2022.09.26
防災週間に合わせて、テレ玉ニュース545では、シリーズで防災に関する特集をお届けしました。
今月はじめに特集したのはゲームで学ぶ防災です。
「防災は、楽しい」というコピーで様々な防災の仕組みを考えるNPO法人プラス・アーツのチーフスタッフ服酉信吾さんにお話を伺いました。
いつもの活動を防災に繋げ、取り組みやすい方法を知ってもらうことで防災へのハードルを下げることを目指す埼玉県の取り組み「イツモ防災」もこのプラス・アーツが県とともに進めています。
わかりやすく誰もが防災について広めることができるようにと考えられたこの取り組みは他県や自治体の関係者からも多くの反響があったといいます。
企画に関わったプラス・アーツでは、わかりやすさはもちろん、楽しみながら知識を身につけることが重要だと考えています。
震災で電気やガスが止まってしまったときに生き延びるための方法を、キャンプを通して学ぶプロジェクトや子どものおもちゃの交換会をきっかけに防災訓練に参加してもらう取り組みなど小さな子どもから大人まで参加できるプロジェクトが数多くあります。
プロジェクトの中で大切にしているのは実際に被災した多くの人の声を集めた実践的な内容です。
わたしも、実践的な防災を学ぶプロジェクトの一つを体験しました。
謎を解きながら体を動かし、身の回りにあるものがどんなときに役立つのかを知ることができ、ゲームを通して防災に役立つグッズ12品を学ぶことができます。
大雨被害や、コロナ禍、在宅避難など年々災害時に求められる対策は変化しています。
プラス・アーツでは常に「今、必要な防災」を考え続けます。