■はじめに・ご挨拶

みなさんはじめましてトーキョーピクセルショップ&ギャラリーの大図まことと申します。

当ギャラリー(TOKYO PiXEL. shop & gallery HP)は東京の東側、今話題のエリアとして雑誌やテレビでも度々紹介される「蔵前」にあります。近年おしゃれなカフェやこだわりの雑貨屋さん、若者や観光客に人気のホテルが出来たことにより街全体が活気に満ちています。元々は玩具問屋の街として栄えた地域で近所にバンダイの本社もありますよ。観光地として人気の浅草や隅田川へも歩いて行ける距離なので丸一日楽しめる街といえます。


2020.5.27~6.15 はやしうき Solo Exhibition "SETTING" 展示風景


■これまで100人以上の作家さんにご利用いただきました。

当ギャラリーはもともと私がデザイン事務所として使っていたスペースを改装し2018年秋にギャラリーとクリエイター雑貨を販売するお店として運営をはじめました。

週替わりで展示を入れ替え、個展や企画展を含めるとこれまでに100名以上の作家さんにご利用いただいております。展示を機に大きな仕事を掴んでいく作家さんも増え、ギャラリーという仕事にとてもやりがいを感じています。


2020.5.27~6.15 はやしうき Solo Exhibition "SETTING" 展示風景 


■トーキョーピクセルギャラリーの特徴

トーキョーピクセルギャラリーの特徴としては、若手クリエイターの展示が多いという点です。特に年齢制限をしているわけではないのですが、作家さんの口コミによる所が多いのかもしれません。展示作品のジャンルに決まりはなく、創作活動の発表の場として広くご利用頂いております。

もう1つの特徴としては展示利用料が無料だということです。(※作品の売り上げの一部を販売手数料としていただき運営しています。)

私自身刺しゅう作家として現在も活動を行っているのですが、自分が若い時にお世話になったギャラリーやショップがこのようなシステムでした。自己資金が少ない中でも展示のチャンスをもらえたことで今の活動に繋がったと感謝しています。なので自分がギャラリーを作る際も次の世代に同じようにして還元していきたいと考えています。

もちろん作品が売れなかった時のリスクはお互いにありますが(作家さんも画材や額などの資材を事前購入し、時間を掛けて作っている)、ご利用いただく作家さんには、このギャラリーをレンタルスペースや慈善事業、文化事業として行っているのではなく作品を一緒にお客様へお届けするビジネスの場であるということを事前にお伝えしています。なので展示作品の価格や数量などについて一緒に考えることも多くあります。その点もしかしたらお金を出せば場所を借りることが出来るレンタルギャラリーより展示するハードルが高いのかもしれません。


■運営メンバー

現在運営メンバーは私と作家さんとのやり取りや接客を行うギャラリースタッフ1名、経理1名の計3名で行っています。

私は運営に関わる全体を管理しながら先ほどもお伝えした通り刺しゅう作家としても活動を行い、ギャラリースタッフも現役のイラストレーターとして、経理もモノづくりが好きというメンバーが揃っているので個展を開く作家さんの立場に近い感覚を持っていることも特徴の1つと言えるかもしれません。それぞれ年齢や好みもちょっとずつ違うので色々な意見が出て良いチームだなと個人的に思っています。



■2020注目の作家

最近発売された「玄光社キャラクターファイル2020-21」注目の作家として紹介された17名の内、なんと4名がトーキョーピクセルギャラリーで展示をしてくれた作家さんでした!こうしてご縁のある作家さんが活躍されているのを目の当たりにすると、自分のことのようにうれしい気持ちになります。



■このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトは一時的な運営資金を調達するためのプロジェクトとして考えていません。休業期間中の運営資金については、公的な給付金から融資、自己資金投入まで、考えられる調達方法を全て利用し賄いました。

緊急事態宣言直後は開けることが出来ないギャラリーを、このまま家賃と人件費だけ払い続けてでも続けていく必要があるのかと思い悩み、事業を畳むことも考えました。そんな中でも作家さんやスタッフの協力を得ていろいろな施策を行い、コロナ禍でもギャラリーを運営していく道筋が見えてきました。

