

年齢によって表現できるものが違う。当たり前のようだけど、なかなか意識できないことなんじゃないかな。そんな中でも萩原くんは、年齢に沿っていい役を演ってこれてるよね。1月にはドラマ「大江戸スチームパンク」が始まるんだよね。どう?主演作というのは。
結構構えていたというか、色々な事に気を使わないといけないのかなとか考えてはいたんです。でも現場に入ったら、僕は甲冑を着ている役で、それが大きくて自分で脱ぎ着ができないんですよ。脱ぐためには誰かに来てもらい、着るためにも誰かに来てもらわなきゃいけない。

大騒ぎだ(笑)。
(笑)。とにかく人に助けてもらわないとできない役。トイレ行くにも一回誰かに来てもらって脱がしてもらわないといけない状態だったので、すごく人に支えてもらっているという実感があります。甲冑のおかげでコミュニケーションも自分から取らないといけない環境にあったので、特別意識しなくても早い段階からいろんなスタッフや共演者と話をすることができています。

じゃあ甲冑とダブル主演って感じだね(笑)。 
甲冑とダブル主演!そうですね、間違いなく(笑)。

どんな役?というゆうかどんなドラマなんだろう?あらすじ読んでみてもいまいちわからない(笑)。
わからないですよね。僕も最初にお話しいただいた時は全く同じ状態でしたよ。文字だけじゃ分からないんです。時代物で「大江戸」という江戸と瓜二つの世界があって、簡潔に言うとそこで僕はヒーローになるんです。平賀源内という博士がいろいろ発明をして、その中の一つが「蒸気力甲冑」という甲冑なんです。

おっ!W主演の甲冑だ。
そう(笑)。この甲冑がすごく熱くなるから、それに耐えられる人じゃないとだめなんですけど、僕が演じる佑太くんの唯一の能力、個性が暑さに強いっていう(笑)。

あはは(笑)。
あとはもう弱いしぽんこつだし。何やってもできない子がある日突然、暑さに強いってだけでヒーローになっちゃう。しかもかっこいいヒーローでは全然なくて、ラッキーパンチ繰り出すし、弱音も吐いちゃう。でも、弱音を吐くけど芯だけはまっすぐなんです。少年漫画の主人公のような子で、その子が大江戸という町を守るために敵と戦っていくというコメディドラマです。

なんか……すごく面白そう! 
甲冑には煙突も背負ってるんですよ!

煙突も!? お江戸の平賀源内はすごいの開発しちゃったね(笑)。何より、ただ単純に強い人が正義のヒーローじゃなくて、弱くて欠点もある人がヒーローになるっていうのがすごくいいね。
そう!僕もそこはすごく思っています!弱点だらけですごく人間臭いヒーローなのですけど、それも悪くないなって。ヒーローって自分たちの手の届かない場所にいるような存在に思われがちですし、僕もそう思っているんですが、意外と身近にいる存在なんじゃないんじゃかなって、今回演りながら思っていて楽しいです。

そんな役を萩原君に演じてもらいたいって、何となくだけど理解できる。
おー、ありがとうございます!

弱さも魅力にできるヒーロー像ってなかなか難しい、普通であることの魅力というか。観るの楽しみだな。
是非観てください!

俳優としては今後どんなジャンルの作品に出てみたい?
制服もまだまだ着たいですけど、二十歳になったので、専門職のような役もしてみたいです。専門用語を扱う医者とか 刑事や弁護士とかもいずれ演ってみたいです。10代の頃にはできなかった役なので、純粋に挑戦してみたいですね。

自分で見て、他には負けない俳優・萩原利久としての魅力って何だと思う?
長所でもあり短所でもあると思っているんですけど、何か物事にはまるとなかなかそこから抜け出せない。ハマりやすいんです。

確かに「何かにグッとのめり込む」って、俳優には必要な要素だよね。
多分オタク気質なんだと思います。ハマったものに対しては、人より知りたいし知らないのが嫌で、ずっと掘り下げていく。だからハマれるって僕の武器なんじゃないかなって思っていて。役作りとかこの仕事とはすごく相性がいいんじゃないかなと思います。

