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3月19日に全通する東広島・安芸バイパスの海田西IC付近。奥は広島市方面 © 中国新聞 3月19日に全通する東広島・安芸バイパスの海田西IC付近。奥は広島市方面

 広島県海田町と東広島市を結ぶ国道2号東広島・安芸バイパス(全長17・3キロ)が19日、いよいよ全線開通する。ただ、一般車両が通行できるのは日没が迫る午後5時半からだ。交流サイト(SNS)などには遅めの時間を残念がる声がちらほら。国土交通省広島国道事務所に理由を尋ねてみた。

 最大の理由は午後に「開通式典や祝賀行事があるため」(国道事務所)だ。午後2時半から、地元選出の国会議員や関係自治体の首長たち約200人が出席する開通式典が海田中(海田町)の体育館である。4時15分からは、新たに開通する海田町内の約1・6キロの一部区間を出席者が車両で通るパレードもある。

 昨年3月に立体化し開通した東広島呉道路の阿賀インターチェンジ(IC、呉市阿賀中央)は、午後2時から式典を開き、一般車両の通行開始は午後4時半だった。道路によって時間の設定はまちまちで、それぞれ行事に参加する人の予定を擦り合わせる結果という。

 国立天文台(東京)によると、19日の日没は午後6時21分。開通から約1時間後だ。国道事務所は「慣れない道での夜の利用開始は避けた」としている。バイパスの全通で、広島、東広島両市役所の間の所要時間は約30分短縮されて約46分に。SNSなどでは利便性の向上に期待する意見も目立った。

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