このプロジェクトを通してこれまでご利用いただいた作家さん、これからご利用いただく作家さん、ご来店頂くお客様に対してトーキョーピクセルギャラリーの今とこれからを少しでも知ってもらえればと思っています。

特にコロナ禍の影響を受けて、先の見通しの立たない現在、来年以降の展示スケジュールを組むことが難しい状況となっています。私たちのことをまだ知らない作家さんにもこのプロジェクトが届き、当ギャラリーに興味を持ってもらえれば幸いです。




■コロナ禍に見えた道筋

コロナ禍となり私達が運営するギャラリーも他の多くのお店と同じく営業自粛、展示のスケジュール延期、再開後の入場規制、それに伴う売上減少と厳しい状況が今も続いています。営業自粛を決めてから約半年、これまでの期間どう過ごしてきたのか、これからも続くコロナ時代にどうギャラリーを運営していくのかを書くとともにクラウドファンディングでのご支援を募らせていただきます。

トーキョーピクセルギャラリーは新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ3/3から自主休業としました。その数週間前から展示を予定していた作家さんより延期希望の連絡が入り、スタッフがその都度HPのスケジュールを書き換えていたことを覚えています。当時はここまで長引くとはまったく思っていませんでした。

感染者数が少なくなり3/25から展示を再開するも、また感染者数が増えて自主的に3/27に再度休業を決めました。不要不急の外出を避けましょうという都知事のメッセージが出た日でした。当時のニュースを見直してみると、この日の感染者数は40名だったそうです。

4月はもちろん丸々休むこととなりました。まったく先が見えなくなりお店をやっている人はどうするか早く決断した方が良いという意見もネットやニュースで多く見るようになりました。この時同時に資金繰りにも奮闘していました。サポートしてくれたスタッフに感謝しています。

5月の連休明けとともに解除されるかと思っていた緊急事態宣言が延期となったことを機に当ギャラリーで初の試みとなる非対面型のオンライン上での個展開催に踏み切ることになりました。もともと3月に予定していたイラストレーター・わかるさんの個展です。5/7~25までお客様が実際足を踏み入れることのないギャラリーにいつも通りにお預かりした作品を展示し開催しました。


ライブ配信は作家さんの発案でスクショとSNS投稿OKに!来場記念として沢山投稿されていました。

内容はというと無観客状態のギャラリー内をスマホで撮影して配信する試みです。お笑いライブやミュージシャンが無観客でライブを配信しているのを参考にしました。このような状況下で、オンライン個展の開催をご承諾いただいたイラストレーター・わかるさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

手探り状態、不安だらけではじめたオンライン個展でしたが、3週間毎日お昼と夜にインスタライブを使用しギャラリーからライブ配信を行いました。

毎日配信した理由は私がじっとしていられなかったのと(笑)、協力してくれた作家さんに対して今出来ることを全部やらせていただこうと思ったからでした。結果として晴れた日に映る映像と雨の日に映る映像は違いましたし、ライブ配信ならではのお客様とのやりとりや、遠方の方でも参加できるという利点に途中から気づきました。期間中は誰とも会えませんでしたが、ライブ配信を見ただれかの特別な日の思い出になっていたとしたら嬉しいです。


インスタライブを使ってオープニングパーティーもしましたよ。1000人以上の視聴者が!※上は作家さんではなく私です。


イラストレーター・わかるさんと私たちにとっての初めてのオンライン個展は作品やグッズが全て完売し大盛況のうちに終了となりました。 作家さんやお客様からも感謝の声を多く頂き最後の配信で感極まってしまったことはここだけの秘密です。もちろん個展本来の大きな目的の1つである作品を直接生で見てもらうという事に関しては実現が出来ず大変申し訳なく思っていますがオンラインの時代にリアルな場が必要なのか?という問いに1つの答えが出たような気がしました。(※状況がどうなるかわかりませんが2021年5月にわかるさんの個展を行うことが仮決定しました!!!)



