最終更新日:2023/3/6

日本サルヴェージ(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 海運
  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都
資本金
6億4,000万円
売上高
89億円(2019年度)
従業員
130名
募集人数
1~5名

日本を代表する、“海難救助=サルベージ”のスペシャリスト。世界中の海が活躍のステージに。

採用担当者からの伝言板 (2023/02/13更新)

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2024年度卒の新卒採用を開始いたしました。

会社紹介記事

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年次や部署の垣根を越えて、メンバー同士協力し合えるのが当社の魅力。コミュニケーションを取りながら円滑に仕事ができる環境が整っている。
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日本では数少ない民間でROV(遠隔操縦水中ロボット)を保有する当社。内部に搭載されている精密機器類の整備や修理、操縦等のノウハウを一から学べるのも魅力のひとつ。

想像していた以上の圧倒的な感動が、海の現場には満ちている。

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「海難救助の現場は常に的確な行動を求められます。冷静な判断力やチームワークを大切にできる方、何事にも積極的に取り組める方と一緒に働きたいですね」と藤枝。

私が海事科学部への進学を目指すキッカケとなったのは、高校の先生の推薦でした。授業で船に乗るのが楽しそうだ、という軽い気持ちで決めた私でしたが、大学で小森陽一さん原作の『我が名は海師』という単行本に出会ってからは、海洋サルベージの魅力に引き込まれていきました。日本サルヴェージへの就職を決めたのは、その世界でしか体験出来ない圧倒的な達成感を、リアルに感じたいと思ったからです。
大学在籍時に半年以上の乗船実績があり、卒業後さらに半年間乗船すれば、三級海技士資格が取得できます。私は10月に入社することを前提に、卒業後はカナダを目指す帆船に乗船してナビゲーション技術を学び、半年後には無事に技師として就職することができました。

いま私はサルベージ技師としての任務に就いています。船舶事故が発生したら現場へ向かい、船の状態を調査し作業計画を立て、船を安全な状態で引き渡すまでが私の主な役割ですね。たとえば対象が座礁した船ならば、どういう工程を経れば船を浮かせ曳航できるかを計算し、船長と契約を結んだ後に実作業へ移ります。
しかし、ふたつとして同じ現場はありません。仮に対象の船が大型船ならば、数ヶ月の出張となることもあります。使用機材の手配や人的配置など、自らの判断で状況に応じた計画を立てねばなりませんが、全員の知恵と技術を結集し、見事船が浮いた時の感動はとても言葉で表すことはできないほど。海洋サルベージの醍醐味は、この瞬間にあるのかもしれません。

近年は気象予報がより正確になり、海難事故の数も減りつつある一方、震災や津波など違う形でのアクシデントが増え、常に気は抜けません。実際、1年に2~3回は緊急招集があり、そんな時は家族やまわりの人々に支えられているから出動できるのだと改めて思い知らされます。
私たちが扱う対象船は、数百トンのものから数万トンのものまで千差万別ですが、現在では現場の状況映像をリアルタイムで送受信できるようになり、陸側のベテランスタッフが映像を見ながらサポートできるなど、より仕事がしやすくなっています。私も今後はそうした新しいやり方を身に付けながらキャリアを重ね、ゆくゆくは日本サルヴェージ全体のマネジメントに携われるようなポジションを目指したいと思っています。

〈藤枝政裕/サルベージ業務部 技師/2006年入社/海事科学部卒〉

会社データ

プロフィール

■世界中にひろがる海が活躍の舞台

私たち日本サルヴェージは、海難救助のエキスパート企業です。2隻の海難救助船、4隻の作業台船、技師・潜水士といったスペシャリストをそろえ、24時間365日、常に遭難船の救助に備えています。複雑な救助現場においては、自社のコンピューターと造船技師による計算データを元に迅速に救助活動を行うほか、深海に沈没した航空機、船舶、コンテナなどの捜索・回収や、損傷船が自力航行するための仮修復作業も、当社の得意分野です。
私たちは国際救助者連盟(ISU)の常任理事も務めており、海外の多くのサルベージ会社とも密に連携。南欧、南米、アフリカなど海外での海難救助にも積極的に対応しています。