最近ハマったのはなに?
ハマると長いんですが、今だと中学生の時からずっとNBA、バスケットボールが好きです。あとは、他の雑誌で全力公園という連載をやっているんですけど、公園もずっと好き。缶蹴りしたり。最近ようやく自分の好きなものが仕事にも繋がり始めてる、それはすごく嬉しいです。すごく気持ちよく仕事ができますし、ハマれるって言うのはすごくいいことなんだなって最近実感できてます。

忘れてた、缶蹴り。大好きだった! 
僕、いまだにやってますよ。全力でやると楽しいです、手加減せず。

誰とするの?
缶蹴りはそのときどきで集まった人ですね。僕ずっとやっていて、年々やっぱり缶蹴りをやってくれる人がいなくなってくるので、やってくれる人は貴重です。高校時代の友達もいれば仕事の友達もいる。ごちゃごちゃの混ぜた状態で缶蹴りはやります。

何人集まれば決行?
ちょっと少ないですけど3人から。5人くらいいれば自分の中ではいいラインていうか、「あー缶蹴りしてる」って思える。 飽きるまでやりますね。何時間もやってますね。楽しいですよ。

すぐにでもやりたくなってきた。今度仲間に入れて!
ぜひぜひ!

話は少し変わるけど、萩原くんはどんな役者になりたい?10年続けて今、次のステージに立ってるんじゃないかなって思うんだけど。
エネルギーという言葉が大好きなんですけど、エネルギーのある役者になりたいですね。単純に声の大きさとかではなくて、人間としてのエネルギーがある。演じるって表現することだし、大勢の人の前で何かを発信できる仕事なので、発信には必ずエネルギーを乗せ続けたいなと思っています。そういう意味では菅田くんてすごいエネルギーを持っている人なんです。

エネルギーって言葉をどうして好きなの?
もしかしたら僕が「エネルギー」という言葉以上に適した言葉を知らないだけかもしれないんですけど。簡単に「元気」とかでもいい、人間的にポジティブなものが好きです。何かをできなくても、ただただ元気な人が横にいるだけで僕も明るくなりますし、そういうエネルギーっていいな、と思って。なかなか出そうと思って出せるものでもないからこそ、僕もそういうエネルギーを出せる人になりたいと思ってるんです。

エネルギーって俳優の原点な気がするけど、改めてちゃんとその言葉を聞いていいなって思った。
一時期エネルギーって言い過ぎて。皆さんにそれ以外の言葉を使ってくださいって言われるくらい(笑)。

確かに他のインタビューでも読んだ記憶あり(笑)。エネルギーのある役者であるためにインプットしてることはある?
難しいですね……全ての過程に熱量を持ってやるということですかね。エネルギーって「出します」といって出るものじゃなく、持ってる人自身の中から出てくるものだと思うので。日常的にどんなことにも全力で、出し惜しみをしない感覚です。余るくらいなら出しきれ、じゃないですけど。僕、寝るの大好きですぐ寝られるんですけど、休みで何もしなかった日とか、寝るのもったいないなと思ったら、とりあえず家の周り走って無理やり体力を使ったりするんです。意味があるのかはわからないんですが、それでもともかくエネルギーを使って、それをまた回復してって日々を、エネルギーを貯めこまず出し続けるみたいなサイクルを意識的にしたり……どうやったらインプットできるかっていうのを、僕もずっと探し続けていますね。

自分の中でエネルギーを燃やし続けるような感じなのかな。
あとはポジティブにいるようにしています。僕、ネガティブなのが苦手なんですよね。自分でもひとつだけ謎なのが、演技とか台本については考えられるけど、それ以外のことって全然考えられなくて(笑)。考えるのが苦手で、かつ99の安心よりも1の不安に負けそうになるんです。不安の中身を消したいから、ポジティブになりたいんです。

こう話していると、萩原くんよく考えていると思うけどな。
周りの人に言われて嬉しかったことが「何も考えていなさそうだけど、とりあえず毎日楽しそうだから一緒にいると元気になる」って言われたとき。自分が求めている「エネルギーの出せる人」に近づいた気がして嬉しかったし、芝居でももっと出してそれをたくさん撒けたらいいなと思いました。