2020.6.17~6.29 ヒダカナオト 個展「With my little friends」展示風景



■営業再開後も続けたオンライン施策が大好評

緊急事態宣言解除後、念入りなコロナ対策をした上での営業再開となります。遠方の作家さんの展示が続いたので、作品だけ送っていただきこちらで展示作業を行い開催しました。延期やキャンセルという選択肢もある中で、ご協力いただいたみなさんに心より感謝申し上げます。


■ライブ配信、オンラインギャラリートーク

無観客展示の際に行ったインスタライブを使用しての施策を継続しています。会期中に作家さんとのギャラリートークを毎回配信しています。作品を見ただけではわからない、作家さんの人柄や制作背景を知ることが出来ると好評です!

これまで限られた人にしか届けることが出来なかったギャラリー空間を誰もが参加・共有できる空間にしました。ギャラリーの新しい価値、強みが増しました。


▼アーカイブ動画を是非見てください。

https://www.instagram.com/tv/CDoIiqZHiPr/


■オンラインショップ

これまでご来場いただいたお客様だけしか買えなかった作品を、作家さんのご了承を得て会期途中からオンラインショップで販売することにしました。遠方のお客様にもご購入いただけることになりギャラリー再開後、お預かりした作品の80%以上をお客様へ届けることが出来ています。



■オフラインのリアルな場としてのギャラリー

一方オフラインのリアルな場としてのギャラリーはどうかというと蔵前という場所柄でもあると思うのですが観光客がいなくなりふらっと入ってくる人はいなくなりました。展示目当ての方のみとなったので初日こそ入場規制をすることが何回かありましたがのんびりゆっくり静かに作品を見てもらえる空間となりました。お近くの方は是非お立ち寄りいただければと思います。

話が脱線しますが遠方からのお客様が呼べないのであれば近所の人を呼べばいいじゃないかとポスティングも1日500枚だけしました。汗をかいた後の麦茶のおいしさを再確認しただけで結果は出なかったのですが今はフェイスブックを利用してアートに興味のある近隣の方へターゲット広告を出しています。

以上のような施策により結果も出ており、オンラインもオフラインのリアルの場も両方楽しめるギャラリーとしてこれからも続けていけると考えています。


2020.6.17~6.29 ヒダカナオト 個展「With my little friends」tiger,tiger,tiger




■ご支援の種別とリターン・資金の使い道について

オリジナルグッズの他にこれまでにトーキョーピクセルギャラリーで個展を開いていただいた9名の作家さんにイラストをご提供いただきTシャツをリターン品として作りました。

また持続可能でクリエイターファーストであるギャラリーを目指し同時にスポンサー、ネーミングライツを募集します。


  • 【トーキョーピクセルショップ&ギャラリートート 】
  • 3,500円

集まった資金はギャラリー運営費として利用させていただきます。





  • 【クリエイターズTシャツ 9デザイン 】
  • 5,500円

これまでにトーキョーピクセルギャラリーで個展をして頂いた9名の作家さんにお願いしてイラストをご提供いただきました。
コロナ禍の中、創作活動を続けている作家さんもギャラリーと同じく苦しい状況だと考えます。こちらのリターン品で集まった資金は製作費・送料を除いたご支援金の55%を作家さんへ還元し残りの45%をギャラリー運営費として利用させていただきます。






umao

イラストレーター
東京在住、京都精華大学デザイン学部卒業。
2016年よりイラストレーターとして、書籍や広告、webなどの媒体で活動。動物と青色が好き

WEB : https://shima-umao.tumblr.com/
Instagram : https://www.instagram.com/umao_f


shigemi

ラフでシュールなゆるい落書きが得意なイラストレーター

Twitter : https://twitter.com/58rice
HP : https://pqnpq7.wixsite.com/sukoburu


STUDY優作

単純な線のイラストを描いてます。主にネットでマンガ、イラスト、カット絵を制作。絵柄を使ったコラボイラスト等も制作しております。
・初音ミクコラボイラスト
・手塚プロ主催SNS企画「TEZUKA2020」イラスト寄稿
・4コマ単行本「今日もツノがある」(主婦と生活社)

HP : https://www.studykurukuru.com/
Twitter : https://twitter.com/study666i
Instagram : https://www.instagram.com/study666i/