■比類なき達成感を味わってほしい

当社が誇るのは、120年以上の歴史の中で培ってきた高い技術と豊富な経験。多様な現場経験と技術力で、複雑な救助作業も安全・確実・迅速にこなします。時には浸水した貨物船を浅瀬に座礁させて防水作業をしたり、傾斜した大型船に防水工事を施し、大型重機船で吊りながら引き起こしたりと、数え切れないほどの救助を行ってきました。しかし現場は「海の上」です。天候や波の高さを意識しながらの作業となるため、常に緊張感があふれていますが、それだけにやり遂げたときの達成感は、他に比べるものが見当たらないほど。さらに当社では大型海洋構造物の曳航や海洋工事にも対応でき、海底電力ケーブルや通信ケーブルの敷設など、世界の海でインフラ保全に広く貢献しています。


■徹底した教育がスペシャリストを育む

私たちの仕事は、時には生命に関わることもある重要な責務を担っています。それだけに当社では研修やOJTにとりわけ力を注ぎ、スペシャリストとして独り立ちできるまでしっかり育成します。
入社後は、まず社会人としての基礎知識を本社で身に付けていただき、以降は門司基地にて安全教育を徹底して行います。さらには配属される部署の領域について専門研修を行い、その後は先輩の指導を受けながら実際の現場を経験するOJT教育へ。OJTでは、自分が責任者になった時を見据えた判断能力を磨いていきますが、自然が相手だけにひとつとして同じ状況は無いため、多くの経験値が必要となります。そこで当社ではOJT期間を3年から4年とし、現場での対応力が充分身に付くまでサポートを継続します。

事業内容
・海難船舶および海難積荷の救助
・船舶およびその他浮揚物の曳航
・船舶・鋼構造物の撤去
・海難船舶等からの燃料油および有害危険物質等の回収
・海洋汚染防除およびその関連事業
・船舶の売買および貸渡
・海事に関する検査および鑑定
・船舶の解撤ならびに解撤材の加工および販売
・海洋・水中工事の請負、施工ならびにこれに関するエンジニアリング(機材の調達、管理等)及びコンサルタント業務
・船舶、機器等による役務の提供
・海洋に関する観測、調査
・電気工事の請負、設計ならびに施行、管理およびコンサルタント業務
・潜水機器および要具類の設計、製造ならびに販売
・船員の派遣事業

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世界中の海を舞台に海難救助事業と海洋工事事業を展開。近年では地球環境の保全など、より一層社会に貢献すべく最先端の作業資機材と最高の技術力で取り組んでいる。

本社郵便番号 143-0016
本社所在地 東京都大田区大森北1-5-1 大森駅東口ビル8F
本社電話番号 03-5762-7171
創業 1893年
設立 1934年
資本金 6億4,000万円
従業員 130名
売上高 89億円(2019年度)
事業所 【本社】
東京都大田区大森北1-5-1 大森駅東口ビル8F

