SRPGとアクションを融合した『戦場のヴァルキュリア』シリーズの初代作品が『戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch』として、任天堂のハイブリッド機向けに発表された。2018年秋に配信予定で、価格は1990円(税別)だ。なお、2018年夏に発売予定だった『戦場のヴァルキュリア4』Switch版も秋に延期となった。
初代『戦場のヴァルキュリア』は2008年にPS3でデビューしたタイトルだ。水彩画のようなグラフィックスタイル「CANVAS」と、SRPGにアクションを取り入れた戦闘システム「BLiTZ」は高く評価された。本作はIGN本家の2008年GOTYでもPS3のベストストラテジーゲームに選ばれた。
2014年は海外ではPC版も発売され、非常に好評だったという。国内では2016年にPS4向けの『戦場のヴァルキュリア リマスター』が発売し、さらに今年3月21日はシリーズの7年ぶりのナンバリング新作『戦場のヴァルキュリア4』がPS4向けに発売した。シリーズの原点回帰を果たした作品として好評を得ており、IGN Japanのレビューでも8.4点を獲得している。
『戦場のヴァルキュリア4』の存在が明らかになったとき、本作は2018年夏にSwitch向けに展開されると発表されたが、2018年秋へ延期となった。なお、価格は7490円(税別)になることも決定した。初回封入特典としては『戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch』が500円(税別)で購入できる「割引価格購入券ダウンロ ード番号」がもらえるとのこと。
『戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch』とSwitch版『戦場のヴァルキュリア4』の具体的な発売日はまた不明だ。前者についてはエクストラコンテンツもすべて収録されていることは判明しているが、内容がPS3版の移植か、またはPS4のリマスターをベースとしているかは定かではない。『戦場のヴァルキュリア4』についても、PS4版との違いについての詳細はまだ不明だ。続報に注目したい。