萩原君はどんな性格なの?
面倒くさがりですよ。極端で、興味あるものとないものの差がひどいです。興味ない時の手につかなさといったら、自分でも手を焼いてます(笑)。

(笑)その性格は芸能界に合ってる?
合っていると思います。少なくともこの仕事続いているっていうことは。

同じ業界の友達は多い?
長いことやっているので、知り合いはいっぱいいると思います。でも、本当に仲がいい友人はそんなに多くはいないですね。性格的になかなか人を信用できないんですよ、用心深いと言うか。

心の扉が開かない?
扉を開くまでに何重にもあって、そこを全部開けられる人は少ないですね、すごく。

どういう人が開けられるの? 萩原くんの扉。
自分と似た人ではないですね。極端に言えば自分と真逆だったり、自分にないものを持っている人。人間関係も基本は「興味」だと思っていて、興味がない人ってどうでもいいっちゃどうでもいいじゃないですか。何をしていようが別に興味がないとノータッチ。逆に興味があると延々と話していられるし一緒にいられる。神尾楓珠はまさに僕と真逆なんですよ。

そうんなんだ! 
同世代の男子の中で一番仲がいいんですけど共通の趣味もない。共通点が全くないんですよね。

神尾くんもこの連載に出てもらったんだけど、話を聞いていても違う、2人の雰囲気。
ですよね?なのに「3年A組」の撮影中には1ヶ月のうち21日とか一緒にいたんですよ!11日間連続とかあって。何で一緒にいたんだろうって振り返ると全くわからないんですけど。

それが人間関係の面白いところだよね。
追々話していて分かったんですけど、彼も仕事への熱量をちゃんと持っている人なんです。「3年A組」の撮影中にもそれはすごく見えました。もしかしたら、芝居をしている時だけ2人は同じ方向を向いているのかもしれないです。

なるほどね!
さっきもお話したんですが、僕はエネルギーを持ってる人が好きなので。もしかしたらそこだけかもしれないですね共通するものは。あとは本当に真逆!

神尾くんも含めて、役者の友達と仕事の話とかするの? 
特に同じ現場だった時は現場での話はします。違う現場になったら、お互いの現場の話を結構してます。神尾とは特にしてますね。

今もその関係は続いてるんだ。
そうですね。何かと報告し合っています。

「3年A組」に出て得たもののひとつだね。良い仲間ができる。
確かに今までなかった。ありがたいと言うか嬉しいです。

萩原くんは同世代の俳優の活躍は気になる? 
刺激になります。特に「3年A組」の共演者とか。あのドラマが終わってから、みんないろんなところで活躍していますし、ネットニュースとかでも「3年A組」に出てた子が取り上げられてると「出てるな!」って思います。すごくいい出会いだったと思います。知っている子が活躍しているとやっぱり何かしら刺激を受けますし、それがモチベーションになり、自分も頑張ろうと思う。同世代で活躍している子がいっぱいいると、自分へのスイッチが入るきっかけになるので、いい状況だと思っています。

萩原くんはどんな女の子がタイプ?
全部通じちゃうんですけど、エネルギーのある子が好きなんですよ。なんていうか、打ち込めるものを持っていて欲しいんです。

やはりエネルギーだ!ブレないね。
そうです。仕事でも趣味でも何でもいいんですけど、「自分はこれが好きでこれをやってます」とやり続けてる。エネルギーを注ぐ先を持ってる子がいいですね。

自分から告白できるタイプ?
どうなんだろう……考えるのが苦手なんで、考え始めると延々と分からないから。

考えるとネガティブになりがち?
少し前から「ネガティブをやめよう、全部ポジティブに行こう」っていう極端な考え方になってから、割とそこのステップが……(笑)。

(笑)。どうして急にそんなになっちゃったの? 
何でですかね。年々極端になってる。

もともと持ってるものはネガティブ?ポジティブ?
多分、人並みにどちらも持ってると思います。

じゃあバランスについてなんだね。
ネガティブに考えないわけじゃないんですけど、考え過ぎてもあんまりいいことないじゃないですか。ひとつの物事をポジティブに考えた時の方が色々振り切れるし、良い結果にしろ悪い結果にしろ「こっちだった」って明確に自覚できるんですけど、ネガティブになるとそこすらも曖昧なまま終わってしまう。結局そのままネガティブがエンドレスに続いていくというか。