はやしうき

三重県在住イラストレーター。どこかレトロでぽてっとした子どもや動物を描きます。挿絵やweb、広告媒体で活動中。

HP : https://hayashiuki.amebaownd.com
Twitter : https://twitter.com/hysukku
Instagram : https://www.instagram.com/hysuk1


ヒダカナオト

画家・イラストレーター。1992年生まれ、奈良県在住。
岡山県立大学デザイン学部卒業。卒業後、毎年個展を開催しながら、書籍や広告等のイラストレーションを制作している。作品には主に空想の生き物や植物を描く。

HP : https://naoto-geregere.tumblr.com/
Twitter : https://twitter.com/pelapela350
Instagram : https://www.instagram.com/naoto_hidaka_/


わかる

平成生まれのイラストレーター。石川県出身、関東在住。シンプルな線のニコニコしたイラストが特徴。広告、書籍、雑誌のイラストレーション、LINEスタンプ、グッズ制作などを中心に活動している。

Twitter : https://twitter.com/wakarana_i
Instagram : https://www.instagram.com/wakarana_i2/




9/20追加【ギャラリーHPにバナーを貼らせていただきます。】 
100,000円

契約日から1年間当ギャラリーHPにバナーが掲載されます。
掲載期間は2021年1月~20211年12月まで。
https://tokyopixel.shopinfo.jp/

集まった資金はギャラリー運営費として利用させていただきます。閉じる



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【協賛イベント開催(6日間) 】
300,000円

【協賛イベント開催(12日間) 】
600,000円


商品やサービスの販売促進や広告宣伝を目的とした協賛イベントをクリエイターを交えた形で行います。
作家さんへのお声がけからイベントの企画内容、展示の設営まですべてをサポートします。
契約日から1年間当ギャラリーHPにバナーが掲載されます。
開催は2021年1月~2022年3月までの期間の6日間及び12日間とします。

※法令等に違反するもの 、公序良俗に反するもの又はそのおそれがあるもの 、政治性、宗教性のあるもの、個人、その他協賛イベントとして不適当であると店主が認めるものはお断りすることがあります。

▼これまでの協賛イベント開催例

・2019.9.4~9.16 みんなの浅草花やしき展(協賛:株式会社花やしき様)


・2019.2.28〜3.4 ピクセルアートフレーム「PIXOO」発売記念イベント(協賛:Divoom Lab international Co.,Limted 様)



【ネーミングライツ】
2,900,000円


ギャラリーの看板、HP、全ての印刷物の名称が契約日から「半年間」ご指定の名称へ変更されます。ネーミングライツが決まった際は個展や企画展の売り上げにおける販売手数料の引き下げを実施しご利用いただく作家さんに還元していきます。

※法令等に違反するもの 、公序良俗に反するもの又はそのおそれがあるもの 、政治性、宗教性のあるもの、個人、その他ネーミングライツとして不適当であると店主が認めるものはお断りすることがあります。



2020.7.1~7.13 森優 個展『となりあわせ』


私たちのこれから

最後まで読んで頂きありがとうございました。今自分が初めて個展を開いた時のことを思い出しています。展示のお誘いをうけて嬉しかったこと。作品点数が足りないのではないかと搬入前日まで寝ずに作品を作ったこと。友達、親戚中にDMを送ったこと。誰も来ないのでは無いかと心配だった初日。お客様からの感想。作品が売れた時の喜び。

トーキョーピクセルギャラリーは発表の場であると同時に、作家さんにとってもお客様にとっても未来につながる出会いの場、思い出に残る空間でありたいと考えています。この想いとこの場所を必要としてくださる人がいる限り、これからも私たちは続けて行きます。ご支援どうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。




TOKYO PiXEL. shop & gallery
〒111-0042東京都台東区寿3-14-13-1F
TEL:03-6802-8219
OPEN : 12:00~19:00 定休日:火曜日
※月曜日は展示最終日につきギャラリー、ショップ共に17:00閉店となります。

大江戸線「蔵前駅」A5出口から徒歩3分
浅草線「浅草駅」A1出口から徒歩6分
銀座線「田原町駅」2番出口から徒歩8分

TOKYO PiXEL. shop & gallery HP

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