神経内科&眼科(2023.3)

NEW!

テーマ:

お久しぶりの子ども医療センター。





まずは神経内科。


T先生はますます恰幅よく、恵比寿さんのような笑顔

で「お、ひかりちゃん。すらら、やってる?」

この先生が、昨年5月「こんな連絡帳書くような学校

行かなくてよし!」と全面的に娘の味方をしてくれて

無学年方式の通信教材「すらら」を勧めてくださった

のです。





いつも「こういう発達障害の子はさ。」と遠慮もなく

言うんだけど、子どもを見る目はとびっきり優しい。

ひかりちゃんの一挙一動を面白がる。




先生はおもむろにコピー用紙を出して「ひかりちゃん

知ってる漢字、書いてみて。」



ひかりちゃんはうんうん考えた挙げ句……




「三」




と、書きました。




先生大笑いして「三かあ。曜日は書ける?」


「ようっていう字はむずかしくてかけないかな。」


「ははは、そうじゃなくてさ、げつかあすいって。」



ひかりちゃんはいつものきったない字で月から日まで

大急ぎで書きなぐる。

先生はそれをニコニコ眺めながら、

「お母さん、これさ、単に性格じゃない? せっかち

なんだよ、この子。」




これまでずっと「斜視のせいかな」「抗がん剤の痺れ

のせいかな」「白血病で臨界期を逃したのかな」

「書字障害かな」とあれこれあれこれ悩んできたのを

バッサリ「性格」と言われて力が抜ける。

ははは……






それから九九をいくつか言わせて「記憶力いいから、

計算はどんどん進めたらいい。三年生のでも四年生の

でも、やらせたらいい。ただこの先、文章題で躓くか

もしれないね。そこはていねいに見てやって。」





三年生から三時間目までにすることを言ったら、

「えー、そうなの。無理しなくていいよー。こういう

発達障害の子はさ、この子のペースで勉強していけば

いいんだよ。とにかく、勉強が楽しいって気持ちを、

大切にしてやってね。」




それから「今の環境が良いんじゃない?前に会った時

より、自分がかっちりしてきて自信がついたように

見えるね。」と、医者らしからぬ抽象的なことを言わ

れて、この先生好きだなーと改めて思いました。

いつも不思議。神経内科って、何だろうね??





次は眼科。


ひかりちゃん、めちゃくちゃ張り切って、全部の検査

に「もーママ、ついてこないで!!」と鼻の穴ふくら

ませて挑んでおりました。



左右とも0.7まで改善し、年齢的に限界がくるまで

もうしばらくアイパッチがんばることに。



帰りはご褒美に、作業所の人たちが出していたお店で

納豆と、納豆にちょうど良い可愛い小鉢を買わされま

した。今夜のおかずは納豆です。








身長116.4センチ

体重21.4キロ

低身長の心配はなし