【門司支店】
福岡県北九州市門司区田野浦海岸15-73

【今治営業所】
愛媛県今治市片原町1-2 今治港湾ビル内

【函館連絡所(ニッサルマリン)】
北海道函館市昭和2-39-9

【東海地区連絡所(名港海運)】
愛知県名古屋市港区入船2-4-6

【沖縄連絡所(東亜海事土木)】
沖縄県那覇市東町14-3 浜川ビル
主要株主 (順不同) ●東京海上日動火災保険(株)
●三井住友海上火災保険(株)
●損害保険ジャパン日本興亜(株)
●トーア再保険(株)
●AIG損害保険(株)
●あいおいニッセイ同和損害保険(株)
●共栄火災海上保険(株)
●コグニビジョン(株)
●(株)自研センター
●(株)損害保険リサーチ
●東京海上日動ファシリティーズ(株)
●三菱重工業(株)
●寄神建設(株)
●日本郵船(株)
●(株)商船三井
(2018年4月1日現在)
平均年齢 37.9歳(2017年12月時点)
沿革
  • 1893年(明治26)
    • 12月、三菱長崎造船所の海難救助部門が本格的な海難救助事業を開始
  • 1917年(大正6)
    • 東京サルヴェージ(株)設立(東京)
      長崎の造船所の海難救助部門、山科海事工業所、松田海事工業所を併合し、日本海事工業(株)設立(大阪
  • 1918年(大正7)
    • 帝国海事工業(株)設立
  • 1924年(大正13)
    • 日本海事工業(株)と帝国海事工業(株)が統合し、帝国サルヴェージ(株)設立(大阪)
      この時代から昭和初期にかけて、日本のサルベージ業界は帝国サルヴェージと東京サルヴェージの二大サルベージの競争で成長を遂げていった
  • 1934年(昭和9)
    • 9月21日、日本海運業界の更なる健全な発展と保険業界からの経営安定化の要請に対し帝国サルヴェージ(株)と東京サルヴェージ(株)が統合、両社の救助設備及び人員の略全てを継承し日本サルヴェージ(株)の社名の下で新たなスタートをきる
  • 1937年(昭和12)
    • 香港港外に坐礁した、浅間丸の救助作業に着手(昭和13年救助成功)
  • 1939年(昭和14)
    • 上海に事務所を開設
  • 1940年(昭和15)
    • 東京月島に技術研究所兼潜水技術員養成所を新設
  • 1949年(昭和24)
    • 水中電気切断の実用化
  • 1965年(昭和40)
    • 水中電気溶接の実用化
  • 1979年(昭和54)
    • 海洋事業部を設置
  • 1992年(平成4)
    • 吉田社長(当時)が日本人として初めてISU(国際救助者連盟)の理事に就任する
      (平成30年現在、西部専務取締役が理事に就任している)
  • 1995年(平成7)
    • ISO9002認証取得
  • 1998年(平成10)
    • 1万馬力の大型外洋救助船「航洋丸」竣工
  • 2001年(平成13)
    • ISO9001認証取得
      多目的作業台船「開洋」竣工
  • 2005年(平成17)
    • 多目的作業台船「正国」竣工
      小型ROV導入
  • 2006年(平成18)
    • ISO14001認証取得
  • 2007年(平成19)
    • 救助船「早潮丸」竣工(ニッサルマリン株式会社)
  • 2008年(平成20)
    • 多目的作業台船「海島(みしま)」竣工
  • 2010年(平成22)
    • 新門司倉庫竣工
  • 2011年(平成23)
    • 東日本大震災により遭難した多数の船舶の救助・撤去作業を実施
      3,000m対応および1,000m対応の作業用ROV導入
  • 2012年(平成24)
    • 門司支店新社屋竣工
  • 2013年(平成25)
    • 混合ガス潜水設備導入
  • 2014年(平成26)
    • 門司支店新倉庫(訓練用プール併設)竣工
      創立80周年を迎える
  • 2016年(平成28)
    • 多目的作業台船「海進(かいしん)」竣工

      現在
      海運・保険業界等からの要望に応えられるように、明治以来培われてきた海難救助技術の継承と研鑽に努め、業界トップ水準の高い評価を国際的に得ながら120余年を経て今日に至る

働き方データ

  • 月平均所定外労働時間(前年度実績)
    月平均所定外労働時間(前年度実績)
    • 40時間
    2020年度

社内制度

研修制度 制度あり
あり:全新入社員に対し、入社時に1日のビジネスマナーセミナー受講を実施。:新人教育訓練として社内研修を実施。
自己啓発支援制度 制度あり
・大卒の内定者は内定後、入社までの期間、人事とコミュニケーションを取りながらビジネススキルレベル向上を目指す自宅学習ツールを用意しております。
・入社後は、適正に応じて当社に必須と思われる全ての資格等の取得諸経費を、全額会社で負担する。
(小型船舶操縦士、移動式クレーン運転士、アーク溶接技能者、ガス溶接技能者、中型・大型・特殊自動車、高圧ガス保安、玉掛技能、マリン整備士 等)
メンター制度 制度あり
キャリアコンサルティング制度 制度あり
・年に1回、部門長とのキャリアヒヤリング実施。
社内検定制度 制度あり
・各自の教育力量表の目標をクリヤーした者は段階を踏んで査定し、ランクアップしていく。

採用実績

採用実績(学校)

<大学院>
九州工業大学、神戸大学、北海道大学
<大学>
青山学院大学、大阪大学、関西学院大学、北九州市立大学、九州共立大学、九州工業大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、水産大学校、西南学院大学、大東文化大学、東海大学、東京大学、東京海洋大学、新潟大学、福岡大学、横浜国立大学、横浜市立大学、琉球大学、早稲田大学
<短大・高専・専門学校>
大島商船高等専門学校、広島商船高等専門学校、福岡ECO動物海洋専門学校、弓削商船高等専門学校

ハワイ州立大学

採用実績(人数) 年度   男性  女性
2019年度 3名  0名
2018年度 4名  0名
2017年度 7名  0名

3年以内男性採用割合:100.0%
3年以内女性採用割合:0.0%
  • 過去3年間の新卒採用者数
    採用者 過去3年間の新卒採用者数
    2019年 3
    2018年 4
    2017年 7
  • 過去3年間の新卒離職者数
    離職者 過去3年間の新卒離職者数
    2019年 0
    2018年 1
    2017年 1

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