自己体験の中からポジティブ主義になったんだね。
エネルギーを出せるようになりたいとか色々考えていくうちに、それが極端になっていったという感じですかね。

これは褒め言葉なんだけど、萩原くんからはきちんと陰も感じられるし、それが大きな魅力じゃないかなって思う。話し方とか声のトーンとかも含めて、すごくいい陰を持っているから、きっと歳を重ねるとすごい武器になるんじゃないかな。
ありがとうございます。僕、最近早く大人になりたいなって思うんです。「小学生」っていろんな人に言われるから(笑)。

羨ましい。大人になりたかった頃に戻りたい(笑)。
ははは(笑)。

じゃあここからは自分の好きなものを思いつくまま答えてもらいます。まずは自分の顔で好きなところ。
えっと……口のほくろ好きです。

口のほくろ……あるね! 
小さな頃はコンプレックスだったんです。なんか恥ずかしかったんですけど、これもポジティブ思考になってからかわからないんですけど。

悪くない!みたいな?
そうですね。 あと顎?これも中学生の時「ケツアゴだ」みたいと言われて嫌だったんですけど「欧米人ぽくないか?」って思うようになって(笑)。気づいたら結構好きなパーツになってましたね。

なるほどね(笑)。ちょっと脱線しちゃうけど、萩原くんのいうポジティブって「強い自分も弱い自分も受け入れる」って意味合いも強いんだね。
かもしれないですね!

では、自分の体で好きなところ。
手?結構大きいし、指長いんですよね。

いい手をしている、美しいね。次は好きな色。
青。

なんで青? 
僕の好きなNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのチームカラーなんです。そこからきていますね、無条件に好きな色。応援したい色だし、モチベーションの色。青は僕の中では、エネルギーの色ですね!

好きな食べ物。
ポテトフライとトマト。トマトが好きです。

トマトが好きな子って意外に珍しいね。 
トマトが好きすぎて、小学校2年生の時のトマト観察日記、本気でやったくらい。本気でやりすぎて賞獲りました(笑)。

すごい(笑)。
唯一学校で表彰されたことあるのが、そのトマト観察日記ってゆう。

グッとハマったんだね。今ってトマトすごい種類あるじゃない?
好きなのは、アイコっていう銘柄のちょっと細長いプチトマトです。

旅行に行くならどこに行きたい? 
今はもう完全にアメリカのカリフォルニアですね。

もしや、バスケット?
完全にそうです!

アルバイトはしたことある?
ないんです。

アルバイトをするならどんなことをしてみたい?
レジ打ち。小さい頃ってレジ打ちに憧れません?あれ、僕だけかな?

わかるわかる。テキパキと回したいよね。
1回はやってみたいなっていう。もしくはバーテンダーをやりたいです。お酒を作れるようになりたい、お酒を知りたいです。

自分にご褒美を買ってあげるなら、何を買ってあげる?
やっぱり大好きなNBA選手のステフィン・カリー関連のアイテムが欲しいんですよ。カリーのバッシュとかユニフォームとか。全部欲しくなっちゃうんですよね。

そのファン心理って何なんだろうか?
あると満足感がすごいんですよね、満たされる!いろんなモチベーションがグッと上がるんです。地方ロケに持っていったり、出かける前に朝1回見るだけで全然違う。

では最後の質問!10年後には30歳。どんな萩原利久になっていたい?もう10年やってきて、ここからもう10年。 
童心を持ち続けたいです、小学生の心。子どもって純粋だし、物事に対してすごくストレートに受け入れてストレートに反応できる。僕、小学生の感性がすごい好きなんですよ。やっぱり大人になるとどんどん考えるようになったり、いろいろと遠慮したり。そういしていく中で童心がなくなっていくじゃないですか。でも僕は、童心を失いたくないなと思っているんです。30歳になっても少年の心はずっと持ってたいなと思いますね。30歳になっても40歳になっても、50になっても!失くしたくないなと思います。ずっと持ってたいです。

少年の心を!
童心を!

素敵だね。役者は続けていそう? 
もちろん、続けていたいですね!それ以上に自分が興味あるものがあるなら逆に気になりますけど。とにかくその瞬間で1番興味のあるものをやっていてほしいです。

童心を持ち続けたエネルギーいっぱいの萩原利久くんの活躍、これからも楽しみだなぁ!今日はたくさん話してくれてありがとう。
ありがとうございました!

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