(株)UACJ製箔【UACJグループ】

・食卓から先端分野まで、幅広く活躍する金属箔総合メーカー

リチウムイオン電池、医薬品・食品、日用品。当社は、独自の技術と多様な製品レパートリーで、産業と暮らしを支えています。錫箔圧延メーカーをルーツに持ち、高い圧延技術や合金技術、加工技術で金属箔の可能性を広げ、最終製品の高機能化に合わせて最新設備を導入するなど、品質保証体制の拡充にも力を入れています。特に食品や医薬品向けのアルミ箔は高度な衛生・品質管理が必要不可欠です。世界に先駆けて導入した自動形状制御システムやコンピュータによる徹底した品質管理など、当社は常に最先端かつ高度な生産技術と品質管理体制を追求。医薬品の製造・品質管理基準であるGMPに基づいた厳格な体制・工程・設備を整えています。

・リチウムイオン電池向けアルミ箔と銅箔を一社で生産が可能

親会社・UACJは、年間100万トン超というアルミニウム圧延品の分野で高い生産力を持つアルミニウム製品メーカーです。そのスケールメリットを活かし、グローバル市場で戦えるコスト競争力を備え、「日本発のグローバルアルミニウムメジャーグループ」として世界のアルミニウム市場をリードしています。当社はリチウムイオン電池関連に強みを発揮し、電極に使用されるアルミ箔（正極）、銅箔（負極）の両方を1社で生産できる国内唯一の金属箔メーカーです。リチウムイオン電池の高出力・軽量化・長寿命化に貢献し、スマートフォンやパソコンなどの電子機器から電気自動車に至るまで、便利で快適な生活の一端を担っています。

・電池特性の向上やコンデンサの高容量化、箔の多機能化に取り組む

日々高度化するお客様のニーズに的確に応えるため、UACJの技術開発研究所と連携し、製品開発やプロセス技術の改良など、次世代に向けた研究開発を進めています。主に電池用箔、コンデンサ用箔、加工箔の3つの分野で既存技術の基盤強化とさらなる新製品の開発に取り組み、とりわけ高付加価値のアルミ箔を生産する上で必要不可欠となる“上流工程”における箔材料の高付加価値化に取り組んでいます。“下流工程”の当社も箔の圧延・断裁に関して高い技術力を有しており、お客様のニーズにお応えすべく、日夜研究・改善を続けています。